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カテゴリー「本サーバ関連」の検索結果は以下のとおりです。

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新WebサーバのUPSを作製

バッテリーを購入して一箇月も掛かってしまった(時間の都合もあったが暑くてヤル気がでなかったのもある)

容量見積

まずはバッテリー容量(850mA×8)が十分かどうかの確認

IMG_20220724_170827.jpgIMG_20220724_170914.jpgIMG_20220724_171233.jpg

左から起動時,アイドル時,ストレス時の電流値(12V)

概ね400mA位と考えて良い

バッテリー8本で9.6V(1.2V×8)でDCDC効率を50%としても(9.6×0.85×0.5)÷(12×0.4)=0.85なので51分位は持つ計算

電子負荷で確認

(電源供給時)

IMG_20220730_191854.jpg

(バッテリー時)

IMG_20220730_220436.jpg

(※)バッテリー時はUPS仕様上0.5V程電圧を降下させている

この時バッテリーの充電を別途で行っていたたため一度全放出させて実運転通りの充電(いたわりの58mA充電のため20時間程掛かる)を行って再確認したところ問題が発覚

実はLM317Lのドロップ電圧を小電流版ということで大したことないだろうと2Vなのを確認していなかった

そのため8本分の充電終止電圧11.2Vまで全く届かず(おそらく)50%位の充電に留まっていたと思われ500mA放電で10分位しか持たない

IMG_20220728_064033.jpg

丸一日充電しても9.44Vにしかならない

対策

3つの対策を考案

①充電用に昇圧DCDCを追加する

②バッテリーを10本にして12V出力,昇圧DCDCを前段階に移動,出力段で12V安定化追加

③バッテリーの電圧を減らす(8本を6本の7.2Vにする)

概ね基板も完成しているので簡単な③を選択し容量不足なら単3型に変更する

12V_ups(修正版2)_回路図.png

バッテリー更新

IMG_20220731_181220.jpg

折角なのでバッテリーを8本から6本に変更する際に物干しカバーが使える様に2段から1段に変更

IMG_20220731_181248.jpgIMG_20220731_181526.jpg

ドライヤーで圧縮

IMG_20220731_181740.jpgIMG_20220731_181758.jpg

電子負荷で再確認

(電源供給時)

IMG_20220803_194652.jpg

(バッテリー時)

IMG_20220803_194712.jpg

400mA前後で約24分位使用可能を確認

試運転

先ずは十分と考えケースに入れる(トレーだけど・・・蓋は後で考える)

IMG_20220807_193208.jpg

これに本体を載せて使用する(見栄えは悪いが実用に耐えれば良いのだ)

IMG_20220811_150014.jpg

IMG_20220811_150033.jpg

もう1W前には完成していたのだけど最後の確認に手間取った

記録として

試運転する際に手間取った理由がサーバが起動しないという理由だった

コンソールで確認すると


[ OK ] Reached target Sockets.
[FAILED] Failed to start File Syste…7-84d1-41de-87a4-783116da0cc9.
See 'systemctl status "systemd-fsck@dev…\x2d783116da0cc9.service"' for details.
[DEPEND] Dependency failed for /media/mmcboot.
[DEPEND] Dependency failed for Local File Systems.
[DEPEND] Dependency failed for Mark… need to relabel after reboot.
[DEPEND] Dependency failed for /boot.
Starting Armbian leds state...

You are in emergency mode. After logging in, type "journalctl -xb" to view
system logs, "systemctl reboot" to reboot, "systemctl default" or "exit"
to boot into default mode.Give root password for maintenance
(or press Control-D to continue):

ファイルシステムの異常でrootファイルシステムと勘違いしてメンテ用mSDを作ってfsckしたが復旧しない

良く観ると実は起動用のmSDのファイルシステム異常であったことに気付く

上記の状態からシングルユーザーモードでログインして

# fsck /dev/mmcblk0p1

を実行して回復させた(-n オプションで確認した後,-y オプションが良い)

原因はUPSの確認で電源断させていたところタイミング悪くmSDを破壊したようだ

新Webサーバ用UPSのバッテリー

新Webサーバ用のUPSのバッテリーを作製

今回のUPS用バッテリーは単4充電池8本を使った組電池にする(単3では容量的に必要ないので小型となる単4にした)

充電池は100均で準備しようとしたが,どこに行っても売り切れ(円安のせい?)だったのでAmazonで(Amazonの)ニッケル水素充電池を8本購入

IMG_20220605_174636.jpgIMG_20220605_175411.jpg

スポット溶接器の改造(その1)

