デサルフェーターを製作
デサルフェーターは鉛蓄電池の性能を回復させ寿命を延ばす装置との事(詳細はググってみよう)
回路も難しくなく自作可能なようで、丁度劣化したポータブルバッテリの鉛蓄電池(下記画像:大自工業 SG-1000)があるので試してみることにした
回路はまずこちらからいただいた次のとおり
パーツを購入してさっさっと製作
少しはオリジナリティってことで高周波に照らされるC4をセラミックにしてみた
100μFのセラコン(10個で\250)
ただし10Vなので耐圧を上げるために直列すると半分の50μF(計ってみると50μFないが・・・)
2個直列2セットを並列にすると約100μFとなる・・・計算ではね
実装画面(基板裏に実装した)
さっそく使ってみるとD1が非常に熱を持つ(大丈夫なのか)
秋月オシロスコープで出力を確認(だけどこの波形は正確なんだろうか?)
D1の発熱はコイルのオン時間が長いせいであり、①555のクロック(パルスの発生間隔)を減らす②コイルに溜め込む電力を減らす(1回あたりの量)にて調整することにした
R1とR2を調整すれば良く、最初から半固定抵抗でも付けて置けば良かったと悔やむ
今回は計算で算出してクロックを調整してみる(C2も関係するが今回は固定)
まず、R1=47k, R2=4.7k, C2=0.0022μF で、11.6KHz
のところを
R2=3.9kとして、R1を94k(47k*2)と47kの切り替えにした
R1:94k時は約12KHz、47k時は約6KHzとなる(6KHz稼動だと発熱は無い)
これでしばらく実験することにした
ポータブルバッテリ
10V位まで回復したようだが結果は良くなく故障は別の要因のようだ
車載バッテリ
エンジン停止のみで動作させた
(追加)
一週間程、エンジン停止中の夜間に取り付け稼動させた結果、気になっていた以下2点に関して改善があった
- キーレスエントリが動作しなくなっていたが問題なくなった
- エンジン稼動直後はワイパーの動きが遅い(まるで威力がなかった)のが改善
ワイパーは良いとしてキーレスエントリの正常化は電圧の問題か?
クラブマン
初めまして、大変参考にさせて頂きました。
ちなみに、この自作デサルフェーターの抵抗は,
R2が3.9Kで
R1が94Kですか?それとも47Kですか?