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カテゴリー「実験・研究」の検索結果は以下のとおりです。

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SG作製のための試行実験

SG(シグナルジェネレータ)を作製しようと購入していた「AD9834DDSモジュール」と「周波数カウンターキット」を使うために実験

AD9834.jpgDkit.jpg

AD9834DDSモジュール

arduinoでコントロールすることにしてUNOと接続し簡単に動作確認してみる

IMG_20241228_101327.jpg

UNOとの接続はSDI

CLK: ⑬SCK(H/W)

SDA:⑪MOSI(H/W)

FSY:CSは⑩ピンを使用(LOWで選択)

電源は+5(モジュール上で3.3Vにしている)

当初,アナログ出力をオシロスコープで計測できなかったため,ボードが異常かと思い基板上の半田をやり直してみたが変化なし

実は出力レベルが小さくてオシロスコープのAutoボタンでは検出できなかっただけで手動で電圧レベルを変更したら計測できたので問題なかったことが判る

IMG_20241216_144218.jpg

後で確認したところ10MHz時20mVしかない,更に周波数が上がると低下する

IMG_20241228_103403.jpg

周波数を操作するためロータリーエンコーダを接続しSDI接続のディスプレイを接続

IMG_20241216_170511.jpgIMG_20241228_094731.jpg

しかし,ディスプレイの表示がU8g2ライブラリでDDSモジュールのSDI制御と被ってしまい操作不能となったため断念

周波数カウンターキット

SGを作製するにあたり,懐かしきミズホ通信「DX-555」が欲しかったので見映えをマネしたいと思って7セグLED表示のキットを購入しておいた

キットを作製(2台)すると1台が動作不良で,調査したところ1つはスルーホールの接触不良,2つ目はPIC用のクロック調整であまり綺麗な発振でなかったがトリマーの操作で動作はするようになった

IMG_20241228_094625.jpg

IMG_20241228_094636.jpg

①電源ジャックの合う規格のアダプタがないため電源はピンから供給するが,ジャック挿入時にGNDラインが接続させるようになっているので結線

②ケース設置時ピンが前面では邪魔になるので裏に向けて接続(ブレッドボードでも扱いやすくなる)

③測定入力用のGNDピンは基板のパターンになく接続されてないので隣のパーツのGNDに接続

④外部入力時に影響するので水晶測定用のコンデンサを外す(ついでにソケットも外した)

このキットは安価であるが入力をPICに直入れているのでTTLレベル(5V)でないと測定できないため感度を上げるアンプが必要となる

2SC1815を使って1石で増幅させてみたのだけど・・・どうも上手く動作させれないため宮甚商店さんの回路を参考に測定できるようにした

Dkit_AMP.png

(注)デジタル計測にした時にOUT前のカップリングコンデンサを削除

1MHzまで出力できる簡易SGで入力を最低(約50mV)にして確認

IMG_20241225_101842.jpg

周波数アップに向けて改良

AD9834DDSモジュールと接続してみたところ12.4MHz位までは測定でき,水晶測定用のコンデンサを外すと14.6MHzまで可能になる

IMG_20241228_095720.jpg

できれば30MHz,少なくとも21MHz位までは測定できるようにならないかパーツを調整してみたり別回路も設計して試してみたが上手くいかない

アンプの電圧を上げればいけると思うのだけど,5Vに執着していて最終手段として9Vにすることも視野に入れるかと思っていた時,計測はデジタル出力を使えばいいじゃない

ってことに気付きAD9834DDSモジュール側のスケッチを調整

AD9834の日本語版説明書が判りにくく英語版を兼用してなんとか理解して実験してみる

10MHz出力

①CMD_OPBITEN=1でSIGN BIT OUTをイネーブルにしただけ

IMG_20241228_105604.jpg

これでデジタル出力がONになるが周波数が半分となる

②CMD_DIV2=1にして分周なしにする

IMG_20241228_105712.jpg

デフォルトだと分周されるので分周しないようにONにするとアナログ(サイン波)と同じ周波数での出力となった

③CMD_SIGNPIB=1を②に追加してコンパレータ使用

IMG_20241228_105907.jpg

説明ではコンパレータを通すことにより方形波になるとの事だが変化がないことが判る

出力はTTLレベルになるようなネットの情報もあったが,どうやらそうでもなくVpp340mVってところであった.

