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カテゴリー「ラジオ」の検索結果は以下のとおりです。

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ラジオや通信受信向け用のスピーカーを作製

前回簡易版として作製したラジオ受信用スピーカーを超えるスピーカーを作製するため材料を準備

材料

(スピーカーユニット)

音質はスピーカーユニットでほぼ決まると言って良い

価格の割に良好とはいえ,やはり300円(1個150円)のスピーカーでは無理があるので高級品ではないがそこそこのスピーカーユニット(980円)をチョイス

IMG_20220502_134520.jpgIMG_20220502_134538.jpg

取付け部分が特殊なので困ったがスペーサーを入れることにした

(プリアンプ)

音質をコントロールできるようにプリアンプを付けた

IMG_20220502_174305.jpg

(パワーアンプ)

モノラルで良いので音質の良さそうな60W出力のデジタルアンプをチョイス

IMG_20220502_173649.jpg

しかし製品に載っているICが偽物でピン数からTPA3111だと思われ出力が10Wしかない

IMG_20220504_161004.jpg

返品したかったが時間が勿体ないので,このまま利用することにした(尚,Amazonで偽物だとレビューしたら公開拒否されたので当方のレビューは無い.また,偽物でも良いなら2個で¥999があるのでそちらを購入したほうが良さそう)

(その他)

エンクロージャーは100均のMDF材を使い自作する

sp_all.png

sp_front.pngsp_side.png

電子部

(ステレオモノラル変換)

プリアンプの出力からパワーアンプへのケーブルにステレオモノラル変換を組み込んだ

LRに抵抗(1kΩ)を付けるだけ(減衰が大きかったので後で330Ωに変更)

IMG_20220505_144802.jpg

(引き込みボード)

電源とオーディオを引き込むため2.1㎜電源ジャックとステレオミニジャックで構成したボードを作る

IMG_20220505_144827.jpg

試験

電子部が完成したのでスピーカーユニットを繋いで確認(ソースはFM)

IMG_20220505_161418.jpg

組立

縦110㎜×横110㎜×奥200㎜のエンクロージャーを密閉型で作製して組み込む(MDFで作ったので塗装はなし)

IMG_20220507_203012.jpg

IMG_20220507_203733.jpg

外観

IMG_20220508_120850.jpg

IMG_20220508_085010.jpgIMG_20220508_085030.jpg

試聴

エンクロージャーは薄いMDFであるが強度があり低音を強調してもビビりなく密閉型であるが空間が広いためか籠ることもなく自然な音質で聞こえる

スピーカーユニットはプリアンプのバス・トーン効果が明確に判る性能で満足

パワーアンプは5Vでも動作したが12Vで駆動したほうが音がクリアである(デジタルならではの基準波形を生成するための適正電圧か)

FM放送(ステレオのところがモノラル)を試聴してみると何ともいえないレトロ感のある音質が良い

SDRでFT8を受信してみる

SDRでFT8を受信してみる

freq.png

受信ソフトウェアは上記の周波数で受信状態が良かった「HDSDR」,FT8用に定番の「WSJT-X」を使用(他に「JTDX」もある)

注)FT8用ソフトウェアの2つは更新が多いようなのでVersionおよびDL場所を確認の事

ソフトウェア間のAudio入出力にはCABLE Output(VB-Audio Virtual Cable)を使用

WS_20220425_003.png

受信だけなので必要ない設定は無視したが,SWLモードがあったのでモード変更しておいた

先ずは7041MHzに合わせたところ簡単に受信できた

WS_20220425_004.png

他,80m,30m,20m,17m,15mも受信

音声のない通信なので観るだけになるけど,固定周波数で各国からの発信が受信できるのでアンテナ等の感度確認等に使えそう

DSP FMモジュールの受信確認

NOAA受信チューナーを作製するため,評価として購入しておいたDSP FMモジュールの動作や受信性能を確認

FMモジュールは2つ

モジュール仕様

①LCD_FM_RX(DSPチップは不明)

