LS-HGLの復活(その3)
- 2013/03/17 22:31
- カテゴリー:PC, LS-HGL(NAS)
もう1度やってみた
セットアップするファームを1.07にして再度実施(ファーム取り出しでパスワード解凍を行った)
やはり失敗
こんなエラーになることもあった
そして何度かやっているとフォーマットが成功したらしく「ファームウェア・・・」の画面になる
ところが・・・
最終的には失敗?したような感じで駄目そう
LS-HGLを通常起動してみると、ランプが6~7回点滅して起動はしない
ディスクの中身を見てみる
$ sudo fdisk -l /dev/sdd
Disk /dev/sdd: 320.1 GB, 320072933376 bytes
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 38913, 合計 625142448 セクタ
Units = セクタ数 of 1 * 512 = 512 バイト
セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト
I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト
ディスク識別子: 0x00000000
デバイス ブート 始点 終点 ブロック Id システム
/dev/sdd1 63 2008124 1004031 83 Linux
/dev/sdd2 2008125 12016619 5004247+ 83 Linux
/dev/sdd4 12016620 625137344 306560362+ 5 拡張領域
/dev/sdd5 12016683 14024744 1004031 82 Linux スワップ / Solaris
/dev/sdd6 14024808 625137344 305556268+ 83 Linux
$ sudo mount /dev/sdd1 /mnt
$ ls -l /mnt
合計 89320
-rw-r--r-- 1 root root 91368374 12月 27 2008 hddrootfs.buffalo.updated
$ sudo mount /dev/sdd2 /mnt
$ ls -l /mnt
合計 0
$ sudo umount /mnt
$
何も入って無いではないか
電源不良?
何度かLS-HGLの様子を確認しながらやってみると、どうも途中でディスクが止まっているようだ
これは・・・電源がおかしい?
ネットでLS-HGL関係を検索すると、約4年使用(経過)で壊れている事例が多く出てくる
原因としては、
・ディスク異常
・電源の異常(ほぼコンデンサの劣化(寿命?)と思われる)
の2つである
今回は両方の異常が同時に起きた?というのはかなりの極稀で無理な話と思われるので、電源に異常が発生してディスクが壊れたと考えるのが妥当であろう
例えばディスクの回転が安定していない状態で書込みが行われるとその部分の読み出しはまず不可能な状態になる(書込み時に回転がダウンしたとか有り得る)
修理用パーツの購入
電源を見てみるとコンデンサの1つが若干だが膨らんでいるように見える
不良なのかどうかは判らないがコンデンサを交換してみることにした
劣化したと考えられるコンデンサは、電源の5V系と12V系の出力段平滑化コンデンサで次の2つ
・C203 2200μF/10V 105℃
・C201 1000μF/16V 105℃
近くに電子パーツ屋があれば良いのだけど・・・やはり通販か
いつもの秋月でも良かったが、同時に購入したい品があったaitendo@shoppingで注文
ケミコンは良質の日本製が良いのだろうけど交換で修理できるかどうかも不明なので5個パックの物にした(16V2200uF・16V1000uF)
ついでにシリアルコンソールも付けてしまおうとドライバのセットアップが必要ないRS232-TTL変換(電源をLS-HGLから入力する必要があり、もしものことがあるかもしれないので予備としてUSB-TTL変換も追加)
その他、必要なピンヘッダ、ケーブル等、後は届くのを待つ