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アンテナ関係の整備

室外のマグネチックループアンテナだが室内用より感度が落ちるようで調子が良くない

原因は同調部を追加しようとして部品調達がうまくいかず7MHzにしていたが外したため,ただのループアンテナになっているせいである

とりあえず7MHzの同調に戻して3つのアンテナを混合しているのもマイナス要因なので新たにケーブルを通して専用にした

IMG_20241201_105911.jpgIMG_20241201_105926.jpg

これで室内(完全に同調できる)と同レベルの感度になったようで,7MHzと高調波となる14~15MHzあたりの感度が良好である

また屋根の途中で置いてあった(ややロング)ワイヤーアンテナもベランダに通し逆L字で1Fに落とし延ばした

IMG_20241201_121725.jpg

アンテナカプラーもハイバンドよりに再調整

ss20241201_001.png

ワイヤーアンテナで受信してみるとアンテナカプラーの有効性が良く判る

最初がカプラースルーで青(2,300~6,600kHz)に切り替えて調整

下は531kHzのNHK第1は受信良し

12MHz超えのバンドはバリコンの容量が大きい事もあってか同調させるのが難しい

還暦ラジオに魅せられて作製してみる(その2)

  • 2024/11/30 13:32
  • カテゴリー:ラジオ

ブレッドボードで動作確認できたので基板に実装

以下のパーツを使用することにしてピンソケットを付けて大体の配置を再確認

IMG_20241126_191243.jpgIMG_20241126_191339.jpg

※)後でアンプにボリュームは必要なかったのでPAM803アンプモジュールをLM386に戻し,兼用しようとしていた電源SWはスライドSWを追加

パーツを実装

IMG_20241129_164203.jpgIMG_20241129_165707.jpg

美しくない裏面

IMG_20241130_102414.jpg

途中で音がでなくなる問題が発生し,調査のため表面にあった水晶を外したので裏面に付け直している

ようやく小型スピーカーが届いたので接続したが0.5Wでは音が小さい

IMG_20241130_093315.jpg

操作性が良いと考え,ディスプレイの右側にロータリーエンコーダーを置こうとしたので全体的に1周り大きくなってしまった

3Dプリンタでケースを作製しようと思っていたが,実装位置を見直して再作製を検討中

大きいといってもATS-20と比べるとコンパクト

IMG_20241201_120900.jpgIMG_20241201_120924.jpg

基板内に収めればATS-20の半分のサイズになる

厚みの方はバッテリーとスピーカーを下側に収納したとしても薄く出来そう

IMG_20241201_121034.jpg

還暦ラジオに魅せられて作製してみる

  • 2024/11/24 15:03
  • カテゴリー:ラジオ

YouTubeで「還暦ラジオ」を観て気に入ってしまい,SI4732が1つ残っているので同様なラジオを作製することにした

ボード(T-Display)

ディスプレイ付きのESP32である「TTGO T-Display」「Lilygo T-Display S3」を利用したラジオは他でも紹介されている

先ずはボードを安価に手に入れるためAliexpressにて「TTGO T-Display」(16MB)を¥1,525で購入

IMG_20241121_173552.jpgIMG_20241121_173702.jpg

ケース入りでピンヘッダーとバッテリ用のミニPHコネクタが付属

IMG_20241123_162233.jpgIMG_20241123_162221.jpg

ボードは非常にコンパクトで薄い

技適がないので申請前の在庫品だと思われる(なので安価だったようだ),無線通信(WiFi,Bluetooth)は使用しないので問題なし

IMG_20241123_162349.jpg

初期プログラムが書き込まれていて,USB(このボードはTypeC)を接続して電源投入すると画面がカラーで数回変わり最後に文字が表示されるので動作確認できるようだ

arduinoIDEの設定

ESP32をarduinoIDEで使えるようにしているので簡単に利用できた

ss20241124001.png

ボードはESP32>TTGO LoRa32-OLEDを選択

ss20241124003.png

Flash Frequency を40MHzに変更

USBを接続するとボード名が表示,サンプルとして「GetChipID.ino」を書き込んで実行

書き込み時はなんらかの操作は必要はなく自動で書き込みモードになるようだ

ss20241124004.png

ss20241124005.png

ラジオの実装

回路図,ソフトウェアは以下で公開されている

Ralph Xavier Github: https://github.com/ralphxavier/SI4735

(ソフトウェア)

ATS-20/25の開発で環境は整っていたので追加で行ったのは以下

ledcSetup(), ledcAttachPin()は無くなったためコメントアウト2行(行削除で構わない)

他(以下の3関数)は修正する必要なし(使用しているのはledcWrite()のみ)

bool ledcAttach(uint8_t pin, uint32_t freq, uint8_t resolution);
bool ledcAttachChannel(uint8_t pin, uint32_t freq, uint8_t resolution, int8_t channel);
bool ledcWrite(uint8_t pin, uint32_t duty);
  • eSPIライブラリでディスプレイを指定する

TFT_eSPI/User_Setup_Select.hを修正

//#include <User_Setup.h> // Default setup is root library folder
・・・
#include <User_Setups/Setup25_TTGO_T_Display.h> // Setup file for ESP32 and TTGO T-Display ST7789V SPI bus TFT

コンパイルし書き込んで実行すると

IMG_20241123_192212.jpg

接続してないので正常にエラー表示された

(ハードウェア)

必要パーツを準備してブレッドボードで試行

IMG_20241124_103205.jpg

結線が少ないのもあってか,あっさり動作した(アンテナが短く音は良くない)

ロータリーエンコーダーの方向が逆だったので接続を変更

IMG_20241124_130006.jpg

前回購入したロータリーエンコーダーの結線図の記録が無かったので記載しておく

IMG_20241124_125935.jpg

後は基盤に実装してケースを作製するのだが,今回はいかにコンパクトにできるかとなる

(追加:2024.11.25)

左側をUSBにしたいので画面表示を上下反転できないかソースを観ると

 //tft.setRotation(0); // Rotate 0
//tft.setRotation(1); // Rotate 90
//tft.setRotation(2); // Rotate 180
//tft.setRotation(3); // Rotate 270

とあるので,Rotate 180を選択すれば良いかと思ったら,先に

#ifdef IhaveTDisplayTFT
  tft.setRotation(1);
#endif

があり,現状がRotate 90なのでRotate 270を指定(tft.setRotation(3);にする)

IMG_20241125_162416.jpg

システムメンテナンス

6月に移行してから長期稼働していたので再起動メンテナンス

カーネルのアップもあったので大丈夫か心配だったが思い切ってついでにアップグレード

案の定,再起動してもなかなか起動しない

IMG_20241123_140615.jpg

やってしまったかと思いケースから取出しコンソールで確認したところ・・・ファイルシステムのチェック待ちだったようだ

今回の全ログ

大型アップデートになったので念入りにチェックすることになったようでSSDなのに5分くらい掛かった

ファイルシステムに問題はなく完了

ブログ,メールシステムともに異常なし

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