NOAA受信サーバ室外版の改造
NOAA受信サーバ室外版を設置運用後に問題が発生したため暫定的に対策
問題点はソーラー電源での発電見積が甘かったこと(快晴なのに思った程充電されない)
必要電力再確認
(最大:受信時)
- 起動時は数秒間であるが1Aを超えるため電源はMax.2Aは必要
(安定:アイドル)
- CPUは648MHzで動作
(待機:メモリ)
- 「rtcwake -m mem」実行時
- CPU FANが動作していたので動作していないと約300mA
(停止)
- shutdown -h 時で,CPU FANが動作していたので動作していないと約135mA
- FAN(68mA)を止めて受信機(USBドングル)を外すと0mA
バッテリー実働調査
運用を稼働/休止しながらバッテリー容量の状態を確認
※)休止時は電源供給を停止した状態
対策
(パネル)
必要電力は通常500mA/Hと考えていたが倍の1Aとして120W/日,840W/週
ソーラーパネルは天候を考慮して週計算で4H/日なので25W×4×7となり700W/週
25Wパネルでは不足 → 100Wパネルを使う
(バッテリー)
合計200Whの容量しかなく120W/日の使用量では約2日間分しかない
日発電分の400Wh以上は欲しい
(省電力化)
0:30~6:00,12:20~17:40は待機(メモリ)にする
ただしメンテナンスできなくなるので土日は待機させない
30 0 * * * /sbin/rtcwake -m mem -l -t $(date +%s -d '6:00')
20 12 * * 1-5 /sbin/rtcwake -m mem -l -t $(date +%s -d '17:40')
上記のcronをrootで稼働させたつもりであったがrootでは直接rtcwakeが動作してないようなのでshスクリプトに変更済
更にsudoで(特定コマンド実行権限を与え)実行するように変更予定
100Wパネルの暫定設置
薄型パネルを調達しテープで止めの暫定設置(ペンキ塗りが未施工のため)
現状の案としては隙間を木材で塞ぎ,シリコーンによる接着で設置を考えている
パネル2枚の125Wということもあり1~2時間でバッテリーが満充電となる
外部ケースの熱対策
気温20℃位だとケースFANで対応できているが夏気温では危なそう
車用の反射板を被せて様子見
制御ボード
突如,温度センサー(BMP280)が不良となったため交換
ついでに交換が簡単にできるようにピンソケットにした
温度のみの計測になるので気圧測定異常で置いてあった不良センサ(4番)を利用
更に,コンソール出力の受信として通信ポート,受信システム電源コントロール用として信号線を1本確保(LEDのピン13を切替)
現状ポートは未接続&未使用