新Webサーバ用のUPSのバッテリーを作製
今回のUPS用バッテリーは単4充電池8本を使った組電池にする(単3では容量的に必要ないので小型となる単4にした)
充電池は100均で準備しようとしたが,どこに行っても売り切れ(円安のせい?)だったのでAmazonで(Amazonの)ニッケル水素充電池を8本購入
スポット溶接器の改造(その1)
組電池はスポット溶接するつもりで,前に制作したスポット溶接器を使うため(前回完成していなかったので)少し改造
①フットスイッチ
元々フットスイッチにするつもりで購入していたのを付けた
スイッチはB接点(NC)で充電しA接点(NO)で溶接するように接続
②溶接棒を追加
本体と溶接棒を一体化していたが自由度を上げるため溶接棒を延ばせるようにした(線はsq5.5を採用)
※)溶接棒が長すぎたので後で短くした(線も300mmに短縮)
改造後,ニッケル板で試し溶接してみたところ,まったくのパワー不足で溶接できないことが判明
前はそこそこは溶接はできていたと記憶していたので全体の再確認で長い期間を消費してしまった
スポット溶接器の改造(その2)
パワー不足のようなので12Vから24Vまで電圧調整して動作にすることにした
また回路を再調整,スイッチONで全電荷を放出するよう変更
- ケミコン電圧でゲートに印加していたのを電源に変更
- 溶接電圧を24Vまで可能にするためゲート電圧制限のツェナーを追加
- ケミコンの充電電流を100mA位に制限
ニッケル板で試したところ十分な溶接結果となり満足
ケミコンの充電電流は電源のCCモードで調整
オシロで放電状態を観ると綺麗に放電されていないが1.6ms位で放出(縦メモリ5V)
充電池をスポット溶接
先ずは充電池をスポット溶接する前に乾電池で試す
失敗
- まずニッケル板の上から溶接しても付かない(付いても簡単に外れる)
- 乾電池の極板とニッケル板で溶接してみるとバチっと派手な音がするがニッケル板はまったく付かないで溶接棒が付いてしまう(上左)
- 極板には派手な溶接痕が付くがニッケル板には僅かな凹みができるだけで付かない(上右)
YouTube等で溶接できているビデオを拝見すると溶接時間としては瞬間ではなく少し長い時間で溶接点が赤く焼けているようになっている
少々の時間大容量の電流を流して溶かさないと駄目なように感じた
対策としてケミコンの容量を増やすことになるが必要量がはっきりしないので厳しい
別物として12Vバッテリーを使った溶接器を再作製を考えたが断念
今回の組電池は半田付け
あまり良くはないがこのままでは新サーバへの移行に時間が掛かるので半田付けで作製することにした
このような場合に使えるかと保管しておいた使用済「はんだ吸取線」を利用
物干し竿カバーを被せようとしたが電池を2段にしたため入らなかったのでビニールテープで固めた(内側は半田付けする際に使用したマスキングテープ)
スポット溶接器
Amazonで中華製が安価に手に入るが作る楽しみに勝る物はないので将来再挑戦を考えることにする
実はスーパーキャパシタ(3.3F)と(ちょっと怪しい)FET(IRF1404)は準備していた