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タグ「ADS-B」の検索結果は以下のとおりです。

コーリニアアンテナの改良

先週ADS-B受信用コーリニアアンテナを作ったが良いアンテナを作成すると画面で実感できるという魅力に負け改良することにした

改良前のnanoVNA計測

まずは先週作成のコーリニアアンテナを計測

IMG_20220828_100957.jpgIMG_20220828_101034.jpg

波がありSWRは1078MHzで1.14なのでずれているようだがnanoVNAが1000MHz以上では不安定なので正確とは言えない

改良内容

※)参考元

先端をGPにする → 実際はGP化は止め参考元通りとした

IMG_20220828_091340.jpg

エレメントを6段から14段 → 同軸コーリニア研究会様の制作マニュアルによると多段化で利得は得られるが打ち上げ角が狭く低くなるらしい

IMG_20220828_131048.jpg

今回も前回同様に同軸の差込方式としたが何故か接触不良が多く何度も作り直しとなり苦労した

収納パイプ

全長が1500㎜を超えるので2000㎜の塩ビパイプを加工

IMG_20220828_141551.jpgIMG_20220828_141650.jpg

出力側はT字の塩ビを使って横から取り出し下方には塩ビを繋いで土台のバーにするつもりだった(ベランダの手すりに付けるつもりが合わなくて現状は断念)

最終的に1800㎜程となる(現在は簡易設置)

IMG_20220828_144025.jpg

改良後のnanoVNA計測

IMG_20220828_135431.jpgIMG_20220828_135454.jpg

今度はSWRが1110MHzで1.06なので上側にずれたようだ

ADS-B受信結果

dump1090にて受信範囲が広がったことは認識

SS20220828_001.png

SS20220828_002.png

今回はRTL1090V2でも試してみた

SS20220828_003.png

SS20220828_004.png

SS20220828_005.png

関空は無理だったが,松山は範囲に入り広島,山口まで受信可能になったようだ

ただし打ち上げ角が低くなった分,四国山脈が近いため(目の前が1000超えの山だし)南側の高知は厳しい → 北方へ傾けるか別のアンテナを併用かな

更なる改良
  • アンテナ直下に受信サーバを設置 → アンテナから受信器までの距離が長く1090MHzだとケーブルのゲインダウンが大きいと考えられる
  • アンテナの傾きを調整
  • BPF,LNAの導入

NOAAの件が止まっていることもあり,実装しそうなのはNOAAと併用できそうな受信サーバの設置位かな

ADS-B受信用コーリニアアンテナを作る

ADS-B受信用(1090MHz)アンテナを作成,GPで十分かと思うのだけどコーリニアアンテナにした

主材料となる同軸ケーブルは日本アンテナ「S4CFB」を使用

コーリニアアンテナの構成は,

先端:{位相結合部(1/4λ)}+{エレメント(1/2λ)× n}+{位相結合部(1/4λ)・スタブ}+ {同軸}:受信機

となる

日本アンテナ「S4CFB」の波長短縮率は80%なので,

位相結合部:55㎜(1/4λ)× 2本

エレメント:110㎜(1/2λ)× 6本(全体サイズを1000㎜以内とするため6エレメントとした)

スタブ:100㎜ × 1本(調整はできたのだが取付が大変だったので最終的に削除した)

※)λ = 300 ÷ 1090 × 0.8(含む波長短縮率)

同軸ケーブル加工

網線の半田付けが困難なので同軸同時の差し込み方法を使う → 参考元

半田付けしないと同軸ケーブルの長さ調整が楽になるというメリットがある(半田による波長短縮も無くなるかと)

(もし半田付けするなら(同軸の種類によるが)網線の部分を銅線で加工すると良いか)

IMG_20220821_132028.jpg

差し込みなので被覆部分が55㎜もしくは110㎜になるように加工すれば良い

同軸専用のカッターがあれば確実だけどカッターナイフでも難しいものではない

IMG_20220821_132214.jpgIMG_20220821_132329.jpgIMG_20220821_132349.jpg

①網線まで確実にカッターで切り取り除く

②中芯線までカッターを入れても中芯線の被覆(発泡ポリエチレン)を取るのは困難(中心線を傷付けることにもなる)

③なので線方向にカッターを入れ中心線を削り出すようにすると良い

IMG_20220821_135118.jpg

組み立て

加工した同軸ケーブルを互いに差し込んで繋いで導通確認(差し込みの際の絶縁ビニールは無しで行った)

全てを繋いで導通確認できたら先端を導通させる

繋いだ部分は熱圧縮チューブで固定

IMG_20220821_151839.jpg

これを防水のためφ15㎜パイプに挿入(見栄えの良いパイプを採用)

IMG_20220821_135229.jpg

先端を塞ぐのに鉄パイプのφ16キャップを利用,ビニールテープで巻いて隙間を詰めた

IMG_20220821_135202.jpg

時間が押していたのでNanoVNAでの確認は省略(後回し)して簡易設置して受信確認

IMG_20220821_160025.jpg

受信実施

RTL2832を使いdump1090を動作させると・・・嘘だろ!って感じでみるみると受信

SS20220821_001.png

専用アンテナの効果が絶大なのを改めて実感

SS20220821_002.png

しばらく観て,大体120km範囲は受信できていそうだ(ローケーションは北の方が良いはず)

SS20220821_004.png

尚,この環境でも「RSP1クローン」は全く受信不可だった

SS20220821_005.png

動作させているソフトウェアが問題なのかな?(クローンなんで文句は言えないけど)

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