LCRメーター(LCR-T4)を購入しケース作製
あると便利そうと思い購入したLCRメーター
LCRメーターだけど主に半導体(ダイオード,トランジスタ)のチェックに使う予定である
ケース付きだと高価なので基板だけ安いところで購入したら中華からの発送ということで届くのにひと月掛かった
裏を見てみるとMEGA328が載っていた
動作確認して正常そうなのでケースを印刷する
定番のThingiverseで検索して良さそうな2種をダウンロードしたうえ完成イメージを吟味して1つに絞る
メンテナンスが終了しバイメタルヒートブレイク対応となった3Dプリンタで印刷
今回は表面と裏面で色を変えてみた
綺麗に印刷され組み合わせも問題ないようなのでボードを組み込む
①表面パネルにボードを嵌め込む
③裏面の穴から電源ケーブルを通す
④少し隙間があるので厚手の両面テープで止める
⑤3M×16㎜のネジで止めて完成(ネジ穴がギリだったのでドリルで少し広げた)
表面をガラステーブル面にして印刷しているので積層痕がなくテカテカ
電池カバーの色が表と同じなのはご愛敬
斜めにして使用することも可能
なかなか良い感じに仕上がった
仕様等
ディスプレイ: 128 * 64LCD
通常のテスト速度: 2 秒
シャット ダウン電流: 20mA
給電:9V(8.4Vでも動作可)
自動検出:NPNとPNPトランジスタ,NチャネルとPチャネルMOSFE,Tダイオード(双ダイオードを含む),抵抗,コンデンサーなど
仕様:トランジスタ.MOSFET保護ダイオードなどの増幅率とエミッタトランジスタの順バイアス電圧,しきい値電圧と格子コンデンサーのMOSFETの測定
使用方法:
- 測定物をセットしてテストボタンを押すと自動解析
- 右下のボタンを押すと電源ON 及び 測定開始
- 右下のボタン長押しでシャットダウン
コントラストの設定:
- 電源OFFの状態から電源スイッチを長押しするとContrastと表示される
- ボタンを0~9回,押すごとにコントラストが変わる
校正の仕方:
- 100nFから20uFの間の容量の無極性のコンデンサを一つ用意する
- 1,2,3番ソケットをジャンパ線などでショートさせる
- 電源を入れるとSelftestモードになる
- 38%の時点で「Pls Isolate Prove 」の表示が出るのでジャンパ線を外す
- 82%の時点で「Insert The Capacitor」の表示が出るのでソケットの1と3にコンデンサーを接続する
- 100%になると校正完了
注意:
- コンデンサは放電して測定すること
- コンデンサの検出に1分かかる場合があるが正常