組電池はスポット溶接するつもりで,前に制作したスポット溶接器を使うため(前回完成していなかったので)少し改造

spot_2_1.png

①フットスイッチ

元々フットスイッチにするつもりで購入していたのを付けた

スイッチはB接点(NC)で充電しA接点(NO)で溶接するように接続

IMG_20220604_192754.jpg

IMG_20220604_192839.jpgIMG_20220605_175235.jpg

②溶接棒を追加

本体と溶接棒を一体化していたが自由度を上げるため溶接棒を延ばせるようにした(線はsq5.5を採用)

IMG_20220620_194845.jpgIMG_20220620_200138.jpg

IMG_20220620_201509.jpg

※)溶接棒が長すぎたので後で短くした(線も300mmに短縮)

改造後,ニッケル板で試し溶接してみたところ,まったくのパワー不足で溶接できないことが判明

前はそこそこは溶接はできていたと記憶していたので全体の再確認で長い期間を消費してしまった

スポット溶接器の改造(その2)

パワー不足のようなので12Vから24Vまで電圧調整して動作にすることにした

また回路を再調整,スイッチONで全電荷を放出するよう変更

spot_2_2.png

  • ケミコン電圧でゲートに印加していたのを電源に変更
  • 溶接電圧を24Vまで可能にするためゲート電圧制限のツェナーを追加
  • ケミコンの充電電流を100mA位に制限

ニッケル板で試したところ十分な溶接結果となり満足

IMG_20220710_162723.jpgIMG_20220710_162737.jpg

ケミコンの充電電流は電源のCCモードで調整

IMG_20220710_162742.jpg

オシロで放電状態を観ると綺麗に放電されていないが1.6ms位で放出(縦メモリ5V)

IMG_20220710_162956.jpg

充電池をスポット溶接

先ずは充電池をスポット溶接する前に乾電池で試す

IMG_20220710_171024.jpgIMG_20220710_171158.jpg

失敗
  • まずニッケル板の上から溶接しても付かない(付いても簡単に外れる)
  • 乾電池の極板とニッケル板で溶接してみるとバチっと派手な音がするがニッケル板はまったく付かないで溶接棒が付いてしまう(上左)
  • 極板には派手な溶接痕が付くがニッケル板には僅かな凹みができるだけで付かない(上右)

YouTube等で溶接できているビデオを拝見すると溶接時間としては瞬間ではなく少し長い時間で溶接点が赤く焼けているようになっている

少々の時間大容量の電流を流して溶かさないと駄目なように感じた

対策としてケミコンの容量を増やすことになるが必要量がはっきりしないので厳しい

別物として12Vバッテリーを使った溶接器を再作製を考えたが断念

今回の組電池は半田付け

あまり良くはないがこのままでは新サーバへの移行に時間が掛かるので半田付けで作製することにした

IMG_20220710_183054.jpg

このような場合に使えるかと保管しておいた使用済「はんだ吸取線」を利用

IMG_20220710_183100.jpgIMG_20220710_192357.jpg

物干し竿カバーを被せようとしたが電池を2段にしたため入らなかったのでビニールテープで固めた(内側は半田付けする際に使用したマスキングテープ)

スポット溶接器

Amazonで中華製が安価に手に入るが作る楽しみに勝る物はないので将来再挑戦を考えることにする

実はスーパーキャパシタ(3.3F)と(ちょっと怪しい)FET(IRF1404)は準備していた

IMG_20220710_183235.jpgIMG_20220710_183245.jpg

freoのphp7.3対応

ブログシステムであるfreoは独自仕様を追加しているため個別にバージョンアップしてきた

これまでphp5で動作していたが,Armbian Bullseyeとなってphp7では動作しないので対応する

freoで対応する部分は3箇所

①初期設定

freo導入時に最初にトップページを開くと環境設定を行うがphp7では正常に動作しない

こちらに書かれているとおりで対応できる

config.phpを編集すれば対応させなくても問題ない

②smarty

上記サイトにも記載があるsmarty2の「Smarty_Compiler.class.php」に問題がある(7.3では非推奨)

  • コンストラクタのメソッド名を変更(クラス名と同じでは駄目になった)
function Smarty_Compiler()

(変更)

function __construct()
  • preg_replaceの修飾子eは廃止
$source_content = preg_replace($search.'e', "'"
  . $this->_quote_replace($this->left_delimiter) . 'php'
  . "' . str_repeat(\"\n\", substr_count('\\0', \"\n\")) .'"
  . $this->_quote_replace($this->right_delimiter)
 . "'"
, $source_content);

