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UV-K5 Ver.2.5 HF Mod 改造

  • 2025/01/26 16:49
  • カテゴリー:ラジオ

「Ver.2.5 FULL HF BAND Modification」を調達

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調達時(2024.11)ではV3.0を終えV5.0があるが性能差も少ないし低価格と手に入り易いこと改造のし易さでV2.5とした

V2.5ではHF用の専用アンテナを繋ぐことが可能な改造となるがV1.0,V2.0の兼用アンテナ改造用のパーツも入っている(右が今回使用する部品)

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改造前の最後の姿

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(改造)

マニュアル類は無いのでYouTubeに投稿されている改造方法を参考にした

(参考:以下の2つが適切で良い)

https://www.youtube.com/watch?v=z9UWblYmWzU&list=WL&index=8

https://www.youtube.com/watch?v=UXaLTA0y90c&list=WL&index=9&t=2293s

①分解

VRつまみとバッテリーを外して本体を取り出す

これがぴったりはまっているため大変だけどマイナスドライバなどで無理にこじると本体に傷が付きそう

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②スピーカの接続を外す

拙者のケーブルは(この方向から)左側が赤だった

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③HFアンテナ取付用のSMAコネクタを付けるためLEDを外す

LEDの足を曲げて付けているので,液晶を浮かして処理したほうが楽

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④FM受信用DSPチップ(BK1080)を外す

拙者はチップの足に半田を盛って外したがなかなか取れなくて無理に引っ張ったせいで1PINのパターンを剥がしてしまった

やってしまったと思ったが接続先が判っていたのでジャンパで対応した

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カッターナイフでチップの足を切り取った方が安全かもしれない

⑤基板を設置

場所を合わせてみて両面テープで固定する

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基板が薄いので補強のためにも貼った方が良い

⑥基板を半田付け,ジャンパは2本(拙者は+1本)

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(参考)

以下に接続箇所(赤)と導通チェック箇所(青)を示す

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⑦ファーム書き換え

ここで転送ケーブルとバッテリを付け,PTTボタンを押しながら電源ON

「CEC_051.HF.packed.bin」をファーム公開先からDLして書き込み,起動画面を確認したらとりあえず良し

ファーム:https://github.com/phdlee/uvk5cec/releases/tag/v_01HF

書き込み:https://egzumer.github.io/uvtools/

⑧SMA端子用の穴加工

SMA端子が6.2㎜位なので6.5㎜のドリルでLEDの穴を広げると丁度良いサイズとなる

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⑨SMA端子の加工

ピンが邪魔になるのでニッパで切って鑢で削る

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線を半田付け

⑩組立

SMA端子,スピーカを取り付けて組立直す

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SMA端子の取付で参考ビデオでは内側を削っているが処理しなくても入る

(試用)

Sメータが怪しげな数値であるがHF帯は良好に受信できている

夜に海外局を受信してみたところ感度が良かったのでRFアンプの効果は高そうだ

メインDSP(BK4819)の動作は,AIRバンドで確認したところ問題なし

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(操作方法)

使ってないと忘れるので自分用に記載(以下のイメージ図はHF/FMモード時)

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BK4819:V/UHFモード

SI4732-A10:HF/FMモード

電源ON時はV/UHFモードとなりHF/FMモードへの切替は⑥《0FM》の長押で行い,V/UHFモードへは⑧《EXIT》

V/UHFモードとHF/FMモードでは操作が異なる

・HF/FMモード

《PTT》:機能しないモードにしている

《■》:メニュの設定UP

《■■》:メニュの設定DOWN

《M》:①メニュ(BND・STP・LNA・BW・BFO)選択

《↑》:周波数UP

《↓》:周波数DOWN

《EXIT》:⑧取消,V/UHFモードへ

《1》:④BFO 10Hz UP(メニュでBFOを選択して↑と同じ)

《2》:⑨周波数の数値入力開始となる

《3》:⑨周波数の数値入力開始となる

《4》:④BFO 10Hz DOWN(メニュでBFOを選択して↓と同じ)

《5》:なし?

《6》:なし?

《7》:機能させていない

《8》:なし?

《9》:なし?

《*》:周波数ステップ変更(表示周波数にアンダーバーが移動してステップを示していて数字下が1数字間は5ステップ)

《0》:バンド切替メニュ表示

《F》:HFとFMの切り替え,長押し時モード変更

・V/UHFモード

《PTT》:機能しないモードにしている

《■》:画面のデュアルバンドの選択

《■■》:SCAN

《M》:設定選択メニュ

《↑》:周波数UP,メモリUP選択

《↓》:周波数DOWN,メモリDOWN選択

《EXIT》:取消

以下は《F》+《テンキー》か,《テンキー》長押しで記載の動作

《1》:バンド変更

《2》:?

《3》:メモリ選択

《4》:?

《5》:?

《6》:?

《7》:機能させていない

《8》:?

《9》:?

