クラップ発振回路を調整してインダクタンスを測定
LPC用のコイルをクラップ発振回路で調整しようとしたが発振しないせいで上手くいかなかったのでコンデンサーの容量を変更して確認することにした
確認するために用意したインダクタは7種で,市販品の,1mH,680μH,470μH,220μH,100μH,47μH,10μH
目的とするインダクタは手巻きの,0.4μH,0.3μHで,間がないので手巻きで,5μH,1.1μHを作製
回路図のC2,C3,C4の容量を変更して確認する
発振して計算して判定できたインダクタをチェック
C2,C3,C4の容量(pF) | 判定できた最大インダクタ(μH) | 判定できた最小インダクタ(μH) | 備考 |
---|---|---|---|
80,000 | 1,000 | 47 | コンデンサの表記は0.1μFだが測定すると0.08μF |
3,300 | 680 | 47 | |
1,000 | 47 | 1.1 | |
680 | 10 | 1.1 | |
470 | 5 | 0.3 | 目的のインダクタが確認可能レベル |
330 | - | - | ミスがあり測定不能で終了 |
(注)最大インダクタは必要ないので確認していない物もある
新しいシンクロスコープ(H052)も並行使用して確認(10Mhz位までは正確のようだ)
なんとか目的のインダクタで発振して計算できたのだが,300~400nHで手巻きしたコイルのが600~800nHだったので正確なのかどうか判断できない
・・・
と,思っていたところへ安価(約2k)だが0.001μHまで計測可能なLCメーターが届いた
が,マニュアルもなく使い方が全く不明なので本日は止め
(追加)
しばらく良く使いそうなので基板に載せた
回路図は以下だがC2,C3,C4はもう少し減らした方がよかったようだ
Trは(2SC1815でも問題ないが)トランジション周波数の高い2SC1923が手持ちにあったので使用