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2010年05月の記事は以下のとおりです。

煙突山

  • 2010/05/13 17:05
  • カテゴリー:観光
  • タグ:photo

新居浜市の南、中央に位置する国領川の上流に生子山があります
生子山には山根精錬所の残骸である煙突が残っており昔から煙突山と呼ばれています
目が良い方なら市内からでも煙突を見ることができるでしょう

ファイル 134-1.jpg
煙突山から(フル画像:3.50MB

上記の様な市内の写真を撮影するのに良い場所がないものかと考えたところ、煙突山はどうかなと・・・良い天気でしたので早速行きました

ファイル 134-2.jpg

山根グランド、別子銅山記念館の南から、約20分程で登れる距離です

ファイル 134-3.jpg

危険なので近寄らないようにと周りにロープまで張られていましたが、まだまだ立派に煙突が残っています
しかし登山道を含めもっと殺風景な場所(山)だった記憶があるのですが・・・やたら周辺の緑が増えたような気がします

ファイル 134-4.jpg

「煙突山120m」いつの間に出来たのでしょう
銅で作られているところが良いですね(意識されたのでしょう)

iBook G4 ディスク交換(2)

先日の続きとなるが、さてどうしたものか・・・当然、まずは原因を明確にしないとならない

そこで、ネットで徹底的にiBook G4について検索し本質に迫るページも探しあて

  • iBook G4のIDEは1系統である
  • IDEは66のチップであるがMacOSXでは33で使用されている
  • マスタにはDVD、スレーブにHDが接続
  • HDのジャンパはオープンで良い(つまりマスタ扱いで接続)
  • HDのジャンパは、iBookの接続コネクタでスレーブに制御されている
  • 接続するドライブにジャンパ以外のマスタ/スレーブの設定があるならばスレーブにしないとならない(後になるが使用したCF-IDE変換アダプタの設定で確認したので間違いないだろう)

つまり現象として

  • 認識していのはマスタとして付けた側のCFである(スレーブとして認識)
  • IDE上で2つのマスタデバイスが競合していたためエラーが発生した(のではないか)

早速、再度分解(流石に2度目は約30分で出来た)

まずはCFを取り出し(Windowsで)Read/Writeして正常であることを確認

CFをジャンパオープン時にマスタになる方へセットして、パームレストとKB、接触が怖いので裏シャーシを取り付け、Ubuntu Desktop版でCFの認識について問題なしを確認

全て組み立て直しインストールを無事終了(最初はハイバネートのことを考え手動でパーティション設定したがboot領域が上手く設定できず、再度自動でインストールし直した)

16GBしか使えなく書き換え寿命も気になるとことだが容量については問題ないであろう

尚、CFでもSSDと表示される(固定デバイスとして認識されている)

ファイル 132-1.png ファイル 132-4.png

○使ってみて

  • ベンチマークの結果ほど早いと感じない
  • 起動時間は1分位でHDの場合と変わらない
  • ハイバネートは、復帰ができないでリセットとなる
  • 静音性はある(コチッ~・・・コチッ・・・というヘッドの音が無くなった)が、FANが動作するので関係ないかも
  • 左部分の熱は少しは減ったようだが、CPUの放熱がほとんどだったのか全体的には変わった感じではない、全体的に熱を持ち、裏とかかなり熱くなる、暴走するようなことはない、ほぼ全体が金属シャーシによるシールドとなっているので、熱が伝導し筐体全体が熱くなる(分解して判った)
  • ワットチェッカによる測定では17W(デスクトップ表示のみのアイドル時)、HD時は16-17Wだったため省電力効果は不明 → ディスクの動作がないとほとんど変わらないので無意味

必要としないプロセスを動作させないようにして、またCPUクロックの調整もやってみることとにする

○CPUを600MHz駆動で使ってみて

  • FANは殆ど動作しなくなる(外気温20~25℃程度の場合)
  • 熱も比例し筐体がわずかに熱くなる程度になった
  • バッテリ駆動では3時間連続で使えた(無線によるネット閲覧+αのみの場合)

