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2020年01月の記事は以下のとおりです。

ルーターの更新

かなり前(半年以上前)に購入していた性能の良い(無線LAN込みの)ルーター(Aterm WG2600HS)にようやく交換

IMG_20200112_140014963.jpg

単に「な!百葉箱」の復旧がありタイミングが良いのでアクセスポイントも交換したという理由

しかし交換は単純にはいかなく(随分と)嵌ることになる

まず我が家のLAN上には公開サーバがあるため内部DNSが必要となるが,最近のネットワーク装置がローカルDNSを選択できないためBBユニットの先にDHCPを無効化できるルーターを接続してローカルIPと共にDNSを指定する構成にしてある

(参考:装置の対応状況)

旧(フレッツ光時の)NTTルーター:DHCP無効あり,DNS指定ありで問題なく機能していた

HGW(RT-500MI):DHCP無効あり,DNS指定ありだが機能しない(障害だろう)

BBユニット:機能なし

WG1200,WG2600:DHCP無効のみあり

そして今回「Aterm WG1200HS」を「Aterm WG2600HS」にアップグレードしたがIPV6対応なのがネック(最終的に判明)になったようで簡単には設定完了しなかった

設定

・メイン画面

ATS000.png

機能的にブリッジにはできない(困った推奨メッセージである)

必要な設定は4か所

・基本設定

ATS001.png

ローカルルータにする(自動では動作不良となる)

・IPv4LAN側設定

ATS002.png

セグメント設定

DHCPサーバを無効にする

→ DHCPサーバが競合するとIPの割り付けができなくなる

・IPv6LAN側設定

ATS003.png

DHCPv6サーバ機能は「使用しない」にする

→ 「使用する」にすると有線LANで名前解決に時間が掛かる(何故か無線LANでは問題ない)

・ポートマッピング設定

ATS004.png

サーバへのNATを設定(BBユニットでポートを限定しているので全てで問題ない)

備忘録
  • BBユニットのルーティング設定を忘れないように
  • この位置ではルータとして設定しなければならない
  • BBユニットのセグメントをDMZにしても良い
  • 専用のDNSを構築した方が良さそう

な!百葉箱の異常

1/8の12時頃から「な!百葉箱」が突然動作不良になる

この日は日本海で発達中の低気圧の影響で西日本から東日本にかけて強風となり新居浜市も去年の台風以上の強風となった(雨は無し)

今回は全くサーバへ情報が送信されていないようなのでハードウェアの停止か故障の疑いがある

風の影響で不良になったかどうかは解からないが少なくとも原因の1つであるのではないかと思う

もしかすると前回のようなセンサーの問題かもしれない

調査

平日は調査する時間が無かったのでしばらく置いていたがやっと外すことができ原因を調査

IMG_20200110_192928427_HDR.jpg

特に外観の損傷は見られない

今回は同じ様なことが今後も発生した時に簡単に対処できるようにするための仕組みも考えるため手順を追って調査

(リセット)

IMG_20200110_200546993_HDR.jpg

ESP8266をリセットしてみたが復旧せず

(電源再投入)

IMG_20200110_201137644_HDR.jpg

電源OFF/ONでも復旧しないので完全に何らかの故障と判明(外部操作での対処不可)

(センサー)

センサーを交換しながら確認したがセンサーの問題ではない

(ESP8266)

ESP8266を外してプログラムの書込みは出来たので問題はなしと判定

開発ボード上のためセンサーなしの状態で動作させる

バッテリー電圧が0(バッテリー駆動でないため)なので60分のディープスリープとなるが60分のディープスリープから復帰しないことが判る

更に通常の10分どころか2分でも復帰しない

別のESP8266で確認したところ同様なのでセンサーなしだとディープスリープが異常になるようだ?(プログラムミスなのか?不明)

(基板)

ESP8266やプログラムの問題はなしとし再度基板を詳細に追跡してみると電源ラインの一部に問題がでた

IMG_20200111_153950444_HDR.jpg

3.3Vラインの途中から切れており正常に全体に電力供給されていない

元々問題なかったので室外駆動で不良半田部分が現れたのかもしれない(風の影響か?)

