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カテゴリー「測定器・装置」の検索結果は以下のとおりです。

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AD9834を使ってSGを作製

なかなか思うようにいかなかったが完成(ケース未塗装)

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9740kHzに合わせて台北国際放送を受信

基本部

実験でAD9834とディスプレイのSDI接続を共存させるのが難しそうなので(直接制御なら可だけど)止めることにしたため,周波数表示は良いが状態表示を代行するものを実装しなければならなくなる

そこで周波数のアップダウンをレガシー的なアナログのロータリースイッチで行うことにした

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  • 周波数発生はAD9834
  • AD9834のコントロールは「Arduino Pro Mini V3.3」
  • 周波数の変更はロータリーエンコーダ
  • アップダウン周波数の変更はロータリースイッチで(1M/100k/10k/1kHz)とし,6接点あるので前後に455kHzと10MHz固定を割り当て

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(注)AD9834周辺はモジュール実装で省略

スケッチ(TAB4,SJIS)

周波数カウンタ

AD9834への周波数設定を表示すれば周波数カウンタは必要ないがDX555を真似た構成とした(結果,実際の出力を計測)

実験で上限22MHzまではカウントできるプリアンプを得たが下限が約500kHzだったので再度調整

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結果ダンピング抵抗を追加して解決

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変調用信号

アナログは苦手なのでネットで情報を仕入れて「ツインT形正弦波発振回路」を構成

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楽器の調整基準は430Hzあたりで,無線(というか放送)では666Hzだったと記憶していて設定したが,最後にはDX555と同じ600Hzにした(周波数はRV3で調整可能)

変調回路

問題はここだった,振幅変調なんて簡単と思っていたところ思い通りいかなくて試行を繰り返すことになる

(注)変調(モジュレータ)って加算だったのですね,乗算がミキサ(つまり周波数の足し引きになる)なんだそうです(日本では逆で教えていたとのこと)

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手前が信号発生,奥がコレクタ接地による混合変調だが結果が得られなくて嵌る

実は入力信号が弱くて駄目だったようで入力をデジタルで作ってVpp5Vで試してみたら問題なく変調結果が得られた

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そこで前段を設けるとか試行したが綺麗な波形がでない

どうしたものかと悩んでいたところ,DBMで変調できるとネットで知ってSA612Aがあるので試すと(いろいろやらないと駄目だろうと思っていたのだが)すんなり変調できた

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入力は約Vpp200~400mVあれば良いようだ

出力はVpp700mVくらいになるので0dBってことか

調整と計測

(消費電力)

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5V,40~50mA位の省電力

(600Hz信号)

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MA176mV,Vpp340mV

(SG10MHz直接出力)

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MA122mV,Vpp236mV

(SG10MHz変調信号なしSA612A出力)

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MA68mV,Vpp132mV

(SG10MHz変調600HzSA612A出力)

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MA480mV,Vpp940mV

外観

(前面)

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(後面)

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(中身)

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その他

DX555にように入力を切替て周波数カウンタモードにすることもできるが現状は未実装

アナログは難しいけど,無線通信の中心はまだアナログであること

  • メディア(CDやDVD)は,アナログーデジタルーアナログ(記録はデジタルだけど入出力はアナログ)
  • 有線通信は,デジタルーデジタル(PCからPCはデジタルになった)
  • 無線通信は,デジタルーアナログーデジタル(空中ではアナログ)

ディップメータ発振用コイル作製

試作したディップメータの発振用コイルを揃えた

材料はφ10㎜の丸パイプに0.5㎜か0.35㎜のエナメル線を巻いてインダクタンスを調整,RCAケーブルから取り出したコネクタに取り付ける

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目安となるインダクタンスと巻き数(先にクリップを作っておくと便利)

インダクタンス目安(μF) 線材直径(㎜) 巻数目安 実インダンクタンス(μF) 実周波数範囲(MHz)
25 0.35 100 20.3 4.3~7.8
10 0.35 45 7.6 7.1~12.5
4 0.55 29 3.6 10.2~18.0
1.6 0.55 14 1.5 15.2~27.3
0.6 0.55 7 0.5 24.6~45.3

注)これより低い周波数はフェライトバーなどで透磁率を上げないと長くなりすぎる

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ケースを作り直したかったが3Dプリンタの調整中のためツマミのみ追加

