鉄腕アトム
- 2009/06/21 23:35
- カテゴリー:映画・音楽
昨日眠れなかったので、映画「どろろ」(DVD)を久々に観まして、手塚治虫の代表作である「鉄腕アトム」を思いだしました。
「鉄腕アトム」もロボットと人類の物語になりますが、大抵はロボットVS人類で、ロボットを悪者にするケースが多いですよね。
でも「鉄腕アトム」は、違うのです。
第1話を思い出して(は、無理^^)観てもらえばいいのですが、ロボットに人権に準じた権利を与えるというのが、話の始まりになります。(ちなみに、マトリックスではロボットに権利を与えなかったことより、人類との戦争が始まる)
つまり、ロボットと人類が共存した世界が「鉄腕アトム」なのです。
また、最終話は太陽に「アトム」が突っ込むのですが、ロボットが自主的に絶命してまで、世界を救った話で終わりとなります。(人が英雄となる似た映画がありますが^^)
子供の頃は、そんな理解もできず観ましたが、改めて手塚治虫の感性は凄いものだったのだなと、感じております。
今後の世界で、知能の持ったロボットは実現するでしょうが、是非とも手塚治虫の考えていた世界になってもらいたいですね。
尚、私は手塚治虫の作品では、「三つ目がとおる」「どろろ」「ブラックジャック」が好きです。
※敬称は略させていただきました。