ケース内温度監視異常の対処
NOAA受信感度の向上でゲイン調整していたら,調整とは関係ないけどしばらく受信がおかしくなっていたのが本日は回復している
昨日,受信画像が良くないので受信データを聴いてみると受信感度が悪すぎて画像化できなかったことが判り,アンテナの改良が必要なのかと考えていたところである
受信感度の方は今後改良することにして,気温が上がってきたこともあり先に温度監視異常を調査
結果はセンサ(BMP280)の異常で,新しく調達したBMP280に交換することで解決(㉑を使用)
中古のBMP280でもarduinoでの単体確認では正常に温度が得られているのでESP8266の問題も考える必要があったが新品使用で問題なくなったので良しとする
ただ結果的には解決できたが対処過程において問題を発生させあまり宜しくはなかった(おかげでプラスになった事もある)
対処
単体試験するために電源制御ボードを外す
基板上の(裏表)目視点検で問題なし
電源12VなのにXH端子を使用していたのでVH端子を追加し,確認用の電源として12Vバッテリーを繋いだところ動作しない(動作は電源投入で気温が送信されるのが無いことから判断)
おかしいなと思い各所の電源チェックしたところXH端子の12V以外の5V・3.3Vは通電していない
ここで・・・とんでもないことにバッテリーのプラスマイナスを間違えて接続していた事に気付く
やってしまった・・・全部やり直しかとESP8266とBMP280を外し影響範囲の確認に入る(できればESP8266は助かってって欲しいところ)
12Vじゃあ全部飛んだかとESP8266とBMP280への3.3Vを追っていたのだけど回路がない
回路図を追って,あれ?(回路図にミスがあったので今回は修正している),12VはDCDCで5Vにして3.3Vに降圧していたことに気付く
もしかして助かったか?とDCDCのみ交換
DCDCのみ破壊で他は無事だった(ラッキーだ)
(改修した回路図:DCDCの入出力が逆になっていたのと電源関係を判り易くした)
(注)SCL(IO5-SCK),SDA(IO4-SDI),SDO(=GND:アドレス指定),CSB(非接続でも良し)
気温取得のアルゴリズムも変更して別のESP8266に書き込み交換
(旧)気温を200ms間隔で10回取得して10回分の平均を使う
(新)気温を200ms間隔で10回取得して降順に並び替え中央値を使う
最終的にESP8266も交換することになったが使用していたESP8266は異常ではない
またケースの密閉性が良いためかESP8266の損傷はまったくなかった