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カテゴリー「3Dプリンタ」の検索結果は以下のとおりです。

PLAプラスフィラメント(シルク銀)

既に一年以上前になるがPLAの黒フィラメントが切れたので購入しようとしたところ,価格面もあったのだがPLAプラスというPLAをより扱いやすいようにしたフィラメントを見つけたので使用していた

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これが結構優秀で,1つ挙げるとZ軸の0ポジションを設定する際に厳密に調整しなくても用紙を間に入れてそこそこ合わせれば良いということがある

Z軸の0ポジションは積層型の3Dプリンタでは超が付くほどの重要設定で,開き過ぎていると最初の1層目がプラットフォームに載らないということが発生する

1層目が載らないともう印刷は失敗でどうしようもない(逆に言うと1層目が付けば印刷物は出来上がる)

近づき過ぎているとフィラメントが載ったとしても薄くなるしフィラメント送りで負荷が発生して故障に繋がることもある(だろう)

このPLAプラスだと多少の開きがあっても(柔らかいせいなの?か)ちゃんとプラットフォームに載るので失敗することがない・・・少なくとも拙者はPLAプラスでは1層目を失敗したことがない・・・ということもあり評価の高いフィラメントである

今回,灰色(グレー)のフィラメントが無くなった

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ので,新しく購入するのにPLAプラスを選択することにしたところグレーが無いのでシルク銀を選択

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まあ,アルミ箱の代わりに見えるかなと理由もあり期待はしてなかったのだけど・・・(現在のところ)期待を裏切られた

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見栄えのするアングルが難しくて光源別で沢山撮影してみたが写真では表せそうにない

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実際は写真以上にアルミっぽく観える

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先ずは即利用したいノブの印刷でお試しとなったが楽しみなフィラメントとなった

尚,PLAプラスの優位性である1層目印刷失敗無しは健在

3Dプリンタカバー(下段)と丸鋸スライド台の作製

冬季に3Dプリンタカバーあった方が良いなぁと思いながら寒くて作らなかったのをようやく着手することにした

どんな構造にするかで

  • カバー内部の温度調整可能に
  • プリント中の物が直視できるように
  • プリントした物が簡単に取り出せるように
  • 構造を簡潔に

を,クリアできるような構想だけは考えていて3Dプリンタカバーの主の目的はヒートベッドの保温で夏季の場合は必要ない場合もあるので上下2段にして上を取り外し可能にする形にすることにした

3Dプリンタカバー(下段)

材料はNOAAの台で使うつもりだった木材が余っていたので利用

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必要なサイズに切って組み立て(下段のみ)

接着やダボでは弱いので金具で止めた

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高さ調整用の脚先は「つめ付けナット」を使用(後で他でも使うことがあったので「鬼目ナット」の方が良かったかなっと)

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脚先は(何かで)余っていた物を利用しようと思っていたらビスのピッチが違って付けられないことが判明

仕方ないので購入しようとしたら意外と高い(安い物でも約300円/個)→ コーナンにて,別店舗や他店で探せばあるかも

なので,3Dプリンタで作った(購入したのはM5‐30㎜皿ネジ4本セット)

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まずは下段が完成

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丸鋸スライド台

拙者はブラックアンドデッカーのマルチツールを利用

丸鋸も使っていて前に丸鋸ガイドを作った(この時

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今回も利用しようとしたが,この丸鋸ガイドでは棒状の木材を切断することができないことが判明

なので急遽,丸鋸スライド台を作ることにした(丸鋸スライド台の自作はYouTubeで沢山紹介されている)

マルチツールの丸鋸のサイズは100×180㎜でコンパクトな鋸のため切断サイズは21㎜厚となる

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材料は底板500㎜×250㎜(200円)をダイソーで購入

他はアルミアングル1㎜×12㎜,角材1×1×6(約18.8㎜角),木ネジ

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YouTubeの参考ビデオのお陰でサクッと完了

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切り口も入れ試し切りも兼ねて3Dプリンタカバー(上段)用の縦棒を作製

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厚みの制限が19㎜ではあるが便利になったかな

(追加:2023.5.24)

丸鋸スライド台にニス(けやき)を塗って45度カットガイドを付けた

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(※)けやきのニスって塗った時はいまいちだけど乾くと良い色になる

ついでにジグソーガイドも作製したのだが・・・

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材料が以下

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ほとんど完成したところ

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上板と下板を上下逆でジグソー歯を通したため歯の位置がズレてしまい,なんとか調整しようとしたら縦に割れてしまった

横板を付けて補強していなかったのが失敗

後日,再度作製することにする

3Dプリンタをバイメタルヒートブレイク化

ここのところ品質に難ありと思っていた

それなりに印刷できていたので判らなかったが,ノズルの根元を良く見るとフィラメントの塊がべっとり付着しておりヒートブロックが怪しい

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カバーを外して確認するとヒートブレイクあたりからフィラメントが漏れて固まっている

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急遽メンテナンスを行うことにして分解しようとしたがヒーターが取れない・・・のでホットエンド全体を外してヒーターを含め取り換え

取り外したホットエンドを良く見ると酷いことになっていた(以下は多少は付着しているフィラメントを削り取ったが諦めた後)

