PPC Ubuntu 10.04 LTS (Lucid Lynx)
ppc用 desktop CD の DL
日々の生活を好き勝手につづったブログ(My blog is written by inoshita.jp)
ppc用 desktop CD の DL
4/29がリリース予定であることは知ってはいたのですが、ppc版もこんなに早くアップグレードできるとは思っていなかった
リリースノートにppc版の記載もあるので、正式サポートが復活したのかな?
アップデートが数件あったので、先にそちらを処理し、10.04へのアップグレードを始めた
ダウンロード終了まで1時間40分と表示され、実際に新しいパッケージの取得のダウンロードを始めると3時間と表示されているのを観て、無線LANであることに気付き、一旦キャンセルした(別PCから無線LANを利用しているのもあって切り替えた)
有線LANを接続して再度アップグレード開始すると、ダウンロードでは2時間程の表示となった(大して変わりはなかった)
時間はかかっても構わないので、しばらく置いておくことに・・・
約5時間程でアップグレードは終了した(ダウンロード2時間位、導入に2時間位、その他1時間)
雰囲気が変わった、基本のフォントも変わったのかな
少し使ってみての感じでは性能向上したような気もする
iBook G4 800MHz OSX10.3 を使っていたが、OSX10.3ではできないことが増えてきたこともあり、OSX10.4または10.5へアップグレードしようとしたらプレミヤ付きの価格には納得できないため、ubuntu 9.10 に移行することにした
ディスクは30GBのため全部ubuntuにするかとか、グレードアップ交換しようかとか迷ったが、まずは現状でOSXも残す方法にした
□パーティション設定
既存のOSX領域をバックアップして新しくパーティション設定後リストアする
(1)OSX10.3のインストールディスクで起動
(2)installerメニュからディスクユーティリティを実行
(3)OSXの領域をUSBディスクへバックアップ
(4)パーティション変更(16GBと残りに分ける)
(5)USBディスクからリストア(OSXの復元)
パーティションで空きスペースにするとディスクユーティリティから表示されなくなる
16GBをOSXにして残りを空きスペースにした後、全体が利用されているように見えるので正常にパーティション設定できなかったものと勘違
空きスペースはどうやって後からMac用のディスクにするのだろう?
□ubuntuのインストール
以下を参考にubuntu 9.10インストール(助かる)
・インストールは簡単で最初に数項目入力するだけで後は(1時間ほど)置いておけば終わる(ディスク領域は、今回の場合連続する最大)
・拙者がインストールした際には電源管理が標準で入っていた
→ バッテリかどうか判断できてないことが判った(gpmudmon-appletを使用)
・iBookの性能の違いでしょうか視覚効果の有効化は通常だった
□各種設定
キーボード関係(特にショートカット)は、確認して調整したほうが良い
□追加パッケージ
Java 1.6
・Sunからppc用のjavaは提供されていないのでopenJDKを使用
・パッケージマネージャーからインストール可能
・java 1.6の機能が正常に動作したので満足
後から知ったのだが、default-jdkやdefault-jreというパッケージがあり、もしかするとこれをインストールすれば必要なパッケージが全部インストールされるのかな?
Eclipse 3.5.1 GALILEO
・Ubuntuソフトウェアセンターからインストール
・JDTはパッケージマネージャーからインストール
・日本語化はPleiadesを手動で設定(iBook 800MHzではかなり遅くなるので、言語パックのほうが良い)
Eclipseのソフトウェア更新でJava開発環境を入れようとしたがURLがない、Windowsのダウンロードサイトを入れようとしたが、パッケージにあることがわかった
JDTをインストールするとcvsが必須パッケージになっている
subversionがないのが残念
Pleiadesではかなり遅くなるので一時的に外してみたら、メニュなどの一部は日本語で表示されている(なんらかのパッケージで日本語化された?)