(変更)

$source_content = preg_replace_callback($search
, function ($matches) {return $this->_quote_replace($this->left_delimiter) . 'php'
. str_repeat("\n", substr_count($matches[0], "\n"))
. $this->_quote_replace($this->right_delimiter);}
, $source_content);
  • each()が非推奨なので同等な別コードに変更
list(, $block) = each($this->_folded_blocks);

(変更)

$block = current($this->_folded_blocks);
next($this->_folded_blocks);

最新の1.21.0のsmartyを使えば問題ないことが後で判明

③人気コンテンツプラグイン

エラーが発生しているが必要ないので削除

※)このプラグインはデータ量が膨大になることも理由の1つ(バックアップのSQL文のほとんどを占める)

(参考)

  • google検索「php5 php7 違い
  • php.ini(/etc/php/7.3/apache2/php.ini)を編集して画面にphpのエラー表示(logファイルを参照しないても良くなる)
display_errors = On    #was Off
  • php7.4でも問題なし

新Webサーバ(ソフトウェア)

新しいWebサーバのソフトウェアの設定

OS準備

WS_20220612_000.png

armbianの最新版「Armbian_22.05.1_Nanopineo2_bullseye_current_5.15.43.img」をDLし,32GBマイクロSDカード(バックアップにも利用する予定なので最大の32GB)に書き込み

WS_20220612_001.png

PowerON

初回ログイン:root/1234

※)ここまででマイクロSDカード32GB全体が使用されている

管理者用ユーザの設定(UID=1000になる),nanopi/xxxxxx に設定

※)当ネット内ではUID=1001を管理者用にしているのでUID=1000は予備の管理ユーザにしている

最新版にする(後でも良い)

# apt update
# apt safe-upgrade

UID=1001の管理者用ユーザを作成

# addgroup --gid 1001 myhome
# adduser --uid 1001 --gid 1001 xxxx

sudoグループに登録

# adduser xxxx sudo
ネットワーク設定
# nmtui

address 192.168.xxx.xxx/24
gayeway 192.168.xxx.xxx
dns1 192.168.xxx.xxx
dns2 192.168.xxx.xxx
search domeins inoshita.jp
再起動
# shutdown -r now
SSDにパーティション設定

ファイルシステム異常時に対応しやすいようにOSとWebデータを別パーティションにする

スワップはSSDなので特に個別パーティションにする必要はない

# fdisk /dev/sda

Welcome to fdisk (util-linux 2.36.1).
Changes will remain in memory only, until you decide to write them.
Be careful before using the write command.

Device does not contain a recognized partition table.
Created a new DOS disklabel with disk identifier 0x0992abb1.

Command (m for help): p
Disk /dev/sda: 931.51 GiB, 1000204886016 bytes, 1953525168 sectors
Disk model: Tech
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
I/O size (minimum/optimal): 4096 bytes / 4096 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x0992abb1

Command (m for help):

Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/sda1 2048 268437503 268435456 128G 83 Linux
/dev/sda2 268437504 1953525167 1685087664 803.5G 83 Linux

Command (m for help):

# fdisk /dev/sda -l
Disk /dev/sda: 931.51 GiB, 1000204886016 bytes, 1953525168 sectors
Disk model: Tech
Units: sectors of 1 * 512 = 512 bytes
Sector size (logical/physical): 512 bytes / 4096 bytes
I/O size (minimum/optimal): 4096 bytes / 4096 bytes
Disklabel type: dos
Disk identifier: 0x801feee3

Device Boot Start End Sectors Size Id Type
/dev/sda1 2048 268437503 268435456 128G 83 Linux
/dev/sda2 268437504 1953525167 1685087664 803.5G 83 Linux
#
ルートディレクトリの変更
# nand-sata-install

WS_20220612_003.png

WS_20220612_004.png

WS_20220612_005.png

WS_20220612_006.png

WS_20220612_008.png

WS_20220612_009.png

最後にリブート → SSDから起動

スワップ設定

2GBのファイルを作製

# dd if=/dev/zero of=/var/swapfile bs=2048 count=1M
1048576+0 records in
1048576+0 records out
2147483648 bytes (2.1 GB, 2.0 GiB) copied, 66.0937 s, 32.5 MB/s
# chmod 0600 /var/swapfile
# mkswap /var/swapfile
Setting up swapspace version 1, size = 2 GiB (2147479552 bytes)
no label, UUID=59c14259-636d-4902-95c4-b65a92418cb3

