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2025年01月の記事は以下のとおりです。

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定電流装置の作製

前に必要に責められてブレッドボードにしておいた200μA専用の定電流回路を装置化した

もともとこちらの回路を利用したもので同じ回路で装置化

定電流装置_回路図.png

ブレッドボード時に後で作ろうと考えていたので自身の回路図は既に作っていた(電源は5~9V位まで可)

IMG_20250119_152736.jpg

電源はDCDCで6Vにしている

ケースをどうするか考えようとしていたが,サイズがぴったりの透明のプラケースがあったので加工して完成

IMG_20250119_170135.jpg

DCDCにUSB端子も付いていたので5Vの外部入力もできるようにした

XHDATA D-219 は面白いかも

  • 2025/01/14 20:19
  • カテゴリー:ラジオ

Amazonで見つけたXHDATAの廉価版ラジオなんだけど・・・

IMG_20250112_195347.jpg

何が面白いと思ったかというと

  • 安価な¥1,798(シルバー)
  • 感度が良い
  • デザイン良し(色はシルバーとのことなんだけど実際はクロームシルバーなのでかなり良い感じ)
  • 中身はDSPだけどインタフェースがアナログ(レガシーなのが良い)
  • 大きいSPではないが音が良い
  • コンパクトで軽く,筐体の強度もありそう

つまりは値段の割に良品ということ

中身

分解して中身を観ようと思ったら,ネットで確認できたので実施は別の機会とする

  • DSPは「Silicon Labs Si4825」でSiliconでも安価な下位チップであるが悪いものではない
  • チューニングはVRなのでアナログの可変電圧
  • SWのバンド切替は抵抗による電圧切替のようだ
  • チューニング画面は100kHz単位/5㎜なので選局は無理がない
  • AMもキャリアに合わせてAFC的な制御を行っている感じがある
  • オーディオチップは「Silicore D2882」,DSPのオーディオ出力はモノラル
気になるところ
  • チューニングの針が斜めになっている(下の方が左)→ ネットで公開されている画像みると全部同じなのでわざとなのか?
  • 拙者の個体だけだと思うが一部筐体がに傷があった(たぶん製造過程で発生かと)

IMG_20250112_195652.jpg

  • 世界では日本より安価($100)で評価が高いらしい
  • 同じ環境でラジオNIKKEIと台北国際放送での受信を確認したところ,感度は以下の同じようなラジオよりも良かった

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他の映像

(箱)

IMG_20250112_195305.jpg

(バックパネル)

IMG_20250112_195413.jpg

(追加:2025.01.19の放送)

11905MHz HCJBを受信

9975MHz KTWRを受信

この受信設備の中身は新しい技術で構成されているが、この受信スタイルは約50年前のBCLブームの時には最高のものだった

当時は手に入れる事は無理でカタログで夢みたものだ

時は経過したが形だけでも実現できたことに何か嬉しさを感じる

AD9834を使ってSGを作製

なかなか思うようにいかなかったが完成(ケース未塗装)

IMG_20250113_163553.jpg

9740kHzに合わせて台北国際放送を受信

基本部

実験でAD9834とディスプレイのSDI接続を共存させるのが難しそうなので(直接制御なら可だけど)止めることにしたため,周波数表示は良いが状態表示を代行するものを実装しなければならなくなる

そこで周波数のアップダウンをレガシー的なアナログのロータリースイッチで行うことにした

IMG_20241230_220949.jpg

  • 周波数発生はAD9834
  • AD9834のコントロールは「Arduino Pro Mini V3.3」
  • 周波数の変更はロータリーエンコーダ
  • アップダウン周波数の変更はロータリースイッチで(1M/100k/10k/1kHz)とし,6接点あるので前後に455kHzと10MHz固定を割り当て

ss20250113_04.png

(注)AD9834周辺はモジュール実装で省略

スケッチ(TAB4,SJIS)

周波数カウンタ

AD9834への周波数設定を表示すれば周波数カウンタは必要ないがDX555を真似た構成とした(結果,実際の出力を計測)

実験で上限22MHzまではカウントできるプリアンプを得たが下限が約500kHzだったので再度調整

IMG_20250101_135147.jpg

結果ダンピング抵抗を追加して解決

ss20250113_01.png

変調用信号

アナログは苦手なのでネットで情報を仕入れて「ツインT形正弦波発振回路」を構成

ss20250113_03.png

楽器の調整基準は430Hzあたりで,無線(というか放送)では666Hzだったと記憶していて設定したが,最後にはDX555と同じ600Hzにした(周波数はRV3で調整可能)

変調回路

問題はここだった,振幅変調なんて簡単と思っていたところ思い通りいかなくて試行を繰り返すことになる

(注)変調(モジュレータ)って加算だったのですね,乗算がミキサ(つまり周波数の足し引きになる)なんだそうです(日本では逆で教えていたとのこと)

IMG_20250105_115614.jpg

手前が信号発生,奥がコレクタ接地による混合変調だが結果が得られなくて嵌る

実は入力信号が弱くて駄目だったようで入力をデジタルで作ってVpp5Vで試してみたら問題なく変調結果が得られた

IMG_20250108_114659.jpg

そこで前段を設けるとか試行したが綺麗な波形がでない

どうしたものかと悩んでいたところ,DBMで変調できるとネットで知ってSA612Aがあるので試すと(いろいろやらないと駄目だろうと思っていたのだが)すんなり変調できた

ss20250113_02.png

入力は約Vpp200~400mVあれば良いようだ

出力はVpp700mVくらいになるので0dBってことか

調整と計測

(消費電力)

IMG_20250113_085024.jpg

5V,40~50mA位の省電力

(600Hz信号)

IMG_20250113_085528.jpg

MA176mV,Vpp340mV

(SG10MHz直接出力)

IMG_20250113_090124.jpg

MA122mV,Vpp236mV

(SG10MHz変調信号なしSA612A出力)

IMG_20250113_090303.jpg

MA68mV,Vpp132mV

(SG10MHz変調600HzSA612A出力)

IMG_20250113_090906.jpg

MA480mV,Vpp940mV

外観

(前面)

IMG_20250112_183341.jpg

(後面)

IMG_20250112_183357.jpg

(中身)

IMG_20250112_183439.jpg

※)AD9834ボードはArduinoProMiniボードの下に配置(ピンソケットで繋いだ)

その他

DX555にように入力を切替て周波数カウンタモードにすることもできるが現状は未実装

アナログは難しいけど,無線通信の中心はまだアナログであること

  • メディア(CDやDVD)は,アナログーデジタルーアナログ(記録はデジタルだけど入出力はアナログ)
  • 有線通信は,デジタルーデジタル(PCからPCはデジタルになった)
  • 無線通信は,デジタルーアナログーデジタル(空中ではアナログ)
追加(2025.1.18)

IMG_20250117_173448.jpg

サイドウッドは塗装

IMG_20250117_194631.jpg

天板はMDF材で塗装に自信がないのでリメイクシートを貼った

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