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カテゴリー「ラジオ」の検索結果は以下のとおりです。

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還暦ラジオに魅せられて作製してみる(その2)

  • 2024/11/30 13:32
  • カテゴリー:ラジオ

ブレッドボードで動作確認できたので基板に実装

以下のパーツを使用することにしてピンソケットを付けて大体の配置を再確認

IMG_20241126_191243.jpgIMG_20241126_191339.jpg

※)後でアンプにボリュームは必要なかったのでPAM803アンプモジュールをLM386に戻し,兼用しようとしていた電源SWはスライドSWを追加

パーツを実装

IMG_20241129_164203.jpgIMG_20241129_165707.jpg

美しくない裏面

IMG_20241130_102414.jpg

途中で音がでなくなる問題が発生し,調査のため表面にあった水晶を外したので裏面に付け直している

ようやく小型スピーカーが届いたので接続したが0.5Wでは音が小さい

IMG_20241130_093315.jpg

操作性が良いと考え,ディスプレイの右側にロータリーエンコーダーを置こうとしたので全体的に1周り大きくなってしまった

3Dプリンタでケースを作製しようと思っていたが,実装位置を見直して再作製を検討中

大きいといってもATS-20と比べるとコンパクト

IMG_20241201_120900.jpgIMG_20241201_120924.jpg

基板内に収めればATS-20の半分のサイズになる

厚みの方はバッテリーとスピーカーを下側に収納したとしても薄く出来そう

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還暦ラジオに魅せられて作製してみる

  • 2024/11/24 15:03
  • カテゴリー:ラジオ

YouTubeで「還暦ラジオ」を観て気に入ってしまい,SI4732が1つ残っているので同様なラジオを作製することにした

ボード(T-Display)

ディスプレイ付きのESP32である「TTGO T-Display」「Lilygo T-Display S3」を利用したラジオは他でも紹介されている

先ずはボードを安価に手に入れるためAliexpressにて「TTGO T-Display」(16MB)を¥1,525で購入

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ケース入りでピンヘッダーとバッテリ用のミニPHコネクタが付属

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ボードは非常にコンパクトで薄い

技適がないので申請前の在庫品だと思われる(なので安価だったようだ),無線通信(WiFi,Bluetooth)は使用しないので問題なし

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初期プログラムが書き込まれていて,USB(このボードはTypeC)を接続して電源投入すると画面がカラーで数回変わり最後に文字が表示されるので動作確認できるようだ

arduinoIDEの設定

ESP32をarduinoIDEで使えるようにしているので簡単に利用できた

ss20241124001.png

ボードはESP32>TTGO LoRa32-OLEDを選択

ss20241124003.png

Flash Frequency を40MHzに変更

USBを接続するとボード名が表示,サンプルとして「GetChipID.ino」を書き込んで実行

書き込み時はなんらかの操作は必要はなく自動で書き込みモードになるようだ

ss20241124004.png

ss20241124005.png

ラジオの実装

回路図,ソフトウェアは以下で公開されている

Ralph Xavier Github: https://github.com/ralphxavier/SI4735

(ソフトウェア)

ATS-20/25の開発で環境は整っていたので追加で行ったのは以下

ledcSetup(), ledcAttachPin()は無くなったためコメントアウト2行(行削除で構わない)

他(以下の3関数)は修正する必要なし(使用しているのはledcWrite()のみ)

bool ledcAttach(uint8_t pin, uint32_t freq, uint8_t resolution);
bool ledcAttachChannel(uint8_t pin, uint32_t freq, uint8_t resolution, int8_t channel);
bool ledcWrite(uint8_t pin, uint32_t duty);
  • eSPIライブラリでディスプレイを指定する

TFT_eSPI/User_Setup_Select.hを修正

//#include <User_Setup.h> // Default setup is root library folder
・・・
#include <User_Setups/Setup25_TTGO_T_Display.h> // Setup file for ESP32 and TTGO T-Display ST7789V SPI bus TFT

コンパイルし書き込んで実行すると

IMG_20241123_192212.jpg

接続してないので正常にエラー表示された

(ハードウェア)

必要パーツを準備してブレッドボードで試行

IMG_20241124_103205.jpg

結線が少ないのもあってか,あっさり動作した(アンテナが短く音は良くない)

ロータリーエンコーダーの方向が逆だったので接続を変更

IMG_20241124_130006.jpg

前回購入したロータリーエンコーダーの結線図の記録が無かったので記載しておく

IMG_20241124_125935.jpg

後は基盤に実装してケースを作製するのだが,今回はいかにコンパクトにできるかとなる

(追加:2024.11.25)

左側をUSBにしたいので画面表示を上下反転できないかソースを観ると

 //tft.setRotation(0); // Rotate 0
//tft.setRotation(1); // Rotate 90
//tft.setRotation(2); // Rotate 180
//tft.setRotation(3); // Rotate 270

とあるので,Rotate 180を選択すれば良いかと思ったら,先に

#ifdef IhaveTDisplayTFT
  tft.setRotation(1);
#endif

があり,現状がRotate 90なのでRotate 270を指定(tft.setRotation(3);にする)

IMG_20241125_162416.jpg

スーパーヘテロダイン方式の中華ラジオキット

  • 2024/03/30 16:47
  • カテゴリー:ラジオ

日本ではスーパーヘテロダイン方式のラジオが手に入らないので中華のキットを調達しておいた(部品を他のラジオに転用したかったので3個)