600MHz駆動だとCFにした静音性の効果が判る

○ディスクユーティリティによる読み込みベンチマーク

ファイル 132-2.png ファイル 132-3.png

どうしてか Read 60MB/s 出ています(CFの性能を超えているしキャッシュが利いていたとしてもIDE66になってないと)

○bonnie++によるベンチマーク

HD30GB

Version  1.96       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
Concurrency 1 -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP /sec %CP
ppc-laptop 1248M 96 95 16804 13 6848 6 412 94 20876 7 90.2 6
Latency 169ms 3094ms 4073ms 44749us 155ms 1652ms
Version 1.96 ------Sequential Create------ --------Random Create--------
ppc-laptop -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
files /sec %CP /sec %CP /sec %CP /sec %CP /sec %CP /sec %CP
16 5560 69 +++++ +++ 8511 58 5809 68 +++++ +++ 7154 53
Latency 9810us 11447us 8316us 8502us 5504us 12552us

CF16GB

Version  1.96       ------Sequential Output------ --Sequential Input- --Random-
Concurrency 1 -Per Chr- --Block-- -Rewrite- -Per Chr- --Block-- --Seeks--
Machine Size K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP K/sec %CP /sec %CP
iBook-G4 1248M 115 88 17048 9 9128 6 525 92 61224 17 91.3 4
Latency 268ms 1433ms 2925ms 38130us 29636us 537ms
Version 1.96 ------Sequential Create------ --------Random Create--------
iBook-G4 -Create-- --Read--- -Delete-- -Create-- --Read--- -Delete--
files /sec %CP /sec %CP /sec %CP /sec %CP /sec %CP /sec %CP
16 2936 29 +++++ +++ 9328 50 5796 58 +++++ +++ 8325 48
Latency 5630us 5573us 5749us 8906us 4142us 9886us

Sequential Output:連続での書込み
・Per Chr:キャラクタ単位
・Block:ブロック単位
・Rewrite:読込み、書込みの繰り返し
Sequential Input:連続での読込み
・Per Chr:キャラクタ単位
・Block:ブロック単位
Random:ランダムアクセス
Sequential Create:連続でのファイル作成・読込み・削除
Random Create:ランダムでのファイル作成・読込み・削除

iBook G4 ディスク交換(1)

○計画
iBook G4でUbuntuが十分に使えることが判ったので、本格的に移行するためディスクの交換を行うことにした

この際だしSSDにしようかと考えたが、インタフェースがIDEなので無理に高価なSSDを購入することもないし、将来使い回しするのも困難になるだろうと思い、CFを使用したSSD化にすることにした
一応だが、CFだからといって安価にできるわけではなく、現時点での相場から容量32GBでは200倍速あたりがIDE SSDと等価になると考えて良く、性能的にはSSDのほうが上だと思う
CFにしておけば将来安くなったときに交換できるし、田舎でも手軽に購入できるだろうという甘い推測と最悪デジカメで使うつもりで16GBのCFを2枚購入した(CFアダプタは別件で購入済み)

ファイル 131-1.jpg

・必要サイズは10GB前後を想定、SSDの書き換え寿命アップのため32GB位にはしたい
・CFが2枚なのはRAID0(ストライピング)にするため
・GREEN HOUSEの16MB233倍速が安価だった(公称 Read 37MB/s, Write 19MB/s)

論理上は、これでIDE66ならReadは最大、Writeは20-30MB位までいけるかなってところ(Write性能は要因が多いからどうなるか判らない)

この時点で問題だったのは、iBook G4のIDEはどうなっているのかってことで、IDE66だと思うのだがIDE33に押さえられている?・・・IDEインターフェースはDVDと別なのかどうか?・・・HDはマスタなのかスレーブなのか?など
IDEはiBookでないが2CHあるような記事や、HDはマスタで交換するなどの記事などは参考にした
しかし確証が持てる情報がなくて、結局OSXのシステム情報なども参考にして想像で行うことになる

ファイル 131-2.jpg

このCFアダプタは綺麗にできている(国産の少量生産品)

○分解
本日はエアコンと洗濯機の交換設置でごたごたしていたが、思い切ってA級と言われるiBook G4の分解に着手した

ファイル 131-3.jpg

分解手順は以下を参考(助かります)

http://bunkai.jp/mac/ibook_g4.html
http://www.rose-unet.ocn.ne.jp/macken/mac/hardware/ibook/ibookg4/hd_chg/ibkg4hd.html
http://homepage.mac.com/super_karakura/PhotoAlbum14.html

