エントリー

ラズパイ5を購入してSSDを試す

メモリの高騰が影響してかラズパイの価格も上がるそうで,今後のセールも期待できそうにないため,この機にラズパイ5を購入

単体で購入と結局必要となるパーツをセットにした価格差が大してないので,今回はSSD基板付きのセットをAmazonで注文した

IMG_20251207_195033.jpgIMG_20251207_195211.jpg

セットの内容

  • ラズベリーパイ5本体(8GB)
  • MicroSDカード(64GB,OS入り)
  • USB3.0Microカードリーダー
  • 5V-5A USB-C Raspberry Pi 5対応ACアダプタ
  • 4K60P Micro HDMI-HDMIケーブル(1.5M ) x2
  • メタルケース(PCIe拡張ボード対応)
  • 低騒音ベアリングシステムファンコンボ
  • PCIe NVMe M.2 SSD 2280拡張ボード

IMG_20251208_140912.jpg

先ずはSDカードで起動,既にOSがセットアップされているので初期設定を済ませると直ぐに使えるようになる

IMG_20251208_155515.jpg

次にSSDを取り付けてSSD起動にする(こちらを参考にした)

SSDはB&M-Keyタイプでも良いかと思っていたら,NVMeのM-Keyタイプのみ対応だったので128GBを購入

少し前なら256GBが購入できる価格だったので残念

IMG_20251210_161023.jpg

必要なさそうだったが,手持ちにあったM.2用ヒートシンクを取り付けた

IMG_20251211_160427.jpg

μSDカードからの起動も結構早いと思ったけど,SSDだと更に高速で数秒でデスクトップが起動する

IMG_20251208_162639.jpgIMG_20251208_162648.jpg

YouTubeでビデオ再生してみたところケースが暖かくなったので発熱は多いようだ

ラズパイ4をUSB-SSD起動にする

ラズパイ5の高速性を改めて感じるようラズパイ4で同じデスクトップを使ってみることにした

ラズパイ4ではデスクトップ版を最初に動作させたとき,あまりにも遅くて使い物にならなかったので以降は使用していない

おそらくはμSDの性能によるものだと考えられるのでSSDだとどうだろうかと確認してみることにした

こちらを参考(respi-configの画面は更新されているため異なる)にセットアップしたが,ラズパイ5の場合と同じである

IMG_20251212_094705.jpg

SSDはUSB経由で128GBのSATAタイプを使用

結果は,やはりμSDの性能も問題だったらしく,そこそこは使えるデスクトップになった

操作感としてはラズパイの半分くらいの性能で動作しているので本来の性能差通りである

QHFアンテナを撤去してコーリニアアンテナを設置

ゴミ捨ての都合もありQHFアンテナを撤去,換わりにコーリニアアンテナを設置

IMG_20251201_101719.jpgIMG_20251201_104552.jpg

多段のコーリニアアンテナの下側がベランダの支柱に被っていたためか,影響しない場所への移動によってゲインアップし受信範囲が増え約30機前後から約40機まで増加

20251201_001.png

北方は約150NM(270km)が受信できている(南方と東方は1,000m超の山が近いので厳しい)

直接波のみの受信として大ざっぱな見通し距離を計算すると,こちらからは標高約100m地点のアンテナなので,水平線まで約44km

航空機からは,高度2,500m(8,202ft)で220kmとなるので,この辺りまで受信できているってことかな

参考)5,000m(16,404ft)311km,10,000m(32,808ft)440kmとなる

場所がら高度は1,000mあたりが限界で低空まで追えないのは残念ではある

受信(dump1090-fa)が安定したので上部のリンクに「ADS-B」を追加

ADS-B受信をdump1090-faに変更

室外サーバにてADS-B受信をdump1090-mutabilityで試行させていたところ何度もダウンしたり受信できなくなる現象が発生

やはり更新の終わった古い版数からなのかと,後継として継続更新されているdump1090-faに変更

後継のdump1090はdebian系パッケージにはなくFlightAwareが提供しているようだ(なので-faか)

