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2024年02月の記事は以下のとおりです。

スパイダーコイルを作りAM受信

  • 2024/02/11 20:00
  • カテゴリー:ラジオ

スパイダーコイルを作製.4~200pF(最小容量)のポリバリで同調回路を構成

コイルの性能を確認するため,前に購入したラジオキットのTA7642(UTC7642互換)を利用してAMラジオを作製

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スパイダーコイル

コイルのベースは3Dプリンタで印刷

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STLは「thingiverse.com」に良いのがあったので利用,サイズを75%にして巻き直径中央30㎜外側80㎜にした

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線は0.35㎜を巻き数をカウントしないで全部(10m)巻いた

9角を飛びで巻いたので5角形となりスパイダーというよりペンタ×2コイルになったようだ(見た目は悪くない)

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10mでインダクタンスが214μH,計算上500μHは必要なので更に10m追加

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まだ足りないかなと思っていたら20mで681μHとなる(外側の巻きの方がインダクタンスが高くなるようだ)

インダクタンスが高くなったので3m減らし543μH,更に2m程減らし471μHに調整(つまり約15m巻きとなる)

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nanoVNAで同調範囲を確認

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ポリバリで487~1,456MHzとなり少し下方だが多少は寄生コンデンサがあるので計算を踏まえ調整終わり

不安を解消するため正常な同調回路と同等であることを確認

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実験ボード

同調回路とスピーカーを使うためのアンプを分離構成した実験ボードも作製

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TA7642で受信

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問題なく昼間にローカル3局(NHK1,2,南海放送)の受信を確認

選択度は然程でないがローカル局なら室内でも良好に受信できるので優秀なチップだ

ダイオードラジオで受信

試しに繋いでみたが

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アース側からノイズが酷く入り受信不可

生活ノイズだと思うが最近酷いようなので軽減させるためフェライトコアを入れてみたが効果は薄い

(追加:2024.2.14)

TA7642を最小部品構成で基板化(ケーブルで取り付けたが,後でピン差しに改良予定)

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昔のラジオの様な懐かしい音で鳴っている

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(追加)

最初が南海放送で後がNHK1

RFアンプケース作成

結局RFアンプを単体で動作させるためケースを作製

設計と配線図

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アンテナカプラに内蔵したRFアンプと同じボードを使うがゲイン制御は電圧変更で行わないでアッテネータを設けた

アッテネータは-5dBと-10dBをトグルスイッチで連結して-5dB,-10dB,-15dBを使えるようにする

ケース設計と結線図

アルミ板の切り出しのため厳密なケースサイズを検討

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発振対策

アンテナカプラに内蔵時,発振が問題となった

そのまま使えば問題にならないので,SMAコネクタ(メス)を外したことが影響しているのかと考え,今回は外さないでSMAコネクタで繋ぐことにした

同軸ケーブルは固いためケースの空間に気を遣う使う必要がある

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配線&チェック

今回は実体配線図を作っておいたので配線も問題なく完成

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12Vを入力するので電源の接触確認は確実に何度でも行う

受信

心配だった発振も起きず動作

RFアンプが32dB+のゲインあるのでアッテネータを入れないと近場の局は受信不能になる

アッテネータはON/OFFでマイナスゲイン通りSメータ値が変わるので問題なさそうだ

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久々に納得できるものが完成したかな

内外観

(前方)

RFアンプの上部にはシールドを設置

左から「-5dB ATT SW」「-10dB ATT SW」「RF ON/OFF SW」「Power LED」

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(後方)

左から「IN SMA」「電源」「OUT SMA」

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(上蓋ケース)

3Dプリンタで印刷(PLA),側面でネジ留め

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(裏)

ベースは木板(DAISOの9㎜厚)

上蓋ケースで底面左右を下から被せて脚にした(滑り止めが必要なら脚に付ける)

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Aliexpressで購入

日本での調達が大変なラジオ関係の部品をAliexpressで購入している

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aitendoでも調達できるのだが,現在では送料が高すぎる(四国は¥1,000)ので手が出しにくい

Aliexpressも送料が安くはなくなってきたので注意が必要で,特に複数個の購入にすると送料が跳ね上がるのが厄介で,対策として同じ物と店を変えて1個単位で購入している

また複数の販売ケースを1つの画面で(価格を誤魔化すためじゃないかと思うが)兼用しているので商品選択に注意するべし(実は注意していたのに2商品で嵌められた)

大した価格でもない商品で信頼を失うことを損失とは思わないかな

今回,まとめて購入するのにあたり,ある程度の価格になると早く発送してくれるので評判は良くないハンディ用アンテナも購入

SRH805Sもどき

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144M・430M・1.2G兼用の超コンパクトアンテナの偽物(送料込¥311のところ特別価格となって¥50)

Amazonでも購入でき430M以外は使い物にならないとの評価がある

(昔,このサイズの430M専用を持っていてスキー時のハンディ機使用で重宝した思いがある)

144MHzは酷すぎ

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430MHzはSWRは425MHzあたりで下がっており使えそうである

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1200MHzは測定なし

YAGOYA NA-771もどき

144M・430Mのデュアルバンドアンテナの偽物かな(送料込¥355)

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袋がオレンジ色の物もあり,この緑色の物が良いらしいとのことで選択

144MHzはまったく駄目ではないが良いとは言えない(SWR2.2)

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430MHzは455MHzでSWRが下がっており駄目(SWR1.9)

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UV-K5(8)添付のアンテナ

計測していなかったので特性を確認

144MHzでは121MHzでSWR1.1というハムバンドは駄目だがエアバンドでは良好

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430MHzは447でSWRが下がっており駄目

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受信での利用しか考えてないので交換しながら良好なのを選択するって感じか

NanoPiのUPSが終わっていた件

長い期間(一部機能の)試行運用していたNanoPiを確認のため止めた際,実験で12Vの電源が欲しくて丁度空いていた止めたNanoPiで使用のUPSを繋いでみたが動作しない

おかしいなと思ってUPSの出力電圧を確認すると0Vで,バッテリが7.2Vのところ3Vしか出ていないことが判明

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バッテリはAAA(単4形)×6本で構成しており単体の電圧は個々で異なっていた

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調べてみたところニッケル系2次電池のトリクル(フローティングもしくはフロート)充電は専用品があるとのことで一般向け用では寿命が短くなるそうだ

今回,約半年でバッテリが寿命となった理由として電極の半田付けによる劣化の感じもするので,次は半田付けしないでバッテリケースで作製しようと思う

バッテリは充電耐性のある丈夫なニッカドのAA(単3形)を試してみたいのもあったが,低価格で大容量(1100mAh,約1200回使用可能)の魅力に負け「BONAIニッケル水素AAA」を購入

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現在,復旧を検討中

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