ステッピングモーターでロータリースイッチを制御
当初はバリコンを遠隔制御するため以下のようなモーターを購入していたのだが上手くいかないので現在はバリキャップ(可変容量ダイオード)に切り替えようと思っている
その中で購入していた4相ステッピングモーターがバンド切替に使えるかもしれないと考え試してみた
動作確認
まずは4相ステッピングモーターの動作を確認(YouTubeでよみやさんが丁寧に説明しているので詳細はそちらで)
専門では「2相ユニポーラ」と言われているようだ(2相はバイポーラ)
以下のように2相(青1ー黄3,オレンジ4ーピンク2)の間に1本共通の線(赤5)が配線されている
これに電流を順番に8シーケンス流すと回転する(以下は正回転)
逆回転させるには逆順にする
2相だと2つの電磁石の極性を交換させながらモーターを回転させるので1相毎に4石(計8石)必要だが4相だと既に4方向あるので4石で済むことになる
ロータリースイッチと繋ぐ
ダイレクトにロータリースイッチに繋いで動かすにはトルクが足りなそうなのでフランジを3Dプリンタで作製(PETG使用)
トルクが不足していないか試行して確認
回転したので次へ
ロータリースイッチ回転制御
ロータリースイッチの位置を判断するため2回路を使い抵抗で分圧回路を構成
ケースを3Dプリンタで作製(PETG使用)
ロータリースイッチとステッピングモーターを組み込み
UP/DOWNスイッチを付けたスケッチを作製して確認
(スケッチ)
改良・課題
- ステッピングモーターを動作させない時はMOへの制御をOFFにしていおかないと電力を消費する
- ロータリースイッチのスイッチ間にスイッチ未接触間があり対処が以下の場合と絡む
- 回転時の異常発生を考慮してタイムアウトしているが,その場合の対応策
- フランジの軸受けが甘いため動作不良が起きた場合の対処
- モーターの軸が中央にないのでケースサイズが大きくなる