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NanoPi NEOのサーバ化

Cubieboardのサーバ機能の一部(NTP/DPCH/DNS/Mail)を移行させるため(ようやくとなるが)NanoPiサーバを作製する

(特にDHCPは別にしておかないとサーバメンテとかで何かと不便なことがあるのでさっさと分けておけばよかったと思う)

ケース

少しは見栄えを良くしたかったのでタカチの金属ケース(100x30x70)を使用する

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消費電力

OctoPrint用の回路と似た5VのUPSを組み込んだ回路となり,先にNeoPiの消費電力を確認しておく

実働,通常で0.14~0.26A,CPUストレスを与えたところ0.35~0.42A

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最大でも0.42程度で,ネットでの情報も0.5A以下なのを確認

回路図

 

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DCDCが効率90%なのでDCDC入力1Aでも出力に余裕はある

電源は5Vでリポ充電分があるため1.5Aは必要か(完成後に確認予定)

基板

ユニバーサル基板を使い,NanoPi本体,リポ充電モジュール,DCDCモジュールとUPS回路を載せる

サイズはCタイプ(秋月呼称)で十分だろう

基板はNanoPi本体を載せるために,ルーターにダイヤモンドカッターで加工(簡単)

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これにNanoPiはピンソケット,モジュールはケースに合わせエポキシ樹脂で固定

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リポの選定

バッテリーはサイズ的にもOctoPrintの時に使った200mAのリポにしようと考えていて出力電圧を調整して確認を行った

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ところが0.5Aを出力できないようなので,サイズ的にぎりぎりとなるが18650に変更

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その他の部品を基板に載せて基板はひとまず完成

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ケース加工と組込

バックパネルを外部インタフェースに合わせてケースを加工

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ドリル+鑢掛け加工なんで,あまり綺麗には加工できない・・・が,十分

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フロントパネルにLEDを付けるが,LEDが飛び出さないようにするためLEDマウント用の台座を3Dプリンタで作った

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LEDを付けた台座を穴を空けたフロントにホットボンドで取り付ける

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ケースに基板を付けて完成

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問題点

ソフトウェアの設定を行おうとしたところ,運用可能な最低レベルで完成はしたが少々問題があることが判明したため改良する

3Dプリンタの調整(TPU印刷可能になる)

TRONXY XY-2 ProのエクストルーダーをTitanに更新しての調整不足をこつこつと解決させた

フィラメントガイド

エクストルーダー変更後のフィラメントガイドが完全でなかったので完成させる

回転部分にベアリング(外形22mm,内径8mm,厚み7mm)を使用するほどでもないので各部品をPLAで作製した

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軸はナットで止めたほうが融通が効くのだけど・・・ホットボンド使用

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特に問題なく回転しており十分使用に耐えられる

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印刷速度アップ

拙者のXY-2 Proは速度仕様が100mm/sまでとなっているが少々はアップできるとのことなので(1.5倍の)150mm/sを目標にしてみた

単純にスライサーで速度を上げるだけではダメでプリンタのファーム設定とCureの設定を変更する必要がある

(プリンタ設定)

ファーム設定値を以下のように変更

M8012 I200 XY最大移動量 (100)
M8013 I30 Z 最大移動量(20)
M8014 I120 押出機(120)
M8006 I100 (80)
M8008 I400 加速度 (400)
M8500 保存コード

設定値はOctoPrintのターミナルから入力

PRT_CMD.png

オートレベリングも早く移動するようになった

(Cure設定)

Cureのプリンタ別のデフォルトファイルを変更するが,変更後に再度プリンタの追加が必要(先のプリンタを削除して追加しないと適用されない)

修正ファイル

C:\Program Files\Ultimaker Cura 4.10.0\resources\definitions\tronxy_xy2pro.def.json

変更前

 "machine_max_feedrate_x": { "value": 100 },
"machine_max_feedrate_y": { "value": 100 },
"machine_max_feedrate_z": { "value": 20 },
"machine_max_feedrate_e": { "value": 120 },

変更後

 "machine_max_feedrate_x": { "value": 200 },
"machine_max_feedrate_y": { "value": 200 },
"machine_max_feedrate_z": { "value": 40 },
"machine_max_feedrate_e": { "value": 240 },

入力制限値を大きくするだけなので大きい値にしておいても良し

Cure印刷設定

(PLA)印刷速度をアップさせて調整

PLA.png

若干の微調整はあるだろうが,今のところ印刷速度・品質ともに満足いく設定となっている(OctoPrint経由の場合は除く)

(TPU)最適の設定値を模索した

TPU.png

印刷速度が肝だったようだ

  • 外郭: アイロン無効
  • インフィル: インフィル密度10~15%で十分(多くても問題ない)
  • マテリアル: 印刷温度210℃(少しだけ糸引き)
  • マテリアル: ビルドプレート50℃ (不要とも)
  • マテリアル: フロー100%
  • マテリアル: 引き戻し無効
  • スピード: 印刷速度 30mm/s 15(外)10(スカート)

ビルドプレートがガラスだと(かなり)良く定着するので剥がすのが大変な場合もある

ビルドプレート温度はもっと下げても良いようだ(フィラメントの指定はなし)

印刷物の形状によっては(左)糸引きもある

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フィラメントドライボックス

DAISOの12L密封容器で3個入るドライボックスを作製

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部品は全て自前の印刷で,データは貰ってきたり更新・作製した

フィラメント単体の交換をスムーズにするためスプーラーにした

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フィラメントの出力部は凝った作りにしている方がいたのでいろいろ試してみた