# free
total used free shared buff/cache available
Mem: 494436 104756 8264 596 381416 377964
Swap: 247216 256 246960
# swapon /var/swapfile
# free
total used free shared buff/cache available
Mem: 494436 106340 6588 596 381508 376408
Swap: 2344364 256 2344108
#

/etc/fstabにswap設定を追加

/var/swapfile swap swap defaults 0 0
sda2をマウント
# mkfs /dev/sda2
mke2fs 1.46.2 (28-Feb-2021)
Creating filesystem with 210635958 4k blocks and 52666368 inodes
Filesystem UUID: dff20d14-e20c-4e0b-8e4d-719af222d55f
Superblock backups stored on blocks:
32768, 98304, 163840, 229376, 294912, 819200, 884736, 1605632, 2654208,
4096000, 7962624, 11239424, 20480000, 23887872, 71663616, 78675968,
102400000

Allocating group tables: done
Writing inode tables: done
Writing superblocks and filesystem accounting information: done
#

/etc/fstabにswap設定を追加

UUID=dff20d14-e20c-4e0b-8e4d-719af222d55f /srv ext4 defaults,noatime,commit=600,errors=remount-ro,x-gvfs-hide 0 0
OR
/dev/sda2 /srv ext4 defaults,noatime,commit=600,errors=remount-ro,x-gvfs-hide 0 1

① デバイスファイル名 デバイスファイル名もしうはLABEL、UUIDを指定
② マウントポイント ファイルシステムのマウント先のディレクトリ
③ ファイルシステムの種類 ファイルシステムの種類を指定
④ マウントオプション マウントする際のオプションを指定します
⑤ dumpフラグ 1であればdumpコマンドによるバックアップの対象になる。etx2/3は1を指定し、その他は0を指定
⑥ fsckがチェック linuxが起動時にfsckがチェックする順序を指定

マウントオプション
noatime ファイルシステムでの atime 更新を無効にする

ここで再起動したら起動しなくなった

コンソールに接続して原因を探る(接続は115200bpsのN81)

IMG_20220611_203320_1.jpg

...
[ OK ] Finished File System Check…6-af99-4867-a839-f8025658c6e5.
Mounting /media/mmcboot...
[FAILED] Failed to mount /srv.
See 'systemctl status srv.mount' for details.
[DEPEND] Dependency failed for Local File Systems.
[ OK ] Mounted /media/mmcboot.
...

どうやらマウントオプションのミスらしい

UUID=dff20d14-e20c-4e0b-8e4d-719af222d55f /srv ext4 defaults,noatime 0 2

に修正して解決(commit=600,errors=remount-ro,x-gvfs-hide を外した)

apache
# apt install apache2

(追加)freoを動作させるための設定

①ディレクトリの定義

<Directory /xxx/www/freo>
     RewriteEngine On
     RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
     RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
     RewriteRule (.*)$ /freo/index.php/$1 [L]
</Directory>

②mod_rewriteの有効化(debian系はaptのセットアップでは有効になっていないようだ)

# cat /etc/apache2/mods-available/rewrite.load
LoadModule rewrite_module /usr/lib/apache2/modules/mod_rewrite.so
# a2enmod rewrite
Enabling module rewrite.
To activate the new configuration, you need to run:
systemctl restart apache2
# systemctl restart apache2.service
mysql(mariadbに変更)
# apt install mariadb-server
$ mysql -u root -p

(ユーザ一覧)MariaDB [(none)]> select host, user from mysql.user;
(ユーザ登録)MariaDB [(none)]> create user 'user-name'@'localhost' identified by 'user-password';
(パスワード変更)MariaDB [(none)]> alter user 'user-name'@'localhost' identified by '(new-password)';
php
# apt install php

(追加)php関連ファイルのインストール

# apt install php-common php-cli php-fpm php-mysql php-dev php-mbstring php-zip
phpmyadmin

Debian10(buster)以降,aptではセットアップできないので以下の手順でセットアップ

https://phoenixnap.com/kb/how-to-install-phpmyadmin-on-debian-10

(追加)

DBのインポートはSQLファイルの制限(2048k bytes)があるのでfreoのDBはmysqlコマンドでインポートする

$ mysql -u freo -p freo < freo.sql
Enter password: (password)

$
nfs
# apt install nfs-client
# apt install autofs
# systemctl restart autofs

(前回と同じ)

samba
# apt install samba
# vi /etc/samba/smb.conf

# systemctl restart smbd
残件

残りはBlog設定とDBデータの移行

UPSが完成していないのでサーバの移行は後日

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