EPIA CL10000のコンデンサ交換
3個程危なそうなコンデンサがあるので交換する
サイズが大きく異なっているが今回は無理やり付けた(1000μF10Vだったが16Vしかなかったので)
取り外したコンデンサの容量を計測してみると3個ともに約400μFまで落ち込んでいた
動作確認、XPを起動し毎月あるセキュリティ更新が完了出来たので大丈夫そうだ
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カテゴリー「PC」の検索結果は以下のとおりです。
3個程危なそうなコンデンサがあるので交換する
サイズが大きく異なっているが今回は無理やり付けた(1000μF10Vだったが16Vしかなかったので)
取り外したコンデンサの容量を計測してみると3個ともに約400μFまで落ち込んでいた
動作確認、XPを起動し毎月あるセキュリティ更新が完了出来たので大丈夫そうだ
動作不良となったubuntu server(こちら)を修理してみようとコンデンサを購入
ネットで3300μF 4Vは見つからず「共立エレショップ」で「低インピーダンス 電解コンデンサ 3300μF 6.3V」を購入
マルツパーツで購入しようとしてたところパーツ選択画面の反応があまりにも遅かったので途中で止めて変更した
コンデンサ5個で470円、定形外郵便が使え送料は120円だった(総額590円となる)
通販の難点は、時間、送料、選択ミス(自己責任)、送付ミス(店責任)、買いそびれ(自己責任)、不良品(店責任)等で、突き詰めると結局は時間に係わってくる
土日祝が間にあり4/26受付4/27発送4/30着
中身を確認して早速交換作業を始める
やはり30Wの半田ごてでは半田を綺麗に溶かすことができず苦闘(40Wでも歯が立たず半田吸引機も役に立たない)
周辺のパーツが熱くなっていたので半田ごての熱が逃げているように思える
このままでは他のパーツが危ないと思いながら4個は外し、最後の1個はどうしても外すことが出来ず引っこ抜いてなんとかコンデンサの取り外しは完了(ネットで調べてみるとこの手の基板は70Wクラスでないと厳しいらしい)
次に余計な半田を取り除くために爪楊枝を準備したが半田が溶けないため役に立たない
最終兵器ピンデバイスで半田を削って穴を開けることにした
注意しなければならないのは半田の削りカスが周辺のチップの端子に引っかかって接触してしまうことである
細心の注意で穴を開け掃除機とピンセットで削りカスを除去
更に裏からドライバの柄で入念に叩いて削りカスを落とす
そして新しいコンデンサを取り付ける
別の障害を引き起こす要因のある交換作業だったため祈る気持ちで電源投入
動作した
BIOSの設定がクリアされてためデフォルトで起動
再度設定しても電源ケーブルを抜くと消えるようなのでバッテリーバックアップ電池を交換
また、DDR266とDDR333の512MBメモリを使用してたのでP4を使っていた時デュアルチャネルで使っていたDDR400 512MB×2に交換(現在のように2枚セットが無かった時代でバラで購入したメモリで、内1枚は単独では動作せず使えないのだが2枚同時に使用してセカンドスロットに装着すると正常に動作する不思議なメモリ)
電源ユニットが変わったので消費電力を再測定
CPU温度はmemtest86+実施後BIOSで確認すると、CPU:40℃、SYSTEM:29℃(外気22℃)
いまさらながらマザーにCPU FANコントロール機能が付いていたのに気が付いた(最初からファンレス稼動のつもりでヒートシンクを購入したので気にしてなかった)
ちなみにこのマザーは人気が無かったのか店前販売の叩き売り価格(2Kだったかな)で購入したもの
久しぶりにディスプレイ接続でコンソールから操作してるのでubuntuのアップグレードと古いカーネルの削除を実施
$ sudo aptitude update
・・・
$ sudo aptitude upgrade
・・・
(再起動)
$ dpkg -l | grep linux-image
ii linux-image-3.2.0-29-generic 3.2.0-29.46 Linux kernel image for version 3.2.0 on 64 bit x86 SMP
ii linux-image-3.2.0-33-generic 3.2.0-33.52 Linux kernel image for version 3.2.0 on 64 bit x86 SMP
ii linux-image-3.2.0-40-generic 3.2.0-40.64 Linux kernel image for version 3.2.0 on 64 bit x86 SMP
ii linux-image-server 3.2.0.40.48 Linux kernel image on Server Equipment.