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ディップメーターの試作

昔から欲しかったディップメーターを試作

前々から構想はあってデジタルで作れば簡単じゃないか,つまりデジタルで発振・計測・表示って考えていたのだけど,ディップメーターの高周波出力はある程度でダウンするような作りにしないと駄目とのことで高周波回路を自身で考えるのは無理っぽいので制作記事を参考にした

参考にしたのは「CQ誌 2008年7月号の記事 ディップ・メーターの制作」で「やさしい電子工作教室」にも中身の確認はしていないが同じ記事が載っているようである(電子書籍で手に入るようなので紹介)

比較的多くの方が参考にして作製されているようで動作までのトラブルが少ないのかと思われる

材料

15年前の記事ということもあり必要なパーツの入手で困ったのは次のとおり

  • FET(2SK241GR):2SK241Yは手持ちにあったがGRも欲しかったのでAliexpressで購入(送料込み10個¥532)
  • ラジケーター:DAISOの電池チェッカーから取出して使うと安価となっているが既に入手不可.同等品はAmazonで¥1,000~¥1500程度(Aliexpressでも送料含むと変わらない)秋月電子では¥800(送料別)で手に入る.ジャンク箱にセリアの電池チェッカーがあったので利用(仕様が合わないので追加回路が必要)
  • アルミ・ケース:加工が面倒なので3Dプリンタで印刷し銅シートを裏側に貼ってシールドする.購入すると¥1,000程度の出費
  • その他:手持ちにあり
ラジケーター対応

必要なのは500μAの電流計で,DAISOの電池チェッカーは丁度良いみたいなんだけど,セリアの電池チェッカーはmAクラスらしいので確認してみる

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フルスケールが6.7mAで,中央が2.0mAだったので,ラジケータへの出力を2SC1815Yで調整(Vcc=9V,hFE=180として,Ic=5mAなので1kΩ+半固定 ,Ib=0.028mAあたりになるように100k~500kΩ半固定,バイアス不要)

動作不調ならATMega328+OLEDを使ってレベルメーターを作ることも考えていた

u8gライブラリで試作した例(u8g2では描画が遅くて実用にならなかった)

ユニバーサル基板に載せる

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パーツの追加や調整があるかもしれないのでランド基板にするのは止めた

ケースを作る

いつものとおりFreeCADで設計し印刷したところ反りが発生して何度も印刷することになる

3度目は確実と(忘れていた)ケープを使い,ドラフトシールドも追加

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多分ケープだけで問題なかったと思う(→)こんな感じに反る

ガラス+ケープは最強で剥がすのが大変

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ケースに収めてまずは完成(シールド未)

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(※)後でラジケーター調整用の半固定抵抗を載せている

動作試行

既製品の10μHで発信確認,発振用のコイルはRCAコネクタ(ケーブルから取出し)で交換可能にした

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テスト用LC:L=10μH,C=47pF,f=7.34127MHz

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実測値:L=15μH,C=46pF,f=6.05893MHz

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算出値と異なるがバリコンを回すとディップはした

ボリューム(つまみ無)で発振させておいてバリコン(白)を回してディップさせる

L=12μHならC=46pFでf=6.77408となるのだが,DM6243は誤差多いってことで自作Lメータで計測すると

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9.2μHだとf=7.7365MHzでもっと外れてしまったので要調整だな

改良予定
  • ディップ周波数の調整
  • 持ちやすいようにケースの幅を縮める
  • 発振用コイルの追加
  • ラジケーター(対応低)

テスターのヒューズが切れていた

この前テスターで電流を計測したら正確な数値が出なくて困っていたが,どうやらヒューズが飛んで(切れて)いたようだ(しかも2台とも)

別件で電流測定しても0Aなんでヒューズかなと思って開けてみたら切れていたわけだ

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こちらはレンジ選択式でミスったと思わないので切れたタイミングが不明

250V600mAで20㎜幅のヒューズ(画面に乗っている部品)で,250V500mAの在庫があったので交換

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こちらの方はオートレンジで切れたのはどうしようもない

同じく250V600mAだが10㎜幅という手に入りにくそうなヒューズだったので500mAのリセッタブルヒューズを付けた

そのままでは付けれないので10㎜幅のヒューズに半田付け

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500mAのリセッタブルヒューズだと250mAから抵抗が大きくなり始め500mA断なんで良くはないのだけど試してみた

とりあえずは200μAの定電流回路を(別件で作る必要があったのでついでに)確認

60mAレンジ(もう1つ下に60μAレンジがある)

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オートレンジ

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もう1つ正常だったテスターでも確認

2000μAレンジで209μAを計測

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これで電流測定が正常に戻った

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