Armbian(ubuntu版)用に作成するため,がとらぼさんの記事を参考(こちらなど)にした

$ git clone https://github.com/flightaware/dump1090 dump1090-fa

$ sudo apt install git lighttpd debhelper librtlsdr-dev pkg-config dh-systemd libncurses5-dev libbladerf-dev libusb-dev devscripts
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています... 完了
状態情報を読み取っています... 完了
E: パッケージ dh-systemd が見つかりません
$

(dh-systemd は必要ないので外す)

$ sudo apt install git lighttpd debhelper librtlsdr-dev pkg-config libncurses5-dev libbladerf-dev libusb-dev devscripts

$ cd dump1090-fa
$ dpkg-buildpackage -b --no-sign --build-profiles=custom,rtlsdr

$ cd ..

$ ls dump*

dump1090-fa-dbgsym_10.2_arm64.ddeb
dump1090-fa_10.2_arm64.buildinfo
dump1090-fa_10.2_arm64.changes
dump1090-fa_10.2_arm64.deb

(インストール)

$ sudo dpkg -i dump1090-fa_10.2_arm64.deb

最新が10.2,再度入れ替える場合は以下のように先に削除

$ sudo systemctl stop dump1090-fa
$ sudo systemctl disable dump1090-fa
$ sudo dpkg -r dump1090-fa

簡易httpも動作し,アクセスは「localhost:8080」または「localhost/skyaware/」となる

MAP表示(試行中):dump1090-fa

20251128_fa-Win.png

アンテナも付け替えてLNAを動作させたところ受信範囲は広くなった

IMG_20251129_095041.jpgIMG_20251129_095157.jpg

ADS-B用のコーリニアアンテナを移動させて接続

室外サーバにVirtualRadarは負担が大きいので稼働は停止

20251128_VRS.png

Windows版VirtualRadarからJSONファイルをGETして表示させることはできるので,アプリサーバを立ち上げて重い処理を任せるのもありかなと検討中

尚,JSONファイルは/runに置かれるが,armbianでは基本/runはtmpfsになるのでSDカードでも問題にはならない

Apache2のログからBOTなどの不要分を削除

最近アクセスが多いのでログを観てみると,そのほとんどがBOTであることが判る

ログの書き込み量でパフォーマンスも落ちるし,SSDは書き込み量で劣化するので少しでも少なくしようかと以下を参考にログの調整を行った

参考:Apacheで特定のリクエストをログから除外しメモリ負荷を軽減する方法

ログの実態確認

リクエスト頻度が高いパスやリソースの確認

awk '{print $7}' /var/log/apache2/access.log | sort | uniq -c | sort -nr | head -20

以下が上位

/freo/js/
/freo/images/
/freo/css/
/robots.txt

特定のIPからのリクエスト確認

awk '{print $1}' /var/log/apache2/access.log | sort | uniq -c | sort -nr | head -20

現状は特に問題なし

BOTをログから抽出

grep "bot" /var/log/apache2/access.log

appleBot,GoogleBot,amazonbot,bingbotなどが抽出

100アクセス/時間という感じ

除外設定

000-default.conf,default-ssl.confのCustomLogの記述を以下に変更

# ボットアクセスの除外 
SetEnvIfNoCase User-Agent "bot" dontlog

# 静的リソースへのアクセス除外
SetEnvIf Request_URI "^/freo/js/" dontlog
SetEnvIf Request_URI "^/freo/images/" dontlog
SetEnvIf Request_URI "^/freo/css/" dontlog

CustomLog /var/log/apache2/access.log combined env=!dontlog

「/」はそのまま記述できるようだ

実証確認

ログローテートも月単位更新から週へ変更

強制的にログローテート

logrotate -f /etc/logrotate.d/apache2

しばらく置いて,ログに無いことを確認

ユーティリティ

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着コメント

Re:NOAA受信システム復旧
2025/06/11 from admin
Re:NOAA受信システム復旧
2025/06/11 from とおりすがり
Re:SDRplay社RSP1クローンを購入
2025/05/25 from 匿名希望
Re:Mozilla FirefoxではNHKプラスを再生できない件
2025/05/09 from Donabeyaki
Re:ATS-25を作製する
2025/03/23 from kazu

過去ログ

Feed