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スプーラー:https://www.thingiverse.com/thing:3234744

スプーラー用レール(※):https://www.thingiverse.com/thing:4563022

棒支え(にするなら):https://www.thingiverse.com/thing:569333

フィラメント出力部(汎用):https://www.thingiverse.com/thing:2957506

ももジイさん版:https://www.youtube.com/watch?v=OpU1Z5Qlf4E&t=511s

その他,麦茶さん版を使用:https://www.youtube.com/watch?v=lOM6s8NUf5Q

※)レールのみ使用,Curaでサイズを調整(長さのみ変更)している

最終的にネジ部が13㎜の継手が適合したももジイさん作を採用

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まずは完成(油性マジックのマーキングが残っているがアルコールで簡単に消せる)

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中央が500g用,左右が1Kg用で使用する

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な!百葉箱の異常&復旧

ふとデータ参照してみると,な!百葉箱に異常が発生したのか止まっていた

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前日の夕方は激しい雷雨だったので,その時刻に停止していたなら原因となりえるが,今回停止した時刻が5時ということで外的要因ではないだろうと考察(DBを参照して停止時刻を確認)

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ESP8266の異常もしくはスリープからの復帰を含めプログラムのハングアップが考えられる

復旧するまで時間があった(平日は復旧できない)ので,頻繁ではないがハングアップが発生するなら毎回分解するのも面倒なので外部リセットボタンか自動リセットでも付けようか検討

(外部リセットボタン)

  • 一番上の傘の裏側にリセットボタンとしてタクトスイッチを取付ける案
  • スイッチは両面テープで貼り付け,防水処理はサランラップで覆うので十分か

(自動リセット)

  • ATtiny13を追加で配置しESP8266のリセットを行う
  • ESP8266はATtiny13を定期的にリセットする
  • ATtiny13は起動後ESP8266の定期リセット間隔以上の時間でスリープし復帰したらESP8266をリセットする
  • つまりESP8266がATtiny13をリセットし続ける限りESP8266はリセットされない
  • 2つのプロセッサが同時にハングアップする可能性は低いので十分であろう
復旧作業①

復旧作業の時間ができたので取り外しで解体

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リセットすれば再動作するだろうと考えリセットしてみたが動作しなかった

まずいESP8266が壊れたのかと思いながら18650の電圧を計測してみると1.71V!?・・・

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停止した時の18650電圧は3.86Vだったし,停止後も充電されているはずなのだが電圧が下がり過ぎているので18650を疑ったが充電してみると電圧が上がっていくのでとりあえずは問題ないと判断

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次に太陽電池を確認したが,快晴ではないが十分な電圧が出力されていた

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太陽電池は汚れていたけどね(マメに掃除しないと^^)

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どうのこうの6時間位充電したら満タンになったので大丈夫と思い取付けて原因ははっきりしないが完了!

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復旧作業②

残念ながら,復旧したと思っていたら僅か1日で停止

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またしても同じような時刻(今回は4時),この時間帯に何があるの?

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・・・

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DBを確認してみると17日15:03に復旧して,18日4:14にダウンしている

また取り外し解体,これはもう原因は18650だろうと推測し電圧確認すると1.48V

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このシステムで比較的電力消費のあるFAN動作時に劣化していた18650が一機に電圧降下したのだろうと思われる

しかしながら,停止前には4.11Vあったのに電荷はどこに消えたの?っている疑問は残る

劣化したリポ(18650)の特性は,このような形なのかな?

尚,今回において18650は,使用期間(2018/10/20~2021/07/13)なので,約34箇月,日数として1000日間使えたことになる(DAISO製だけどね)

この18650のストックはまだあるので新しいのを取り出し交換して復旧完了

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今年中にはプランターの構成から3Dプリンタを駆使した筐体に更新したいね

TECLAST M40 を購入

「VASTKING KingPad K10 Pro」が使い始めて約一箇月半の18日に異常が発生

しばらく様子見しようとしていたが,20日に「TECLAST M40」のタイムサービスがあり(これまでの最安で)購入(¥19,915)可能だったので購入(プライム1日で到着)

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中身は本体とACアダプタだけというシンプル構成

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少し発色が悪い感じがするがサクサク動作するのでまずは良し

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ボタンやスピーカーの位置・形・サイズも「VASTKING KingPad K10 Pro」と同じなのは不思議(外観の鋳造は同じ,またはOEMかブランド?)

素材は異なるようで「TECLAST M40」の方が軽い

ただしスペックはかなり上になる

  • 10インチ 1920x1200 IPS
  • CPU UNISOC T618 8コア 2.0GHz
  • GPU Mali G52 3EE 2C
  • メモリー6GB
  • ストレージ128GB
  • 4G LTE SIM,TF拡張
  • Android 10
  • Type-C,,Bluetooth 5.0,GPS,デュアルWiFi
  • 6000mAh

K10は(正規品も含め)スタイラスペンが使えなかったがM40は使えた

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「VASTKING KingPad K10 Pro」の異常

ひと月は問題なく使えていたのに突然発生

  • 突然電源がOFFとなり電源ONで起動しない
  • リセットして電源ONすれば起動することもある
  • しかし5分位の使用で再現する

(熱かも?ということで確認)

  • 室温30℃以上では起動しないようなので熱によるセーフ機能が働いているのか
  • 室温28~30℃で起動はするが5分位でダウン
  • 裏から扇風機で冷やすと短時間ではダウンせずしばらく使い続けることができた

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