ファイル 131-4.jpg

手順は上記のように紹介されているので、分解にあたって感じたところを列挙
・六角レンチ(ヘキサドライバ)は、5/64 inch が合った(25.4 × 5 ÷ 64 ≠ 2 mm かな?)
・ゴム足は接着されてなく嵌め込んでいるだけ
・局面におけるネジが同じサイズでないので、ネジをテーピングするか紙にデザイン画してネジを置くなどしたほうが良い
・裏ケースの角を外すときは片側を浮かせた上で薄い板を詰め、もう片方のツメを外すようにする(両方のツメが同時に開放されないと空きにくい)
・裏ケースのCDドライブ側は薄い板でバッテリー側から差し込んでスライドさせれば空く(テレホンカードは厚いので、他のプリペイドカードを利用したほうがスムーズに隙間に入る)
・裏シャーシの右下には基盤表からのコネクタがあり、シャーシを外した時に取れることがあるので、忘れないように直ぐ付け直しておく
・パームレストを開けるときはスピーカへの接続ケーブルの位置に注意し配置を確認しておく(パームレストを付けるときこのケーブルの配置がズレていると綺麗に組み立てられない)
・最後のパームレストの下のシャーシのネジは3種あり、一番多い小ネジの付けるところはマークが付いていが、右側の3箇所はKB下のネジ穴にも適合するネジなので間違わないように(判らなくなったらパームレストを付ければ確認できる)
・HDの上に付いている押さえ棒を付け忘れないように

ファイル 131-5.jpg

エアコンと洗濯機の設置で途中間が空きながら、また裏ケースに手こずったのもありHDまで約4時間の格闘となった
さっさと組み立て直しUbuntuのインストールを開始(ネジさえ間違えなければ組み立ては簡単)

○インストール
RAID構成にするのでAlternateを使うのだが、CFが認識するか先にDesktop版で確認したところスレーブのCFしか認識しない嫌な予感がしたが、DesktopだからかなとAlternateを使っても同じ結果でマスタのCFを認識してくれない
MacOSXのインストールCDを取り出しディスクユーティリティで見ても、やはり1つしか見れなかった(CFが初期状態だったためか最初はCFを認識されてなく、MacOSXのインストールを途中まで進めて再度ディスクユーティリティを使用)

しかたないのでCF1枚にインストールすることにして、必要としないCF1枚を取り出すのに分解するのは・・・後にして・・・RAIDはできないからDesktopでインストールを開始

しかし、パーティション設定してCFに対するフォーマットが行われる際にディスクエラーが発生
エラーを無視してみたが、次々とエラーが発生するので途中で断念
再起動すると途中でコンソールメッセージとなるのかな、ディスクのエラーメッセージが表示された
この段階でインストールは断念、CFを破壊してしまったかもしれないと思いながら、最悪の結果で本日は終了

○余談
自宅の1Fと2Fの通信にはPLCを使用していて、困ったことにエアコンの変更直後から通信できなくなってしまった
問題なのは1FにIP電話とサーバがあり電話は不通でサーバは停止中、DNSサーバにもなっているので復旧させるべく、ディスク交換の続きは後日に持ち越しとなる

大洲城

  • 2010/05/06 20:47
  • カテゴリー:観光
  • タグ:photo

本日は宇和島まで行く予定だったのですが、やはりというか当然というか夜は飲みまくりまして、長浜→八幡浜→伊方→大洲という経路で観光し、最後に大洲城へ行きました

ファイル 130-1.jpg

大洲城の天守も明治まで残っていた貴重な城なのですが、明治時代に取り壊され作り直された天守になるのでちょっと残念(櫓は解体をまぬがれ国の重要文化財に指定されているとのこと)

城の雛形など(設計図ですね)資料が豊富に残っていたので、木組みなどかなり正確に復元しなおされているとのことです

しかし見るからに綺麗すぎで風格がありません(白っぽすぎませんかね)

石垣とかそのままのようなので、そちらのほうに目がいきました

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