アンテナカプラーの改修(その2)
- 2024/01/27 19:02
- カテゴリー:アンテナ
どうやら内蔵したRFアンプが発振しているようなので再度改修にとりかかる
(左)電源OFF(右)電源ON
ゲイン(電圧で制御)を上げると確実に発振
対策1
- 発振を抑えることができないかもしれないのでRFアンプを外部にすることも踏まえ前段から後段に再度配置換えする
- 電源ラインに0.01μFのパスコンを入れる
- RFアンプ関連ラインのケーブルを同軸ケーブルに置き換える
(左)電源OFF(右)電源ON
電源ON後,暫く経過すると発振
対策2
- 上部にアルミ板を設置してシールド
かなり効果があったが,やはり時間経過により発振
対策3
- ネット公開の「HiLetgo RF 広帯域アンプの発振対策」を実施,対策したRFアンプが異なるが説明通り入力側に10pF,出力側に22pFのパスコンを入れた
この基板フラックスやペーストを使用しても半田の乗りが悪いのに何度も半田付けしてボロボロになってきた(中華製の安物半田のせいもあるけど・・・)
同軸ケーブルの先端部は芯線と網線が接触しないように木工用ボンドで絶縁(前はホットボンドを使っていたが木工用ボンドの方が剥がれにくい)
(左)電源OFF(中)電源ON(右)電源ON経過
これでも稀に発振するので,RFアンプボードの上下のスペースを狭めてよりアースに近づけたところようやく発振は止まった
対策による影響
RFアンプのゲインを操作するため電源に500ΩのVRを直列に入れて6V~12Vに変動するようにしていたところ7Vを超えないとRFアンプが動作しなくなった
VRも問題があり最大の電圧供給が10Vになっている(最大ゲインだと発振するかもしれないので当面は改修しない)