IMG_20240202_202355.jpg

部品はバラで袋入り,回路図と説明書は中国語のみ

IMG_20240204_150250.jpg

7石スーパーヘテロダイン方式ということだが1石は検波に使っているので一般的には6石となる

IMG_20240204_150316.jpg

  • 周波数変換部は自励式
  • 中間増幅は2段
  • 低周波増幅に3石

受信は中波のみなので早く作らないと局がなくなるのに・・・ようやく着手

IMG_20240330_141438.jpg

部品表からパーツを確認しながら基板に取り付けていると抵抗値の食い違いがあり最終的に回路図を優先

IMG_20240330_141503.jpg

組み立ては1時間程で終わり早速通電したが音が(雑音すら)出ない

IMG_20240331_124642.jpg

電流計測用のチェックポイントがありパターンカットされているので,これが原因かと半田を盛ったが変わらず音がでない

半田のミスとか短絡,熱でパーツを破壊したと思われないので判らない

ずいぶんと悩み,もしかしてとスピーカーが悪いのではとチェックするとなんてことはない壊れていた(左下のスピーカーユニット)

別のスピーカーに繋ぐと雑音レベルの音が鳴った・・・早く気付けよと思うがスピーカーが悪いってことはほとんど無いことだ

ようやく調整に入る

IMG_20240331_124657.jpg

IFTは黒が発振用,白と黄色が中間,調整にはtinySAのAM変調出力を利用(便利)

昼間に受信可能なローカル局はロケーションが悪く厳しいところ,なんとか531kHzのNHKは受信できるようにはなった(4/1前だが南海放送は終了しているようだ)

流石はスーパーヘテロダイン方式ということで音は良い(選択度も良いはずだが局が少ないから判らない)

後日,オシロスコープを使用した厳密な調整もやってみようと思う

また,これを元にして短波受信に改造しようかと考えている

Amazonで購入した¥290のスピーカー

ATS-25もどきを作製するにあたり購入しておいたスピーカー

最終的には筐体サイズの関係でDAISOの50㎜スピーカーになったが,大きいサイズの方が音が良いだろうと基準として100㎜スピーカーを探した

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NFJ販売のフルレンジスピーカーで購入時は¥290,後で¥220になっている(こちら

ラジオ用のスピーカーなんで手頃な価格を選択したが,配送料が¥650なんでまとめて5個購入し¥420/個ということになる

注)同販売元の他のスピーカー等,同時購入の場合の送料は増えないので良心的(数量に応じて加算されるのかは不明)

製品仕様
  • 振動板材質:パルプコーン
  • エッジ材質:ウレタン
  • マグネット:フェライト
  • インピーダンス:4Ω
  • 入力(定格/最大):3.5W/7W
  • バッフル開口径:92mm
  • ユニット口径(エッジ部含むコーン径):4インチ(94mm)
  • センターキャップ径:35.5mm
  • サイズ:約101.5mm×101.5mm×34mm
  • 重量:約126g

※)商品名で3.5インチとか仕様で4インチとかで94㎜となっているが実際は口径が100㎜ある

単体で試聴みたところ素晴らしいって音でもなかったが,置いておいても勿体ないのでスピーカーとして利用できるようにする

まず想像だけど安価なのに(更に安価にしているところをみると)売れてなさそうな理由としてにスピーカーユニットのマウントが無いというのがあるのではないかと思われる

拙者は3Dプリンタでマウンタを作製(内円の直径は102㎜)

fc2024030_02.png

fc20240309.png

3種改良して作ってみた

(円タイプ)

IMG_20240306_193406.jpgIMG_20240306_193427.jpg

全体的に大きくなるので次点

(4隅に取付穴タイプ)

IMG_20240306_193352.jpgIMG_20240306_193338.jpg

 まずは採用

(上記を最小にしたタイプ)

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強度がない構造なので没

エンクロージャー

安価なDAISOの6㎜MDF板を使用を前提にサイズを決める

IMG_20240309_131940.jpg

裏板無だが200×300×6のMDF板1枚で足りた

エンクロージャーの作製工程で,当初スピーカーのマウンタを内側から設置予定だったが外側からの設置もどうかと思い付き試すと見栄えが良い

IMG_20240308_191807.jpg

円タイプも試すとこちらも良さそうだが,今回は取付穴も開けてしまったので上記にする

IMG_20240308_191921.jpg

試聴

裏蓋なしだが出来上がったので試聴

IMG_20240308_214341.jpgIMG_20240309_095350.jpg

ソースはラジオ目的なのでノイズだらけだけど南海放送でDAISOスピーカーと比較(仮の裏蓋も比較)(音量小)

裏蓋なしの方が良さそうに聴こえたのでバスレフ型として完成させる予定

IMG_20240309_192015.jpg

バスレフポートは3D印刷

搭載予定であったアンプは外付けにすることにする

(追加:2024.3.10)

裏蓋が完成したので取付

IMG_20240310_101636.jpg

適当なバスレフだけど機能しているようだ

このスピーカーは音声が前面に出てくるとのことで正にラジオ用ともいえる

TA7642のAMラジオだと参考にならないだろうからFM音声を録音(音量中)

聴いていて疲れない音かな

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