$ sudo aptitude purge linux-image-3.2.0-29-generic
・・・
$ sudo aptitude purge linux-image-3.2.0-33-generic
・・・
$
復旧するかどうかも微妙なコンデンサ交換だったので非常に嬉しい
lubuntuが軽量でubuntuより軽快にブラウザが使えることが判ったのでクリーンインストールすることにした
丁度4/25に13.04がリリース(https://help.ubuntu.com/community/Lubuntu/GetLubuntu)されていたので最新版(lubuntu-13.04-desktop-powerpc.iso)をダウンロードしてDVD-RWに焼いた(CD-RWでは容量不足)
リリース履歴
- Lubuntu 13.04 (Raring Ringtail) (2013/04/25)
- Lubuntu 12.10 (Quantal Quetzal) (2012/10/18)
- Lubuntu 12.04 (Precise Pangolin) (2012/04/26)
- Lubuntu 11.10 (Oneiric Ocelot) (2011/10/13)
ところが12.10と同様のエラーでライブCDとして起動しない
今度は少し調査すると、こちら(https://wiki.ubuntu.com/PowerPCKnownIssues)にバグだと載っていた
boot時、以下のパラメータでやってみろとの事
snd-powermac.blacklist=yes
でも、駄目でした・・・ライブCDは起動するけどインストールが続けられる画面ではない
他の情報を検索
I use the following at the yaboot prompt to boot my 12" iBook G4, 1.33Ghz, 1.5GB ram, ATI Mobility Radeon 9550:
live video=radeonfb:1024x768-32@60
For my Powermac G4, MDD FW800, 2GB Ram, Radeon 9800 Pro (flashed PC card) 1920x1080 monitor:
live video=radeonfb:1920x1080-32@60 snd-powermac.blacklist=yes
Hope this helps.
ディスプレイ関係なのだな、旧ドライバはblacklistにあるってことかな?
live video=radeonfb:1024x768-32@60
起動せず、24bitでないかと思い
live video=radeonfb:1024x768-24@60
起動せず、blacklistを追加してみて
live video=radeonfb:1024x768-24@60 snd-powermac.blacklist=yes
ライブCDは起動したが「snd-powermac.blacklist=yes」のみと同様(画面が見えない)
・・・
判らないので12.04をクリーンインストールしてアップグレードした(これでも問題ない)
施した設定(逐次追加予定)
$ sudo apt-get install firmware-b43legacy-installer
・・・
接続設定する
最高クロックの800MHzで利用していると熱の発生が多くファンが回りっぱなしになるので静音性が損なわれる
ubuntuの時もそうだったので通常時600MHz運転にしていた
lubuntuでは600MHzでも十分使用に耐えるので常時600MHzでも良さそう
$ sudo apt-get install cpufrequtils
・・・
$ sudo vi /etc/default/cpufrequtils
GOVERNOR="powersave"
MAX_SPEED="800MHz"
MIN_SPEED="600MHz"
$ sudo /etc/init.d/cpufrequtils restart
以下のコマンドで
$ sudo cpufreq-set -g {powersave|performance}
powersave: 600MHz(実際は606MHzのようだ)
performance: 800MHz(実際は798MHzのようだ)
となる(直接クロックの指定も可能、詳細はcpufreq-setを参照のこと)
※)起動時powersaveを指定しているのにデスクトップ処理完了あたりでperformanceに変更される(何故?)
$ sudo apt-get install xfce4-cpufreq-plugin
クロック表示しかできないので、ubuntuで利用していた動作クロック操作をインストール
$ sudo apt-get install indicator-cpufreq
パネルのアイコンは正常に表示されないが動作はする(クロック変更もできる)
左ボタンだけでは困るMMIなので中・左ボタンを使えるようにする
尚、初期でF11に中ボタンF12に右ボタンが割り当てられている
$ sudo apt-get install mouseemu
・・・
$ sudo vi /etc/default/mouseemu
MID_CLICK="-middle 29 272" # Left Ctrl + click
RIGHT_CLICK="-right 125 272" # Left Apple Key (LEFTMETA) + click
$ sudo /etc/init.d/mouseemu restart
標準で入るXfceの電源管理ではバッテリーを認知しない(削除するとディスプレイを閉じた時サスペンドとかできなくなるので残しておくこと)
iBook専用もあるが今ひとつ、ubuntuで利用していた電圧メータ付きが良かったのだが利用できないのでシンプルなxbattbarを利用する
$ sudo apt-get install xbattbar
自動起動の登録(デスクトップセッションの設定に表示される)
$ lxshortcut -o ~/.config/autostart/xbattbar.desktop
余計なものを動作させない(以下をOFF)
※)OFFにしても起動されているような気がする(管理ディレクトリからアプレットの登録を削除しないとダメなのか)
$ df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/sda3 14011604 2738512 10561328 21% /
udev 309484 4 309480 1% /dev
tmpfs 126980 688 126292 1% /run
none 5120 0 5120 0% /run/lock
none 317440 0 317440 0% /run/shm
$ sudo vi /etc/sysctl.conf
(以下の行を追加)
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1
$ sudo sysctl -p
ifconfigで「inet6アドレス:~」行が無いことを確認
Turion64のubuntu serverが利用できなくなり不便なので急遽D2700DCにubuntu serverをインストール
インストール自体は特に問題もなくすんなり完了し目的は果たした
ついでに不良となったであろうマザー(K8M800-754)の復旧の見込みが薄いので、常備のubuntuサーバとしての利用も考えて、旧世代電源を搭載しているが都合の良いケースに変更
確認事項
消費電力
上記から利用用途を再検討
VGAを装着しての利用はやはり止め、次期ホームサーバとして玄箱からの移行を考えてみることにした
そこで現状のケースでは大きすぎるので専用のケースを製作してみようかと思う
まずはこの位のスペックかな