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いまさらながらアンテナカプラーを作った

いまさらながら(受信専用)アンテナカプラーを作った・・・というのもロングワイヤーアンテナも設置しているが,ほとんどモノバンドアンテナを使っているからである

実はYouTubeで宮甚商店さんのアンテナカプラーの制作を観たことで,本来はアンテナ直下に置きたいRFアンプを室内でRFアンプを使っていて,そのRFアンプの入れ物を作るついでにアンテナカプラーを追加しようと考えた訳である

なので作製にはミズホ通信のAT-2000等を参考にさせてもらった(ミズホ通信・・・資料室

設計

先ずは適当な設計図(別途Excelでコイルのインダクタンス計算)と

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材料をかき集めた

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構成と制作

構成はπC型でコイルは6接点ロータリーSWで6回路にする

MW用に1回路とスルーに1回路を使うことにしたので残り4回路をSW用にして,(2~4・4~7・7~10・10~)MHz位を目安にコイルを巻く

40㎜の塩ビ管を使用,0.55㎜のエナメル線で27巻きとなりタップ位置は13・5・2巻時になる(後で必要なタップを選択するので適当に多くタップを作っておく)

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WM用には330μHのトロイダルコイルを使用(140巻きは辛いからやらなかった)

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ケースは底と上蓋をダイソーの木材で作り前後を1.5㎜厚のアルミを使う(150㎜×150㎜を半分に切れば丁度良いサイズになった)

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ポリバリコンやSW,端子類の配置を決め穴あけ,前面は黒塗装してみた

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底板(内側)にもダイソーのアルミ板を貼る

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配線

前面を取り付ける前に中身を配線しておく

コイルへの配線は(どのタップに接続するか)調整しながら行うので最後となる

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調整

TinySAのSG機能でAMを発振してラジオで周波数範囲の受信確認

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nanoVNAで周波数特性を評価して確認

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RFアンプ

RFアンプは30dB程のゲインがあるのでアットネーターを接続したいところを電圧調整でゲインを下げることにし,アンプの電流値から500ΩのVRを使い分圧して6V~12Vになるようにした

DCDCを使わないのはノイズが載らないようにするため(だったが,どうやらアンプ部をシールドしないと駄目なようだ)

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3Dプリンタ

何かと便利な3Dプリンタで2つのパーツを作製

ロングワイヤー接続用のバナナソケット端子が絶縁させてなかったので絶縁ナットを作製

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アルミパイルでポリバリコンの延長バーを作ろうとしたがが上手くできなかった

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結局は3Dプリンタでつまみを作製

完成

(前面から:つまみは後に変更)

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(後面から)

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前面をつや消し黒塗装,板はけやきチークニスで塗装,古臭さが出て良い感じである

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使用感

アンテナカプラーとしては効果がないので改良を検討中

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