ATTINY13用の開発支援ボードを作る
- 2015/11/06 23:16
- カテゴリー:Arduino・AVR, 電子工作
- タグ:ATtiny13a
ATTINY13を使うにあたって毎回ブレッドボートに構築してると大変なので、ATTINY13用の開発支援ボードを作ることにした
仕様として
- Arduinoシールド化で簡単に書込み準備可能にする
- 電源電圧3.3Vに切り替え可能にする(電源スルーと3.3V降圧)
- 動作試験できるようにLEDを配置
- デバッグ用のシリアル出力
シリアル出力は、以下の記事を参考にして半二重通信だが1ピンで送受信を可能にする
ATTiny13Aで割り込みを利用したパソコンとのシリアル通信
追記
- 7,6,5,1ピンは、それぞれArduinoシールドピン、13,12,11,10に接続(ISP)
- 1ピンはタクトスイッチでリセット可能
- 2ピン(LED)3ピン(UART)は、切り離し可能とするため短絡ピンを通す
- 各ピンはブレッドボードなどに取り出し可能とするためピンソケット接続
最初は2SC1815を使っていたが、5Vでしか動作しないので3.3Vでも動作するように2N7000に変更
通信はUARTなのでPCと接続するためにFT232RL(USBシリアル変換モジュール)を使うが動作しない
直接PB4から送信すると問題ないのでTxとRxを分離する回路が問題のようで、しかたないので送信だけに仕様変更しようとも思ったが少し調査することに・・・
まず単にダイオードで接続されている送信ができない?のか、原因はFT232RL側のRxに電圧がかかっており逆流していたためで、USBシリアル変換モジュールのVCCIOの電源を無効にすれば解決した
またオシロで送信データを見てみると矩形波になっておらず負論理である0Vが正常に出ていない
はっきりした原因は判らないが、ダイオードと並列で0.1μFを入れることでまともになり
正常に送受信できるようになった