しかたないのでデジタル出力でもアンプを通して計測することにしたところ20~21MHzまで計測可能になったので良しとする

以下はデジタル出力を周波数カウンタ表示しながらアナログ出力をオシロスコープで計測している(10~20MHzへ100kHz単位でアップさせて確認したところ)

IMG_20241228_120053.jpg

尚,デジタル出力をONにするとアナログ出力も若干アップするようで見え難いがVpp84mV(DIV50mV)となっている

tinySA(スペクトラムアナライザ)で10MHz時の出力を確認

IMG_20241228_121939.jpg

最大が10MHzで低調波と高調波が確認できる

サイン波出力のみだが出力レベルの変更もできるようにしたいかな

現時点の確認用スケッチ(TAB4,SJIS)

温度センサーの確認

3Dプリンタの温度管理のため温度センサーの準備をしている

BMP280のI2Cアドレス

複数個所の温度を取得しようとした時,複数のセンサを繋がないとならないがBMP280なら2つのアドレスが使えるってことで確認

仕様ではSDO端子をVccにつなぐと0x77で、GNDに落とすと0x76になる

良い具合に気象観測用で不良で交換したBMP280がある(6個あって完全に使えないのが2個で1個は実験で破壊したから3個)

SDOピンにプルダウンされている10kΩのチップ抵抗を外して,隣のプルアップされているピンに接続

IMG_20230804_153329.jpg

3.3VロジックのArduino miniでI2Cで接続してアドレス確認と温度取得確認

IMG_20230804_153235.jpg

BMP280をSPI接続で使用

ESP32-CAMではI2Cが使えないのでSPIで接続できるようにする

10kΩのチップ抵抗を全て外せばSPIで接続可能

IMG_20230805_144647.jpg

結果はESP32-CAMではSPIのセレクトラインであるCSを割り当てられるピンがないため失敗

IMG_20230805_144925.jpg

SPIに改造したBMP280の動作は未確認

ESP32-CAMでDHT22(AM2302)を確認

SPIの4ピンはSPIで使用しないならI/Oピンで使用できるのではということでAM2302を接続してみる

IMG_20230805_175811.jpg

通信に1ピンしか使用しない(専用I/F)ので13ピンで温度・湿度・気圧が取得できることを確認(12ピンは使用不可のようで,接続しておくとスケッチ書き込みでエラーとなり,外して無理やり書き込んでもスケッチは動作しない)

IMG_20230805_175742.jpg

ステッピングモーターでロータリースイッチを制御

当初はバリコンを遠隔制御するため以下のようなモーターを購入していたのだが上手くいかないので現在はバリキャップ(可変容量ダイオード)に切り替えようと思っている

IMG_20230607_192903.jpgIMG_20230607_192942.jpg

その中で購入していた4相ステッピングモーターがバンド切替に使えるかもしれないと考え試してみた

IMG_20230607_193229.jpg

動作確認

まずは4相ステッピングモーターの動作を確認(YouTubeでよみやさんが丁寧に説明しているので詳細はそちらで)

専門では「2相ユニポーラ」と言われているようだ(2相はバイポーラ)

以下のように2相(青1ー黄3,オレンジ4ーピンク2)の間に1本共通の線(赤5)が配線されている

20230609_001.png

これに電流を順番に8シーケンス流すと回転する(以下は正回転)

20230609_011.png20230609_012.png20230609_013.png20230609_014.png

20230609_015.png20230609_016.png20230609_017.png20230609_018.png

逆回転させるには逆順にする

2相だと2つの電磁石の極性を交換させながらモーターを回転させるので1相毎に4石(計8石)必要だが4相だと既に4方向あるので4石で済むことになる

IMG_20230607_210158.jpg

正回転テスト用スケッチ

ロータリースイッチと繋ぐ

IMG_20230608_164545.jpg

ダイレクトにロータリースイッチに繋いで動かすにはトルクが足りなそうなのでフランジを3Dプリンタで作製(PETG使用)

IMG_20230608_164620.jpgIMG_20230608_164642.jpg

トルクが不足していないか試行して確認

回転したので次へ

ロータリースイッチ回転制御

ロータリースイッチの位置を判断するため2回路を使い抵抗で分圧回路を構成

20230609_021.png

ケースを3Dプリンタで作製(PETG使用)

IMG_20230608_193835.jpg

ロータリースイッチとステッピングモーターを組み込み

IMG_20230608_201320.jpg

UP/DOWNスイッチを付けたスケッチを作製して確認

スケッチ

改良・課題
  • ステッピングモーターを動作させない時はMOへの制御をOFFにしていおかないと電力を消費する
  • ロータリースイッチのスイッチ間にスイッチ未接触間があり対処が以下の場合と絡む
  • 回転時の異常発生を考慮してタイムアウトしているが,その場合の対応策
  • フランジの軸受けが甘いため動作不良が起きた場合の対処
  • モーターの軸が中央にないのでケースサイズが大きくなる

不良品のAD9833は中華製あるあるだった

先日確認したところ出力が得られないため不良品としたAD9833モジュール

購入先のAmazonで不良が多いとのコメントがあり,その中に半田付けが粗いというコメントもあった

そこでチップ面をじっくり観察

IMG_20230603_170603.jpg

目視してもレンズを使っても見えないのでスマホのカメラで10倍撮影して確認してみるとピン間に半田の接触がありそうに観えた(ほんの僅かに下から突き出している)

試しにを軽く吸い取ってみる

IMG_20230603_202759.jpg

ピン間の半田は無くなったように観える

IMG_20230603_174036.jpg

再度モジュールの確認をしてみると

IMG_20230603_202438.jpg

出力できるようになったではないか!

さすが中華製

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