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カテゴリー「電子工作」の検索結果は以下のとおりです。

電子負荷の修正

改良しようにもケーブルが太すぎて取り回しが困難になりそうなので許容電流7Aのケーブルに付け直した

付け直し

結線済となったシャント抵抗5Ωと0.5Ωの抵抗値を計測(厳密には4端子法で測定する予定)

5Ω

0.5Ω

簡易実験用電源を確認

5Vで800mA位の電源で800mA+の出力になると電圧降下が発生したので正常のようだ

電源1

新しく作製した電源を確認(まだケースは無い)

12Vで1Aの出力が可能であることを確認

電源2

この電源は再度確認する予定

電子負荷の作製

実験用電源の確認をセメント抵抗を使っていたら,情けないことに不意に触って火傷してしまった

そこで簡易ながら電子負荷を作製しておくことにした

前々から作っておこうと考えてはいたので材料はある

ベースは廃材のアルミ放熱版

放熱版1放熱版2

回路は簡易で以下のとおり

回路1

2SJ334(60V30A,Rds29mΩ)× 2

シャント抵抗は0.1Ωとかの方が良いが手持ちがないので1Ωを2つ並列で0.5Ωとして5Wのセメント抵抗で10Wを確保

抵抗

アルミテープで固めて0.3mmのアルミ板で放熱版に固定(規定以上の熱を放出可能かな)

放熱

電圧・電流の測定をArduinoで行うため回路を修正

  • Arduinoからの測定で0Vを統一するためシャント抵抗を移動
  • 複数だと電流補正が必要となるためFETを1個にした

回路2

2SJ554(60V45A,Rds37mΩ)× 1

さくっと完成させたが,ケーブルは太いほうが良いだろうと思い2sqにしたためちょっと収まりが悪くなってしまった

完成

とりあえず確認してみて大丈夫そう(以下は400mAとなる)

試験

改良も考えるため本日はこれで終わり

ダイソーのUSB充電ライター(その2)

ダイソーのUSB充電ライターの続き

USB未充電のリポ両端電圧は3.90V位

未充電リポ電圧

USB充電中のリポ両端電圧は3.93V位

充電リポ電圧

リポを基板から外してリポ電圧は3.90V(当然未充電と同じ)

リポ電圧

リポを外した基板(つまりリポ充電)の電圧は4.31V

リポ充電圧

(参考)リチウムイオン充電池の充電方法
  • 一般的に充電圧はセルあたり最大4.2V電流は1C以下(充電圧は4.1Vとする場合と4.2Vがある)
  • 充電は電圧と電流を管理する定電流定電圧充電(CCCV)方式を使う
  • CCCV充電としてはセル電圧が4.2Vまで定電流充電,4.2Vに達すると定電圧充電にする
  • 満充電は充電時間または充電電流の減少状態で判断
  • 充電時間で規定する場合は4.2V、1CのCCCV充電で充電時間2.5時間を満充電と定義(電流0.5C、電圧4.2Vの定電流定電圧充電では3.5時間となる)
  • 急速充電の目安として1C充電の場合は充電開始1時間後には90%充電となり、0.5C充電の場合では120分後には90%以上の充電となる

(追記:2017.01.07)

リポの容量は電子負荷で計測してみたところ200mA/H前後の模様

計測

シャントレギュレータを使ってみる

精度の高いリファレンス電圧のためシャントレギュレータを購入

(三端子レギュレータとシャントレギュレータは兄弟のような物ではある・・・が)

三端子レギュレータのように回路化すれば良いかと思ったら,どうも異なり扱い方が判らないので使い方を勉強することにした

シャントレギュレータ

回路

購入したシャントレギュレータは2種

①NJM1431A:2.465V±1%

  • R部が入力,+2,46V部が出力
  • アノード,カソード,リファレンスの三端子
  • カソード電圧36V,カソード電流100mAがMax
  • カソードへは電流制限として抵抗(100Ω~1KΩ位)を付けて標準5~10mA位にする
  • リファレンスと入力間もしくはGND間を直結で2.465Vとなる
  • リファレンスと入力,GND間を分圧すれば定電圧を変更できる(使用手引きを参照)
②LM4040AIM3-4.1:4.096V±0.1%

  • 端子は3個あるが1つはNCなのでアノード,カソードの2端子
  • カソード電流は60μA~15mA(Max20mA)
  • カソードへは電流制限として抵抗(1KΩ~10KΩ位)を付ける(500μA位流さないと電圧が出ないようだ,標準は100μA)
準備

ブレッドボードで2つの基準電圧を発生させ(テスターの校正にもなるかなと)手持ちのテスターで計測してみる

テスター

LM4040AIM3-4.1は表面実装のSOT-23パッケージなのでブレッドボードで扱えるようaitendoで購入しておいた秘密兵器(w)を使う

基板

実装したらこんな感じになる

実装

細ピンを取り付けてブレッドボードに

ブレッドボード

結果

回路は希望のリファレンス電圧が出力されたので問題なし

副産物としてテスターの精度は以下のとおりだった

テスター名称

NJM1431A

(2.465V±1%)

LM4040AIM3-4.1

(4.096V±0.1%)

備考
sanwa PM3 P1-1

2.415

(0.980)

P1-2

4.04

(0.986)

 
kaise KU-1188 P2-1

2.45

(0.994)

P2-2

4.10

(1.001)

 

MASTECH MS8221C

P3-2

2.46

(0.998)

P3-1

4.11

(1.003)

 

オシロスコープキット

P4-2

2.45

(0.994)

P4-1

4.10

(1.001)

 

(追加)

NJM1431Aは5V,9Vとも電流制限として1KΩで問題なし

LM4040AIM3は9Vの電流制限として51KΩは問題なかったが,5Vの場合10KΩ以下でないと正常に電圧がでないようだ(5KΩの1mAが安全か)

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