EPIAのmicroSDにWindOSをインストールする
debianのインストールではSDカードをext3で扱ったが、標準であるFAT形式だとどうか確認したくなった
FAT形式が標準ということはメディアに対するR/Wも最適であろうと考えられる
また使用しているmicroSDでは処理しているかどうか判らないがウェアレベリングするならFAT形式でないと無理である
準備
再度debianを使うとインストールの手間がかかりそうなので、WindOS(Debian6.0"Squeeze"ベースで作られたLinuxディストリビューション)を利用することにした
WindOS 公式ホームページ
http://www44.atwiki.jp/windos/
debianで使用した4GBのmicroSDカードはSDformatterで初期化し直したが何度も書き換えしたため不安なので、今回は KINGMAX microSD 2GB(新品)を使用
インストール
インストールは公式ホームページの「使用方法」のとおりに行う
パーティションの構成は以下の様になった
$ sudo fdisk -l /dev/sdd
ディスク /dev/sdd: 1917 MB, 1917845504 バイト
ヘッド 4, セクタ 32, シリンダ 29264, 合計 3745792 セクタ
Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスク識別子: 0x000f3bea
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sdd1 * 1 903167 451583+ 83 Linux
WindOSの起動
USBから起動しブートCDは利用しない
電源投入でsyslinuxのメニュが表示され数分のちにWindOSも問題なく起動することができた
microSDの未使用領域を使う
WindOSを起動できたがこの状態ではデータが保存できないのでmicroSDの未使用領域を使えるようにした(persistent機能)
WindOS公式ホームページの「TIPS」に説明があるのでそのとおりに行っただけ
ファイルシステムはext2にして、そこに以下の画面スナップショットを退避させた
microSDカードへのR/Wはそこそこ使えるという性能で使い物にならないという感じではない
FAT形式ならば使えるのか?いやFAT形式でないと使えないのかもしれない