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カテゴリー「3Dプリンタ」の検索結果は以下のとおりです。

ステンレス板ビルドシートの改良

先日,ステンレス版をビルドシートにして試用してみたところ,なかなか使えることが判明した

しかし強度を補うため(ステンレス版と)貼り合わせたポリカーボネート板との間に隙間があり熱で膨張し一部が膨らんでしまった

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原因は接着剤で貼ったためであり今度は両面テープで貼り合わせることにする

両面テープは1枚物が良いのだがダイソーに良さそうなテープ(素材がポリプロピレン)があったので使う

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先ずは接着剤で貼り合わせたステンレス版とポリカーボネート板を剥がしてアセトンで綺麗にする

が,ポリカーボネートはアセトンで溶けてしまったので新しいのを切り出した

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接着剤が取れてピカピカになったステンレス版に両面テープを並べて貼る

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慎重にステンレス版とポリカーボネート板を合わせて完成(表と裏)

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裏にしても使えそうである(試用は後日)

また,ゴム素材もビルドシートで試してみようと硬度のあるカッターマットを(ダイソー品だけど)購入

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こちらも合わせて後日試用してみる予定

ミニスタービーの造形にクリアランスとOctoPrint

短いドライバーは持っているのだけど,更に狭い場所で使える以下のミニスタービーを購入しようと思っていたが3Dプリンターで造形できそうなので作ることにした

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早速FreeCADで作り印刷したが六角軸のサイズ(6.35㎜)が合わない

40㎜の円穴で0.4㎜のクリアランスを出しており穴の水平展開で指定していたが造形された六角軸のサイズが大きすぎる結果となった

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サイズ応じて変えないと駄目なのかと仕方なく再度クリアランスを行う

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これが何度も印刷する羽目となり,なんとか0.25㎜で6.4㎜となることが判り完成

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キツメにするなら0.23㎜の設定で良さそうだが穴のクリアランスは今後も苦労しそうである

OctoPrint

今回は何度もmSDカードに書き込むのを繰り返しそうなので,空いているラズパイ3にセットアップしてあったOctoPrintを使った

OctoPrintについては参考になるサイトが多いのでググってみれば良い

例えば以下のとおり

カメラはUSB接続のUVC対応のウェブカメラを使用(Nano Pi NEOで試用

Curaから直接接続してOctoPrintへ送り込めるようにした

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今回はカメラを上部のフレームに載せた

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特に問題なくOctoPrintから操作できたが,本体側で緊急停止してもOctoPrintの印刷が停止しないのが残念

ステンレス板をビルドシートにしてみる

3Dプリンターで失敗印刷のほとんどが造形時ビルドシートから剥がれる事であるが剥がれ難いビルドシートとしてガラスが良いらしい

そこでガラスを使ってみたいが近接センサーの問題もあり簡単にはいかないのと,XY-2 Proのビルドシートが劣化した時ために簡単に手に入る素材を探ってみることにした

まずは(ガラスの様に)硬度があって表面がテカテカということでステンレス板で挑戦

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加工できそうな薄い0.3㎜厚225x300㎜のステンレス板を選択(上手くいけば0.1㎜のノリ付きを使う)

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0.3㎜あれば強度があるのでそのままでも使えるが255x255㎜のベースを作ることにした

ベースはホームセンターで探したところ耐熱からポリプロピレン(PP)を選択

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結果を先に言うとポリプロピレンは失敗

認識不足だったのだけど,ポリプロピレンの耐熱温度は100~140℃だがプラスチックには熱変形温度があり69~77℃で変形してしまう

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ポリプロピレンを255x255㎜でカットしステンレスを貼り付けてサイズを合わせ,早速試行してみたが印刷前にあっさり終わってしまった

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標準で付いているベースはグラスファイバー(充填したPPかも)らしく高価すぎて手に入れられない

そこで諦めず,耐熱温度120℃~130℃,熱変形温度129~140℃のポリカーボネート(PC)を使うことにした

ポリカーボネートは近場のホームセンター(ダイキ,コーナン)には売っていないのでAmazonで探し注文

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台湾製(何故か日本製で1㎜厚が無い)で1週程掛かるとのことだったが在庫ありとのことで3日で着いた

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255x255㎜でカットするところをカットしたステンレス板に合わせてしまい225x255㎜になってしまった(しかない)

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鏡のようにテカっているが,このままでは定着しないのでケープでザラザラ面にして印刷

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フィラメントはPETGを使用

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終了した造形物は簡単に取れた

添付のビルドシートでの印刷結果と比べてみる(左:添付のシート,右:ステンレス板)

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ビルドシート面がザラザラからツルツルになった

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反りが無くなった

結果

ビルドシートとしては使い物になりそうだが,ステンレス板が近接センサーに反応するためかZ軸の調整が高い位置で行われる

そのためなのかZオフセットの調整を紙1枚分で行うと印刷ではビルドシートに近すぎてフィラメントが送れず失敗する(近接センサーを変更しないと駄目か?)