復旧

3.3Vラインの不通の部分を半田し直したところ復旧した

使用していたESP8266も壊れていたことが判り交換

温湿度センサー(DHT22/AM2302)も,また湿度が100%に張り付き気味で正常な測定ができていないので今回から(SHT31)に交換

DHT22/AM2302は8個も購入し使ってみたが湿度測定に関して正確なデータは最初だけで直ぐに使い物にならなくなる(使い方が悪いのかもしれないがソフトウェアの問題とは考えにくい)

基板の裏をテープ養生して少しは雨の影響を受けないように改善

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装置を外す手間を減らすため太陽電池からの電源供給ラインを防水コネクタで切り離しできるようにする(電源ラインの改修対応でもある)

その他,メンテナンス性を良くするため配線ルートも改善

運用

1/12 18:00から再運用開始

アイストキャンセルの実装

  • 2020/01/05 16:56
  • カテゴリー:

アイスト制御に馴染めないのでアイストキャンセルできるようにした

Nシリーズではアイストキャンセルボタンなどはなく,ECONモードをOFFにするとアイスト制御されないようにはなるがエコモードでの走行もできなくなるため,ECONモードONでアイストキャンセルしたかった

そこで「ECONモードONのままアイストキャンセル」や「アイストのみキャンセル」で検索

すると先人様の情報を得ることができたので参考にして実装

(仕組み)

  • アイストしない条件の1つとしてボンネットが開いているというのがある
  • ボンネットには開閉センサー(スイッチ)があり,このスイッチを取り外すとアイストしなくなる
  • しかしボンネットが開いた状態ではキーロックした際,簡易セキュリティが動作しなくなる(走行は可能)
  • そこでエンジン動作時と停止時で開閉スイッチの状態を動的に変更しアイストを制御する

尚,アイストしないとエコで無くなるだろうと思う人もいるかもしれないが,余程の渋滞でもない限りアイストでの燃費の影響はなく逆にアイストするために専用バッテリーの交換(廃棄)という周期が短くなることが懸念される(使用済み鉛蓄電池の処分は廃棄物処理法(環境省)により適切な処理が必要)

更にアイスト制御で

  • 右折待ち停車毎に止まる
  • 毎日バック駐車する前に止まる
  • 駐車するため停止すると止まりパーキングでエンジン始動
  • 冬は止まると(気温で再始動はされるが)寒い

という事態が発生するのには馴染めなかった

実装基板の改造

アイストキャンセルのための回路はドラレコの電源(DCDC)基板に実装してある

一度取り付けたが不足分の機能とケースに入れるため取り外した

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(改造内容)

  • 車載用のスイッチが手に入らなかったためスライドスイッチをケースに付けた
  • アイストストップON時が判るようにLEDを取り付けた
  • アクセサリー電源とアイスト用ケーブルの(再)結線
電源とボンネットセンサーのあるコネクタ

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赤枠部が電源(コネクタとヒューズ),青枠がボンネット開閉スイッチのケーブルがあるコネクタ

ボンネット開閉スイッチケーブル

青枠のコネクタを引き抜く(他のコネクタも外さないと困難だった)

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下側の右から5番目のピンにボンネット開閉スイッチのケーブルが接続されている

(当然ながら)予めケーブルが正しいかを確認する

確実な検証ならボンネットのスイッチ部との導通を確認すべきだが,車体との導通確認で十分なのでテスターで導通試験しながらボンネットを開閉してみる

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確認できたので切断してギボシ端子を付けようとしたがケーブルが短いためケーブルを延長することに

困ったことにケーブル接続用の圧着端子がなかったので半田付けして熱圧縮チューブでシールド

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コネクターを戻し,全ての接続を終え動作確認

結果

後期のN-WGNターボカスタムで異常もなくアイストキャンセルできた

ボンネット開閉チェック処理のタイミング等で問題が発生してもおかしくないのだけどリレーでの制御は問題ないようだ

(電子スイッチにするつもりを反応は遅くなるが実績あるリレー制御にしたのは正解だったのかもしれない)

アイストキャンセルのためのスイッチは付けているがエンジン始動後に切り替えることはできないことを情報で得ている

なので,ON/OFFの切り替えはエンジンを止めてから実行する必要がある

実装基板を入れたケースは良い場所がまだ見つからないので運転席下のトレーに置いてある

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鉛蓄電池の充電器

秋月の小型シール鉛蓄電池充電器キットを使用して鉛蓄電池の充電器を作製

これまでも(それなりに)充電していたけど,速く安全に安心して充電できるように秋月キットを購入

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逆流防止ダイオードは(VF=0.4Vの)表面実装版を裏に設置

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ほど良いタッパーに入れて完成

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以下のように鉛蓄電池に合わせて充電時の電流(1Vで200mA)を半固定抵抗で調整する

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そこで簡単に調整できるように外付けボリューム化とAVRで電流表示しようと考えたが電源を共通化できないため断念

せめて充電完了が判るようにLEDを付けようとしたがVFが取れる場所が無かったので単純には不可

結果,こちらを参考にLEDを設置した

しかし0.6V未満にてLEDが消灯するため計算上は120mA以上の充電でしか点灯させられない

現状は充電する鉛蓄電池が限られているので将来にて対応を考えることにする

(追加)

キットの基盤は兼用なので実装しない部品を最初にマークしておくと良い

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