《*》:SCAN

《0》:長押しでHF/FMモード

《F》:ファンクション指定

XHDATA D-219 は面白いかも

  • 2025/01/14 20:19
  • カテゴリー:ラジオ

Amazonで見つけたXHDATAの廉価版ラジオなんだけど・・・

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何が面白いと思ったかというと

  • 安価な¥1,798(シルバー)
  • 感度が良い
  • デザイン良し(色はシルバーとのことなんだけど実際はクロームシルバーなのでかなり良い感じ)
  • 中身はDSPだけどインタフェースがアナログ(レガシーなのが良い)
  • 大きいSPではないが音が良い
  • コンパクトで軽く,筐体の強度もありそう

つまりは値段の割に良品ということ

中身

分解して中身を観ようと思ったら,ネットで確認できたので実施は別の機会とする

  • DSPは「Silicon Labs Si4825」でSiliconでも安価な下位チップであるが悪いものではない
  • チューニングはVRなのでアナログの可変電圧
  • SWのバンド切替は抵抗による電圧切替のようだ
  • チューニング画面は100kHz単位/5㎜なので選局は無理がない
  • AMもキャリアに合わせてAFC的な制御を行っている感じがある
  • オーディオチップは「Silicore D2882」,DSPのオーディオ出力はモノラル
気になるところ
  • チューニングの針が斜めになっている(下の方が左)→ ネットで公開されている画像みると全部同じなのでわざとなのか?
  • 拙者の個体だけだと思うが一部筐体がに傷があった(たぶん製造過程で発生かと)

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  • 世界では日本より安価($100)で評価が高いらしい
  • 同じ環境でラジオNIKKEIと台北国際放送での受信を確認したところ,感度は以下の同じようなラジオよりも良かった

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他の映像

(箱)

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(バックパネル)

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(追加:2025.01.19の放送)

11905MHz HCJBを受信

9975MHz KTWRを受信

この受信設備の中身は新しい技術で構成されているが、この受信スタイルは約50年前のBCLブームの時には最高のものだった

当時は手に入れる事は無理でカタログで夢みたものだ

時は経過したが形だけでも実現できたことに何か嬉しさを感じる

還暦ラジオに魅せられて作製してみる(その4)

ケースがようやくできた

厚みが抑えきれなくて手には収まるサイズではあるが,正確に56x32x84(W・D・H)である

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まず3Dプリンタで積層が上手くいかなくて隙間が開いたり簡単に取れてしまう現象が発生したため,強化するのに構造変更や外壁を2㎜にするなど何度もやり直しする羽目になる

以下が残骸・・・

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しかし,これは単に3Dプリンタのメンテナンス不足というか不備であったためで,ノズルなどを交換して問題は無くなった(気付くのが遅すぎ)

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現在はPLAで組立てているが最終的にABSで印刷したい(冬季のABS印刷はいろいろ大変なので先の話かな)

ノブキャップはTPUで印刷してシャフトにはめ込んでいる

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右サイドに隙間があるのはスピーカーのケーブルが収納できるスペースが確保できてないせいで,少し基板の設置位置を下げることでスピーカーの下となる基板の上に余裕ができ解決する見込みである(一応は無理にでも押え込めば隙間はなくなる)

尚,フィラメントは例のクロームシルバーなんだけど,いつのまにか銀は消えて単なる灰色のフィラメントになってしまっている(銀色は時間経過で消えてしまうのか)

スピーカーも手前で2個にしたかいもあり,音量もそこそこになった

中身は還暦ラジオ風ってことで,ほど遠い物だけど,これで終了

(追加:2024.12.14)

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41mアマ無線もFB

還暦ラジオに魅せられて作製してみる(その3)

  • 2024/12/08 11:35
  • カテゴリー:ラジオ

再作製してユニバーサル基板でのコンパクト化に挑戦

修正点
  • ロータリーエンコーダを横向きから上向きへ
  • 裏面にバッテリーを配置するため厚みができるので裏面の空き部分にアンプを移動
  • アンプをコンパクトなDAIO¥300スピーカーのボードを使用
  • 音が小さいので小型スピーカーを2つにする

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基板への配置

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  • ロータリーエンコーダを右下へ配置に伴いSI4732を左下へ
  • SI4732との配線を効率よくするためT-DisplayのUSBを右へ(ソフトウェアンの画面回転を元へ戻す,配線を効率のためロータリーエンコーダのABも逆に変更)
  • 電源スイッチを基板内に収めるため部分カット
実装

ICの相対配置は変更ないのでミスもなく実装を完了

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裏面は前回よりも綺麗にできたようだ

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サイズ感

目標どおりのサイズになって満足(ATS-20との比較)

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ケース化してないので感触は変わると思うが手の中にすっぽり収まりそう

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受信確認

(失敗)音が小さすぎたようだ

DAISO¥300スピーカーアンプ

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原本回路と同じアンプの8002が使われていて,上手く半分に切ればモノラルして使えそうであった

たまたま横サイズがユニバーサル基板(Cタイプ:72×47㎜)と同じだったのでそのまま採用してスピーカを2個付けることにした

改善点
  • ケース制作
  • AM,FMのアンテナを共通にしているが,分離(FMは簡単な線だけでも良さそう)するかフィルターを付けるか検討中
  • 外部端子は付けてあるがヘッドホンでは使えないので(必要性は少ないのだけど)どうしたものか
追加(当日)

早速,FreeCADでケースを作ろうとして・・・最新版のV1.0を使おうとしてUI変更で使えなかった(悲)・・・しかないので旧版で作図

ところが早々にスピーカーの位置と厚みで問題がありそうなので基板実装を修正

スピーカは裏面か側面と考えていたがケースが作りにくいので正面に配置することにしたところ空きが上部にしかない

そこでBNCコネクタを中央において左右にスピーカーを置くことにした

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アンプのケミコンが裏で出っ張っているのが(当初は余裕分と思っていたが)結構空きができるので横付けにした

90度回転させないとならなかったので他との接触を含め簡単ではなかった

IMG_20241208_145314.jpg

まずはフロント部を作図して久々ぶりに3Dプリンタで印刷

IMG_20241208_195407.jpgIMG_20241208_203042.jpg

PLA透明フィラメントを使用したが,管理が甘かったのかボロボロになっていたようで美しくないが確認としては十分

問題点も多く完成までには時間かかりそうな見込み

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