また熱でステンレス板かポリカーボネートが中央付近で僅かに浮いてしまうことがあるようだ(接着剤で付けたせいかも?)

XY-2 ProのFANを交換

年末からXY-2 Proを使っていて気付いたのだが,3Dプリンタがあると電子工作品のケースの事を考えなくて良い・・・というかケースの事を考えるのだけど3Dプリンタでケースを設計するのも楽しみとなり最悪は単なる箱でも良い訳なので楽になった

これが既製品だと単なる箱でも加工の事を考慮して丁度良いサイズを探さないとならないのだがその必要が全くなくなった(実際は耐久性や強度の問題がある)

そこでより快適に使えるようにしようと,まずは喧しいFANを交換することにした

XY-2 Proには4つのFANがあり,電源電圧が24Vなので全て24VのFANが使用されている

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次の様に改良した

 
FANの設置箇所 既存のFAN仕様 騒音状態 対処
制御基板 4010 24V

既存を12V静音FANに交換しケースFANとして同じFANを追加

10Vで動作(12V動作では静音でもないので調整)

モータードライバとCPUにヒートシンクを取り付け

電源 6010 24V

既存FANを18Vで動作

サイレントカバーを設置

エクストルーダー 4010 24V 24V静音FANに交換
ファンダクト 4010ターボ 24V 変更なし

以下は詳細となる

制御基板

制御基板を観てみるとケースFANが無くモータドライバを冷却するためFANのビス穴1つで無理やり設置したようになっている(ケースFANでは効果が薄かったためかと思われる)

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このFANは騒音が酷かったので外して確認してみたところFAN自体は然程の騒音ではなかった

しかし回転時の振動が大きいようなので設置すると騒がしくなったようだ

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ケース用FANが無かったのでチップ冷却用とケース排気用との2個のFANを設置することにした

4010で入手し易い12Vを準備していたのでDCDC基板で風量と騒音を確認して電圧を10Vに調整

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XHコネクタの極性が一般的な付け方と逆になっている点に注意

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更にチップにはヒートシンク装着して冷却効果を高めた

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電源

電源装置に付いていたFANの騒音は大したことはなく,60mmのため風量が多く風切り音が騒がしく聞こえていたのではないかと思われる

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そこで24V動作を風量を診て18Vに下げることにした

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またケースから出た風を後ろに流れるようにサイレントカバー(Signal Flag "Z"さんを参考にさせてもらった)を取り付けた(元データではXY-2 Proの下側のスペースが足りないのでCuraで高さを12.5mmに変更)

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DCDC基板は良い設置場所が無く,最終的に(下側になる)蓋側に貼り付けることになった

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6010 12VのFANを準備していたが,既存のFANが故障した時の予備品となる

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エクストルーダー(ホットエンドコントロールファン)

最後に交換したFANで後からの注文となったこともあり4010 24V FANを見つけ調達

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このFANかなり静音で(必要ないが)七色に変化する

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既存のFANは制御基板のFANと同じ物だったので騒がしいはずだ

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交換後は静音となる

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ところで七色変化はホットエンド温度上昇後はPWM制御のため赤のままである

ファンダクト(造形物冷却ファン)

ファンダクトのFANはターボファンだが静音だったため交換は見送った

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年末に「TRONXY XY2 Pro Double Dragon Fanduct」を見つけており,白い犬えどさんが実装して紹介している

試してみたいので既にPETGで造形して(通常FANでは)交換できるようにはしているが,風量不足が見えているため現在ターボFANを調達中である

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交換については電源周りの実装や再造形も必要なため調整中となる

おまけ

(感謝)

XY-2 Proのメンテに「Signal Flag "Z"」さん作のメンテ足を利用

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便利!!

(七色変化FAN)

静音性は凄い

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