新しい車用のドラレコを探していたところ,評価も良好で価格も試しでも良さそうだったので(アクションカメラでは有名?な)VANTOPのドラレコを購入
製品名はマニュアルに「Discovery H610」と書かれてある
綺麗にパッケージされており,予備欲しいなと思える(取付用テープやビス,ゴムバンド)が2セット入っていた
初期設定
とりあえず電源を観てみると12VからDCDCの5V2000mAでコネクタがミニUSBだったので
5V2000mAを出力できるアダプタを準備して動作確認して
画質や操作性の確認と設定を済ませた
初回の印象として画質は良いが操作性がいまいち
評価用のため取付
取付後に問題あると外すのが大変なので暫定的に取付て1週間程評価する
フロントは簡単に取付
リアは仮設だし外側には既にナビのカメラがあるので内側のリアウインドウ上部に付けることにした
そのままではカメラの角度を曲げても下向きになるためリアウインドウから少し間を置くためのアダプタを制作しなければならない
そこで間に木片を使うことにして,アルミ板を間に入れて両面テープで貼り付けることにした
木片は15㎜角で腐食しないようニスを塗り,カメラとアルミ板は振動でも取れないよう木ネジで止めた
試しに付けて確認したところ失敗で少しカメラが下に傾いておりバックミラーにはならない(少しは下向きでも良いと思っていたのだが)
なので,角度を付けるためアルミ板を曲げて作成し直した
リアに取付
一次評価
(満足点)
- 画質と明るさは昼間は当然で夜間も十分である.対向車ナンバーも一般道では認識できた
- 画角が思ったより大きい(素晴らしい)
- 最初は戸惑うがカメラによるバックミラーは車内が映らないことと明るく観えることで後方の状況が良く判る
(不満点)
- 機能ボタンをタップしても音はするが画面が変化しない(何度もやり直すことになりイライラする)
- バックミラーなのだから電源ON時の初期はバックか鏡になるのが当然だと思うのだがフロントとバックしかなく鏡を選択できない
- 鏡から画面をタップするとフロントが映るが何故フロントとバックの切り替えがフリックなの?タップで画面モードを切り替えすれば良いのに
- ドラレコは事故の時だけ利用するものではない.H.265でも5分で500MBも使用し前後で1Gと考えると1時間で12GBとなり128GBでも10時間しか記録できない(C社のドラレコでは720pでも十分だったのを考えると2Kも必要なのだろうかと思う)
- 動画利用にはmSDの取出しが必要だがメディアが取出しにくい
(不安点)
- 重量と取付方法を考えると事故の衝撃で外れてしまうと思われ,本体が乗車者に当たり負傷するる可能性が高そうだ.現状だと左右の固定用バンドを紐等で通し中央で固定したほうが良いだろう(たすき掛けに改良が良いかな?)
- 事故の衝撃があった場合に正常記録されているのか信用するしかない点(C社は衝撃で壊れても記録されていた)
- バックする際バックミラーがバックカメラになる機能があるがバックカメラはバックミラーの死角になる範囲を映すのであってバックミラーの代わりではないためバックミラーが無くなることに懸念あり(拙者の車にはナビにバックカメラがあるため本機能は利用しないでよくバックミラーとバックカメラを観ることができるが更にサイドミラーがデジタル映像化され1画面で同時に観ることができるようになると良いなと考える)
二次評価(追加)
一般道でしか検証してなかったところ高速を走行したので追加
- 画面タッチ操作の反応が悪い:高速走行中に画面に触れ再生画面になってしまいバックミラーに戻すことができなかった(電源切りで対処)
- 記録再生を画面フリックのような簡単操作でできることが問題(ドラレコとして考えられていない操作性ではないだろうか)
- 撮影されたリアカメラの映像では問題無いように観えるがリアルではコマ落ちしているので後方の遠近感が正確に測れない(一般道では問題にならない程度だが高速道では重大となる可能性有り)
- カメラ(SONY IMX335)にHDR機能が付属しているはずなのだが動作していない状況がある
これらはミラー型ドラレコとしては回避方法があるとしても欠陥でないかと思う
記録された映像は十分なのだがドラレコとしてはこなれてないようだ
記録サイズ(参考)
- メディア:新しく購入した128GBのmSDを使用
- コーディック:H.265
- 総記録時間:約5時間30分
- 使用量:57.3GB
- フロント:約570MB/5分 66ファイル
- リア:約430MB/5分 66ファイル
ビデオ(参考)
(反応の悪いタッチパネル)
(高速走行フロント:90秒)
(高速走行リア:90秒)