ソフトウエアラジオを試す
ソフトウエアラジオ(SDR:Software Defined RADIO)は,DSPより更に多くをソフトウェアで処理して電波を復調するラジオである
かなり前からSDRSharp(SDR#と記載される)という有名なフリーソフトがあり,最近になって安定した更新が行われたという情報を得たので試してみた
(FM愛媛[新居浜]を受信中)
ハードウェア
ハードウェアは「DS-DT305BK」を所持(10年位前に見切り品で購入)していたので特に追加で購入する必要はない(現在でも1K以下で手に入るようだ)
受診可能周波数は22-1100MHz,外部アンテナも手に入れていた(付属品はロッドアンテナ)
PCは「CHUWI LapBook SE」(Celeron N4100)を使用
ソフトウェア
セットアップは「SDRSharp ソフトウエアラジオの導入」を参考にさせてもらったが少し注意点を以下に記載する
(ドライバー)
ドライバーは自動的に「RTL2832U」が表示されるので,これでインストールすれば良い
再度インストールしようとしてもドライバーは選択できず「reinstall」とは表示されないので注意
正常にインストールされたかはデバイスマネージャーで確認の事
(.NET)
次にSDRSharpを実行するが.NETが無い旨が表示され起動しない
Windows10では必要ない記載や追加で.NETをインストールしても同様なことから嵌ったが,SDRSharpのHPに.NETへのリンクを観てx86版を使わないと駄目なことに気付いて試しにx86版をインストールしたら動作した(つまり64版のWindows10は.NET(x86)をインストールする必要がある)
セットアップに必要とするファイルは,
- sdsharp-x86.zip
- windowsdesktop-runtime-5.0.7-win-x86.exe(5.0.7は今日現在)
の,2つとなる
感想
- アンテナにもよると思うが,音声品質はまあまあレベル(お試しなので)
- 電波情報がデジタルで見えるので面白い(まだまだ全機能を把握してない)
- ソフトウエアラジオの良いところは,簡単なハードウェアで広帯域の多くの電波形式を復調できることで同じ機能を実装した受診装置より(PCがあれば)安価だということだろう
- ポータブル化したらもっと楽しめそうだ
- N4100でCPU使用率40%位(4コアとも同じ程度使用していた)
- 2m(144MHz)も受信してみたのだが誰もいなかった
(追加)
HDSDRも試してみた