時刻
・手動設定になっているのでNTPパッケージを入れる
□所感
・ubuntuだとCPUを100%使うことが多いのか、OSXでの使用ではほとんどなかったファンが良く動作する(最初は何の音かと思った程 → ファンがあるのを忘れていた)
・実装メモリは640MBだがEclipse起動時でも380MB程度しか使用していないので問題なさそう
・1ボタンのパッドでも十分に使える
・Eclipseは遅い(800MHzでは厳しい)
ubuntuを使用するときPCが兼用になるので、独立で使用できるUbuntuマシンを1台置いておこうってことで、廃却しないでおいたP3デュアル(850Mhz×2)を使うことにした
ところが・・・電源を投入しても動かない・・・少し調査したが諦めてEPIA CL-10000を使うことに
EPIAの方も再起動でちょっと怪しいところがあるが一応は動作した
早速、Ubuntu DesktopをCDからインストール・・・が、途中でフリーズする・・・言語選択後の時刻を設定する辺りである
USBからのインストールに切り替えて再度試したが同じ結果
基本が同じなので駄目だろうと思いつつも、kubuntu、xubuntuのインストールも試してみた
kubuntuはインストールの初期画面でループ、xubuntuは言語選択後フリーズ(ubuntuと同じ)
ネットで検索してみるとマザーのシリーズは異なるが、9.04で問題ないとか駄目とか、Serverはi686向けになっていてi586互換CPUでは動作しないとかあった
CL-10000は当初新コアの噂もあったが、実際は最初に出荷されたMシリーズと同じコアであり、Chipset(VIA CLE266, VT8235)も同じである(1394が外されて、LANをVT6103で1つ追加しただけ)
Mシリーズで実例があるならCLでも大丈夫なはずではあるのだが・・・
i686用ってのは考えられる線ではあるが、Desktopだしインストール中でのフリーズなので別要因だろう
簡単にはフリーズする原因、解決法は判らなかったので、VIAのHPへ行き新しいBIOSが無いか見てみることに
ところが、なんとまあサポートにCLシリーズがないではないか!(Mシリーズはあるのに)
闇に葬りさられたマザーなのかい!
すったもんだで、結果「CL」でサイト検索(CL10000では出ない、CLシリーズのCLでのみ引っかかる)したら出てきた(URLをみると、legacy の配下に・・・どこからもリンクはされていないようだ)
見てみると、BIOS Version 1.23が最新である(最新といっても2004年であるが)
現在のBIOSを確認するとVersion1.16だったのでアップデートすることに
だが今度は肝心な flash tool が無い!
似たような構成のマザーを探し、flash tool を探したが、相当するものは無い(Mシリーズのflash toolは対象が新しい)諦めかけていたとき、もしかして既存のディスクに入っているかもしれないことを思い出した
拙者は該当PCに固有のBIOSやドライバー類をまとめて置いておくことにしている(バックアップしたCDもあるが探すのが面倒だった)
大抵は行うインストール前のディスクの初期化を、今回はしておかなくて良かったなあと思いながら、EPIAをディスクから起動して見てみるとあった!
M用であるが使えるはずである(最初Mで製作したためであるが残っていた)
データシートからフラッシュメモリも同じであることを確認して、DOS6.1のシステムディスクを取り出し、BIOSとflash toolをコピーして祈る思いでBIOSをアップデート・・・Complite が表示され、ほっとした
さっそく再度インストールを試みたが結果は同じ、ここでDesktop版は諦め、Server版に切り替えDesktop環境を後で整えることに
適当にさくっと進め最後までフリーズしないで終了することを確認
再起動後フリーズすることを見て時間も遅いので本日は終了
今日は目的はubuntuなのに、色々と遊べてしまった
=== 追記(2010.04.27) ===
どうやらi686用だからという問題でもなさそうで、しばらく中断することにした
以前利用していたME-6000と同様の電源周りの不良が頻繁に発生しだしたのと、CL-10000の消費電力が43Wあり、D510MOの37Wより高かったというのも理由である