下肢閉塞性動脈硬化症
- 2021/12/01 11:00
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難しい病名だが,ようするに脚の動脈の途中が詰まり足に血液が流れにくくなる症状(静脈の場合は別名)
11/30にカテーテル治療し完治(中なので)しようとしている(29日入院,1日退院)
折角体験したので辛かったところなど記載する
カテーテル治療はカテーテルと呼ばれる細い管を腕か脚の血管から通し狭くなった血管を風船で膨らませステントで補強する治療法で手術自体は辛いものではない
- 麻酔はカテーテルを挿入する部分だけ(その挿入部分の血管が痛いけど)
- 手術中の痛みなど苦痛があれば伝えられる
- 手術時間は1時間程(拙者の場合は1.5H)
- 麻酔がないため意識もあり自由であるけど体は動かせない(動かすのはまずいと思う)
- 手術台は狭い(1人乗る幅しかない)
- 周りは最先端の装置ばかり(血管をCT投影しながらの手術なので理解できる,イージス艦の様なレーダーが2つ円で迫ってくる→3Dのためだね)
術後,拙者の場合,腕からカテーテルを入れたので腕の血管の止血を行うことになる
この時,使用される止血器が辛い
圧を掛けて出血しないようにするのだが指先に血が流れないため手が冷たくなり腕が利かなくなる
段々と出血具合を診て圧を下げていくので(人によるが)1時間位で大丈夫の場合が多いらしい(だが)
拙者の場合,止血具合が進行せず,結果的に約20時間止血器をつけっぱなしとなる(当然ながらまともに眠れない事態に)
約20時間後,止血器が取れたが血糊が凄く,腕はまったく動かせない程になっていた
2時間後には痛みはあるものの(なんとか)動くようになり車の運転はできたので自宅へ戻る(ATじゃないと無理だったかな)
1日経過後,痛みは残るが自由には動かせる程度,内出血は(今に消えるけど)まだある
(内出血は12/20頃ようやく消え,痛みもほとんどなくなる)
以下は初期から経過など
初期症状
症状がに気付いたのが2か月前で,3Fまで階段を昇ろうとして足の異変に気付く
若くないので階段を昇ると辛いのは誰もが同じであるが息切れするのではなく脚が重くなり股や腰に痛みが生じた
腰でも悪くしたのかと当初は思いつつ,月一で薬を処方していただいている内科で伺ってみると血管閉塞の疑いがありABI検査を行い,左足に問題ありが判明し大病院にて血管検査を指示された
ABI検査:両手両足首に血圧計を巻き四肢の血圧を同時に測り,ABI(足関節上腕血圧比)とPWV(脈波伝播速度)を測定
血管異常でも解決しない症状があることから整形でも確認したところ左足の神経圧迫が椎間板で起きている判明(こちらはリハビリテーションで痛みを和らげるしかないようだ)
外科治療
紹介された(行きつけの大病院の)外科で治療
CTにて(造影剤)血管検査し3D映像で見せてもらったところ腰あたりの左足血管の途中で詰まりが判明
詰まっている場所や進行によって治療が異なる旨の説明を受けた
- 人工血管で繋ぐ手術
- 血管のバイパス手術
- カテーテル治療(手術ではある)
CT画像の確認と追加のエコー検査にてカテーテル治療が可能であることが判る
カテーテル治療以外は外科となり切る手術が必要で回復まで日数が掛かる
これがひと月前となる
そして,カテーテル治療日は病院側や医師の都合もあり治療日は11/30となる
内科治療
血管治療のCT検査であったのだが,なんと大腸のポリープが見つかる
急遽,内科へ通知され内視鏡による検査を行う(この時,本心それなりの覚悟があった・・・)
11/4 大腸内視鏡にて2つのポリープの切除(1個は20mm以上あった)
後日・・・悪性でないことを通知される・・・生きたね(ってホント思った)
カテーテル治療まで
治療まで辛い日が続く(実際,段々と辛くなる)
- 歩行にて(階段昇降では急速)
- 脚が動かなくなり痛くなる→2,3分で回復
- 更に歩行すると足の付け根あたりや腰が痛くなる→回復に5分位掛かる
- それでも更に歩行すると腰の中が猛烈に痛くなる→こうなると口も利けない位の痛さでと暫く回復しない
- 次回:
- カテーテル治療へ