IMG_20220417_133542.jpg

IMG_20220417_133529.jpg

  • コントローラーが載っているのでディスプレイ表示とボタン操作可能
  • シリアル接続でコマンド送出にて操作も可能(38400bps, N8)

コマンド

受信モード設定(76-108MHz):AT+CAMPUS=1
受信モード設定(87-108MHz):AT+CAMPUS=0
周波数指定:AT+FRE=892
周波数調整-0.1MHz:AT+FRED
周波数調整+0.1MHz:AT+FREU
保存した局番号を指定:AT+CH=01
前の局へ:AT+CHD
次の局へ:AT+CHU
自動選局:AT+SCAN
自動選局-:AT+SCAND
自動選局+:AT+SCANU
自動選局停止:AT+SCANSTOP
動作開始/一時停止:AT+PAUS
音量レベル指定(00-16):AT+VOL=16
音量-1:AT+VOLD
音量+1:AT+VOLU
バックライト点灯時間(秒、00:点灯しない、 01:常時点灯):AT+BANK=05
SNR/RSSI情報取得:AT+SNR_RSSI
工場出荷状態に戻る:AT+CR
設定前の状態に戻る:AT+RET

②RDA5807M

IMG_20220417_133645.jpg

  • I2C接続で操作
予備パーツ

ブレッドボードで使えるパーツも作製

(アンテナ接続用のSMA端子)

IMG_20220417_151027.jpg

(オーディオ出力用のミニプラグジャック)

IMG_20220417_151109.jpg

FM受信

①LCD_FM_RX

IMG_20220417_162112.jpg

SWの替わりに短絡線を利用して操作

IMG_20220417_175743.jpg

USBシリアルを接続してターミナルからコマンド送出して操作

コマンド行末はなく連続した文字列送出で機能する

ログ(エコーバックがないのでターミナルでローカルエコー

AT+CAMPUS=0CAMPUS_OFF
AT+FRE=875FRE=875
FRE=875
AT+CAMPUS=1CAMPUS_ON
AT+BANK=01BANK_ON
AT+BANK=05BANK=05s
AT+SCANSCAN
SCAN RETURN:
FRE=920
CH=01
CH_ALL=01
SCAN RETURN:
FRE=938
CH=02
CH_ALL=02
SCAN RETURN:
FRE=947
CH=03
CH_ALL=03
SCAN RETURN:
FRE=951
CH=04
CH_ALL=04
SCAN RETURN:
FRE=960
CH=05
CH_ALL=05
SCAN RETURN:
FRE=965
CH=06
CH_ALL=06
SCAN RETURN:
FRE=978
CH=07
CH_ALL=07
SCAN RETURN:
FRE=987
CH=08
CH_ALL=08
SCAN RETURN:
FRE=991
CH=09
CH_ALL=09
SCAN RETURN:
FRE=1000
CH=10
CH_ALL=10
SCAN OK
FRE=920
CH=01
CH_ALL=10
AT+SCANSCAN
SCAN RETURN:
FRE=870
CH=01
CH_ALL=01
AT+FRE=892FRE=892
FM mode
AT+FRE=9762FRE=976
AT+FRE=971FRE=971

音質は良好だが周波数が3桁しか指定できないのでNOAA受信は不可

②RDA5807M

IMG_20220417_151008.jpg

ピンが2mmピッチなので無理やり2.54ピッチに変換

上の写真の位置で左上が1番ピン

IMG_20220417_171234.jpg

3Vロジックなのだが電源だけ3.3Vにして(ミスって)5Vでピン接続

テスト用プログラムはこちらを利用

#include <Arduino.h>
#include <Wire.h>
#include <radio.h>
#include <RDA5807M.h>

#define FIX_BAND RADIO_BAND_FMWORLD //Radio Band (was RADIO_BAND_FM)
#define FIX_STATION 8920 //Station Tuned = 89.2 MHz.
#define FIX_VOLUME 5 //Audio Volume Level 5.