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後日,ヒーターを温めて分解しようと思う

今回のメンテナンスではホットエンド部を総入替になる

MK8のホットエンドではPTFEチューブがノズルまで入っており熱でチューブが取れなくなる現象が頻繁に発生する

バイメタルヒートブレイクはPTFEチューブとノズルの間に入りチューブが取れなく現象を回避できるとともに高速印刷も可能になることが期待できるパーツである

ダイレクトエクストルーダー化した際に必要と考えて購入してのだけど,印刷できなくなる懸念があったため導入を先延ばしにしていたが思い切って導入することにする

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ヒートブロックにヒートブレイクの替わりにバイメタルヒートブレイクを装着し新しいホットエンド部を構築

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ヒーターを取り外したので電源とセンサーを取り付け直す

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ついでにケーブルをまとめているコルゲートチューブは固くて扱い難いので柔らかいセルフラップスリーブ(ナイロンチューブ)にした

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2時間程掛かって復旧

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ノズル周りが綺麗になった

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本来ならテスト印刷ってところだが,どうせ同じことなので速攻で本チャン印刷

次に印刷しようとしていたLCRメーターのカバーの一部を印刷

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問題なく綺麗に印刷できたのでとりあえずは良し

(ご参考)ホットエンドとバイメタルヒートブレイクについてはSignal Flag "Z"さんが丁寧に解説されています

 

3Dプリンタの調整(TPU印刷可能になる)

TRONXY XY-2 ProのエクストルーダーをTitanに更新しての調整不足をこつこつと解決させた

フィラメントガイド

エクストルーダー変更後のフィラメントガイドが完全でなかったので完成させる

回転部分にベアリング(外形22mm,内径8mm,厚み7mm)を使用するほどでもないので各部品をPLAで作製した

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軸はナットで止めたほうが融通が効くのだけど・・・ホットボンド使用

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特に問題なく回転しており十分使用に耐えられる

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印刷速度アップ

拙者のXY-2 Proは速度仕様が100mm/sまでとなっているが少々はアップできるとのことなので(1.5倍の)150mm/sを目標にしてみた

単純にスライサーで速度を上げるだけではダメでプリンタのファーム設定とCureの設定を変更する必要がある

(プリンタ設定)

ファーム設定値を以下のように変更

M8012 I200 XY最大移動量 (100)
M8013 I30 Z 最大移動量(20)
M8014 I120 押出機(120)
M8006 I100 (80)
M8008 I400 加速度 (400)
M8500 保存コード

設定値はOctoPrintのターミナルから入力

PRT_CMD.png

オートレベリングも早く移動するようになった

(Cure設定)

Cureのプリンタ別のデフォルトファイルを変更するが,変更後に再度プリンタの追加が必要(先のプリンタを削除して追加しないと適用されない)

修正ファイル

C:\Program Files\Ultimaker Cura 4.10.0\resources\definitions\tronxy_xy2pro.def.json

変更前

 "machine_max_feedrate_x": { "value": 100 },
"machine_max_feedrate_y": { "value": 100 },
"machine_max_feedrate_z": { "value": 20 },
"machine_max_feedrate_e": { "value": 120 },

変更後

 "machine_max_feedrate_x": { "value": 200 },
"machine_max_feedrate_y": { "value": 200 },
"machine_max_feedrate_z": { "value": 40 },
"machine_max_feedrate_e": { "value": 240 },

入力制限値を大きくするだけなので大きい値にしておいても良し

Cure印刷設定

(PLA)印刷速度をアップさせて調整

PLA.png

若干の微調整はあるだろうが,今のところ印刷速度・品質ともに満足いく設定となっている(OctoPrint経由の場合は除く)

(TPU)最適の設定値を模索した

TPU.png

印刷速度が肝だったようだ

  • 外郭: アイロン無効
  • インフィル: インフィル密度10~15%で十分(多くても問題ない)
  • マテリアル: 印刷温度210℃(少しだけ糸引き)
  • マテリアル: ビルドプレート50℃ (不要とも)
  • マテリアル: フロー100%
  • マテリアル: 引き戻し無効
  • スピード: 印刷速度 30mm/s 15(外)10(スカート)

ビルドプレートがガラスだと(かなり)良く定着するので剥がすのが大変な場合もある

ビルドプレート温度はもっと下げても良いようだ(フィラメントの指定はなし)

印刷物の形状によっては(左)糸引きもある

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フィラメントドライボックス

DAISOの12L密封容器で3個入るドライボックスを作製

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部品は全て自前の印刷で,データは貰ってきたり更新・作製した

フィラメント単体の交換をスムーズにするためスプーラーにした

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フィラメントの出力部は凝った作りにしている方がいたのでいろいろ試してみた

IMG_20210813_155814.jpgIMG_20210813_155844.jpg

スプーラー:https://www.thingiverse.com/thing:3234744

スプーラー用レール(※):https://www.thingiverse.com/thing:4563022

棒支え(にするなら):https://www.thingiverse.com/thing:569333

フィラメント出力部(汎用):https://www.thingiverse.com/thing:2957506

ももジイさん版:https://www.youtube.com/watch?v=OpU1Z5Qlf4E&t=511s

その他,麦茶さん版を使用:https://www.youtube.com/watch?v=lOM6s8NUf5Q

※)レールのみ使用,Curaでサイズを調整(長さのみ変更)している

最終的にネジ部が13㎜の継手が適合したももジイさん作を採用

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まずは完成(油性マジックのマーキングが残っているがアルコールで簡単に消せる)

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中央が500g用,左右が1Kg用で使用する

IMG_20210813_172956.jpgIMG_20210813_172943.jpg

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