RDA5807M radio;

void setup() {
Serial.begin(9600);
Serial.println("FM Radio");
delay(200);

radio.init();
radio.debugEnable();

radio.setBandFrequency(FIX_BAND, FIX_STATION);
radio.setVolume(FIX_VOLUME);
radio.setMono(false);
radio.setMute(false);
}

void loop() {
char s[12];
radio.formatFrequency(s, sizeof(s));
Serial.print("Station:");
Serial.println(s);

Serial.print("Radio:");
radio.debugRadioInfo();

Serial.print("Audio:");
radio.debugAudioInfo();

delay(3000);
}

ログ

FM Radio
>setBand(2)
>-_saveRegister(0x3, 0x8)
>setFrequency(8920)
>-_saveRegister(0x2, 0xC009)
>-_saveRegister(0x3, 0x2118)
>-_saveRegister(0x5, 0x9081)
>-_saveRegister(0x5, 0x9085)
>setMono(0)
>-_saveRegister(0x2, 0xC009)
>-_saveRegister(0x2, 0xC009)
Station: 89.20 MHz
Radio: --- ----- MONO RSSI: 9 SNR: 0
Audio: ---- -------- ----
Station: 89.20 MHz
Radio: --- TUNED STEREO RSSI: 14 SNR: 0
Audio: ---- -------- ----
Station: 89.20 MHz
Radio: --- TUNED STEREO RSSI: 14 SNR: 0
Audio: ---- -------- ----
Station: 89.20 MHz
Radio: --- TUNED STEREO RSSI: 14 SNR: 0
Audio: ---- -------- ----

音質は良好で周波数指定が4桁なのでNOAA受信は実際に受信してみないと不明

(追加:2022.05.04)

LCD_FM_RXを使えるように基板に載せた

IMG_20220504_202954.jpg

このモジュールは直接周波数を合わせて選局するのではなく,周波数スキャンしてメモリー登録した局を選局するようになっている

尚,下記の回路図で作製したところ(動作確認から)「選局+」「選局ー」それぞれ「PIN6」「PIN7」になっているが逆と思われる

LCD_FM_RX.png

(追加:2022.05.14)

RDA5807Mを使い周波数をロータリーエンコーダで変更できるようにしてブレッドボードに展開

IMG_20220514_214752.jpg

これにクリコンを追加してNOAA受信を確認しようかと考えている

上手くいけばシリアルで外部コントロールできるようにして「WXtoImg」の対応チューナーに仕上げる予定

ラジオ受信用スピーカーを作製(今回は簡易)

必要になったので(45年前にも作ったが)ラジオ受信用(通信受信用と言ってもよい)スピーカーを作製

回路的には音声を重視した音声周波数である1.5~2kHzの出力を中心としたモノラルスピーカーとなる

音声中心再生にするためには低音やビビりを排除する方が良いのでスピーカーボックスは重く後方へ大きくし空間に収音材を詰め込むのが良い(はずである)

・・・

なんだけど,今回は早急にラジオ用の再生スピーカーが欲しかったのであり合わせで作製

IMG_20220416_174619.jpgIMG_20220416_174610.jpg

  • スピーカーユニットは前にDAISOスピーカー改造で使った余りを利用
  • アンプ部はAmazon購入品(PAM8403)を使用
  • ステレオで入力したのをモノラルで変換出力しようとしたが動作不良だったのでLのみ出力にした
  • 2kHzのLPFの切り替えを付ける予定がケース作製を断念したため設置場所が無く排除
材料

IMG_20220416_130003.jpg

※)抵抗はモノラル変換用で不必要となる

(ミニジャック仕様)

IMG_20220416_130703.jpgIMG_20220416_132311.jpg

加工

IMG_20220416_165008.jpgIMG_20220416_164939.jpgIMG_20220416_164950.jpg

  • 各ユニットに分け接続とした
組立

IMG_20220416_173236.jpgIMG_20220416_173149.jpgIMG_20220416_173105.jpg

  • ミニジャックは基板取付けタイプだったので嵌め込みにして接着
  • 電源は5Vのみ
完成
  • ラジオ添付のスピーカーよりは十分な音質
  • 音量を上げるとケースのビビりが出る(ケースの強度の問題)

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